古き良き日本の生活を追体験できる宿…「NIKKO INN」に行ってきました

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お盆休みに、以前から気になっていた、栃木県にある「NIKKO INN」という宿に宿泊してきました。

ContentsNIKKO INNとは?場所宿泊システム客室―築70年の住宅を改装した「momo」キッチン食事(食材)についてバス・トイレまとめデータ

NIKKO INNとは?

「書院造に泊まって日本を知る」
目新しい欧米文化を次々に受け入れてきた日本ですが、昔の日本には欧米人にも衝撃を与えたすばらしい生活文化がありました。日光インは日本の生活文化が凝縮した伝統的な住宅様式「書院造」に滞在することを通して、日本人が日本を再発見したり、日本を訪れた外国人が日本の素顔に出会えるよう、「Hello Japan」をキーワードにサービスを提供しています。
http://www.nikko-inn.jp/#!concept/c1ztv

場所

東武日光線の「下小代」という駅から徒歩0分の場所にあります。
北千住から東武スカイツリーラインに乗車して2時間くらいで着きました。

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下小代駅は無人の駅。

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駅の目の前にある NIKKO INN の事務所。ここがフロントになっています。

調味料や食材などの購入や、本や自転車をレンタルすることも出来ます。

宿泊システム

人数に応じて、5種類ある「書院造」の建物を、一棟丸ごと貸切で宿泊する事ができます。

キッチンには備え付けの調理器具や調味料が用意されているおり、食事は基本的には自炊です。(後述)

部活の合宿所のように考えてもらえると分かりやすいと思います。

客室―築70年の住宅を改装した「momo」

今回、2泊3日で宿泊したのは、こちらの「momo」という部屋(建物)。

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4.5帖の部屋が2部屋に広めのキッチンがあるタイプ。滞在中は料理をしっかりしたかったのでこの部屋を選びました。

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昔ながらの「土間」も良い雰囲気です。

居間

4.5帖の居間は以下のような感じ。障子と畳の部屋は、とても落ち着きます。

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この居間には主に、以下の様な特徴があります。

エアコンは無し

昔ながらの日本の生活を体験してほしいというコンセプトからだと思いますが、NIKKO INNの宿には基本的にエアコンがありません。

「momo」の部屋も、暖房と扇風機はありますが、エアコン(冷房)はありません。

私が宿泊した時(2015年8月14−16日)は丁度、暑さのピークを過ぎていたようで、窓を開けて風を通せば快適に過ごせましたが、真夏のピーク時は相当暑そうです。

※今年から、広めの「Satsuki」と「 Tsutsuji」の部屋にはエアコンが設置されたようです。

wifi完備

wifiが完備されているので、便利です。iPadも無料で貸してもらえるようです。

天井埋め込み式のスピーカー

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上の写真、床の間の壁面に3つの黒い点が見えると思いますが、これは、スピーカーのジャックとボリューム調整のダイアルになっています。

iPodなどをこちらのジャックに繋げると、天井に埋め込まれているスピーカーから音楽を流すことが出来ます。

今回は使いませんでしたが、友達など、大人数で行ったらかなり盛り上がりそうです。

こういった、wifiやスピーカー等、現代の生活の便利な要素と、昔ながらの趣のある家屋での暮らしとのバランスの取り方はとても上手いと感じます。

照明は暗め

照明があまり明るくないので、夜はかなり部屋が暗くなります。読書も出来ないくらいなので、せっかく本を持っていったのに読めなくて残念でした。もう少し調光出来るものか、読書用のスタンドライトなどがあると良いと思いました。

キッチン

こちらが「momo」のキッチン。

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水回りはとても綺麗に整っていて、シンクも広くて快適です。

キッチン周りには、冷蔵庫、炊飯器、ケトル、包丁…などのひと通りの調理器具や、しょうゆ、塩コショウ、砂糖…などの基本の調味料は揃っています。

備え付けの物意外にも、七輪や土鍋など、有料ですがレンタル出来る用具や、バターやオリーブオイル等、使い切りの調味料を事務所で購入することが出来ます。

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この時は丁度、大きい方の電気コンロが壊れてしまっていたので、通常だと有料のレンタル品である電気コンロを無料で貸してもらえました。

気になった所

冷蔵庫の小ささと、欲を云えば電子レンジも欲しかったです。

後述しますが、一番近いスーパー・直売所まで徒歩で30分かかる距離なので、頻繁に買い出しに行くことは(車であっても)難しいと感じました。

なので、出来れば、その日使う食材を買い溜めしておきたいのですが、設置されている小型の冷蔵庫だと2人分の食材でもかなり厳しかったです。

連泊での滞在が推奨されているので、やはり、もう少し大きな冷蔵庫が欲しいところです。

また、電気コンロは、どうしても温まりにくいので、このキッチンをフルで活用するのであれば、電子レンジもあったら良かったです。

食事(食材)について

周辺には飲食店も殆ど無いので、NIKKO INN 滞在中の食事は基本的には自炊です。

食材は近隣では以下の場所で購入できます。

野菜の直売所

宿から徒歩30分の場所に農協の直売所があり、野菜は大体、こちらで購入しました。瑞々しい地元の野菜がとても安く販売されています。

営業時間が 7:30-16:00 までなので、なるべく早い時間に行ったほうが商品がたくさんあります。

宿からの距離は結構ありますが、途中、林の中を抜ける遊歩道があるので、そこを通るのが心地よく、良い散歩になりました。

個人スーパー

直売所の近くに、「フレッシュマートたかざわ」という小さなスーパーがあり、ここには野菜の他、肉なども売っています。

品数は多くはないですが、こちらは19:00まで空いているので、直売所が閉まった後でも買うことが出来ます。

その他、食事に関して

上記の店舗で購入する意外にも、近隣の蕎麦屋や寿司屋から出前を取る事も出来るそうです。(蕎麦屋は前日までに予約が必要)

・フロントで野菜を販売

サイトには「地元で取れる野菜をフロントで販売しています」と書いてあったのですが、私が泊まった初日は販売が無かったので、日によって販売があったり無かったりのようです。

また、量も少ないようなので、一品くらい買い足す…くらいなら良さそうですが、基本的には食材は、別の所で購入して持ち込む考えでいた方が良いと思います。

・朝食に関して

フロントで買える朝ごはんセットというものがあるのですが、フロントにはスタッフの方がいたりいなかったりなので、食べたくなってから買うというよりは、前日の内に買える時に買っておいた方が良いと思います。

・小分けの調味料はかなり便利

備え付け以外の調味料はフロントで小分けで販売されていて、こちらはかなり便利でした。バターやオリーブオイルなど、一食で使える分量が30円などの低価格で買えるので、とても重宝しました。

バス・トイレ

どちらも整備されていてとても綺麗でした。

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浴槽自体は、元からあったものを活用しているようです。大きな窓があり、外の景色を眺めながらの入浴はとても気分が良かったです。

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脱衣カゴも趣があります。

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トイレも新しいものなので、海外からのお客さんも安心出来るのでは無いでしょうか。

まとめ

初日は、スーパーまで徒歩30分、近所にコンビニも無い状況に、さすがに不便さを感じていましたが、2泊3日の里山での滞在を終えて、自分の住む街に帰ってきた時、「なんとたくさんの人と物があるのだろうか!」と、これまでまるで思ったことの無かった印象を持ってしまいました。

自然に囲まれた環境の中で「起」きて、「寝」て、「散歩」をし、「料理」をし、「食事」をしていく内に、本当に必要な物は何なのか?「生活する」とはどういう事なのか?を純粋に見つめなおすことが出来ました。

次は是非、別の部屋にも泊まってみたいです。

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事務所の側の日本家屋にて飼われているヤギ
NIKKO INN
Address: 〒321-1107 栃木県日光市小代333−4
Tel: 0288-27-0008
Website: http://www.nikko-inn.jp/

投稿者: Shu Watanabe

I was born in Tokyo, Japan in 1982. Editing photo book and exhibitions of young photographers, handling book design and others, while teaching information design and marketing at educational institutions. The fun of the design process visualizing the stories of objects, As a medium that can convey different messages depending on how to edit I am pursuing photo book and photograph should be. 1982年東京生まれ。デザイナー、編集者。 教育機関で情報デザインやマーケティングを教えながら、若手写真家の写真集や展示の編集から、ブックデザインなどを手がける。 対象の持つストーリー性を視覚化するデザイン過程の面白さ、編集の仕方によって異なるメッセージを伝えることのできるメディアとしての写真集、写真のあり方を追究している。

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