Illustrator:テキストにシャドウ付きの立体エフェクトを掛ける

150616_rittai_top

以前の記事の発展版。Illustratorを使用し、テキストを立体的に見せ、長いシャドウのエフェクトを付けるチュートリアルです。シャドウには粗い砂のようなテクチュアも入れました。

Contents

  1. テキストを立体に見せる
  2. 横に伸びるシャドウをつける
  3. シャドウを一文字ずつに分けて、点描の様なテクスチュアを付ける

—-

1.テキストを立体に見せる

150616-0001+

ベースとなるテキストを用意。今回は[天地150mm×左右200mm]のアートボードに[C:100% / M:100%]で背景色を全面にベタ。テキストカラーは背景色の[20%]、フォントは[Zurich Bold Extra Condensed BT(Bitstream版のUnivers)]を[160Q / オプティカル / トラッキング70]で配置。

150616-0002+

立体に見せるため、アピアランスパレットで背面に新規の塗りを作成。塗りのカラーは背景色の[50%]に設定。[アピアランス]パレットで[新規効果]>[変形効果]を選択し、[変形効果]パレットにて[垂直方向:0.1mm / 35コピー]と設定して立体の部分を作成する。

150616-0003

150616-0004

2.横に伸びるシャドウをつける

過去記事「Illustratorで長いシャドウのエフェクトをつけるチュートリアル」で紹介している方法で、長いシャドウを作成します。

1.の立体部分のアピアランスを背面に複製し、塗りをグラデーションに設定。[変形効果]>[垂直方向:3.5mm / 0コピー]、グラデーションは[K:50% → 白 / 角度:135°][描画モード:乗算]に設定。

※[垂直方向:3.5mm / 0コピー]とは、1.の立体部分のアピアランスが[垂直方向:0.1mm / 35コピー]なので、最下部のオブジェクトから影が伸びているように見せるため、[0.1mm×35=3.5mm]の計算式にて割り出したもの。

150616-0006_1

150616-0006_2

150616-0006_3

上記の[変形]を選択した状態で[新規変形効果]を作成。

150616-0007_1

効果を二重でかけることになるので、以下のウィンドウが出ますが、[新規効果を適用]を選択。

150616-0007_2

[変形効果]ウィンドウにて[水平方向:0.2mm / 垂直方向 / 0.25mm / 100コピー]と設定し、横に伸びるシャドウを作成。

150616-0007_3

[アピアランス]パレットで[新規効果]>[パスファインダー:追加]を選択し、シャドウをまとめる。この時、[追加]の効果が変形の下に来るように注意。

150616-0007_5

150616-0005+

3.シャドウを一文字ずつに分けて、点描の様なテクスチュアを付ける

2.のままだとシャドウがまとめて付いているので、一文字ずつ付くように調整します。

2.の状態のまでものを一旦[グラフィックスタイル]に登録。

150616-0009_1

ベースのテキストまで戻り、フォントを[アウトライン化]、[グループ解除]して、一文字ずつに分ける。

150616-0009_2

登録したグラフィックスタイルを適用。

150616-0009_3

一文字ずつシャドウがつきましたが、下図のような、影同士の重なりが気になるので調整する。

150616-0009_4

[レイヤー]パレットの◯の箇所を選択し、文字のレイヤー全体を選択した状態にし、[透明]パレットにて[グループの抜き]にチェックを入れる。

150616-0009_5

150616-0009_6

これでシャドウの重なりがスッキリしました。

150616-0009_9

最後に、シャドウに点描の様なテクスチュアを入れます。

[アピアランス]パレットで、[効果]>[粒状フィルム]を適用。

150616-0009_10

[粒状フィルム]を[粒子:20 / 領域のハイライト:17 / 密度:10]で設定。(下図はSの字のもの)

150616-0009_11

これで、シャドウにテクスチュアが入ります。(※粒状フィルムをかけるとシャドウのカラーがK100%になるので、濃い場合は、透明度を調整して濃度を下げる。)

150616-0009_12

改めて、[グラフィックスタイル]に登録し、全文字にスタイルを適用して、完成です。

150616-0009+

●バリエーション

150616-0010+1

150616-0010+

書体をスクリプト体などに変えたり、[ワープ]の効果で変形させたりすると、また面白い表情になります。

●データ

今回の制作サンプルデータ公開しています。以下よりダウンロードして下さい。

 

作業環境
OS:OSX 10.8.5
Application:Adobe CS5
はてなブックマーク - Illustrator:テキストにシャドウ付きの立体エフェクトを掛ける
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA