Fontset:『こぶりなゴシック + Clear Tone SG』で今風の書体を作る

合成フォント(fontset)の研究です。

ゴシック体で本文を組む時、こぶりなゴシックを使うことが多いです。
完成度の高い書体なのですが、従属の欧数字は細長くて、やや和文のエレメントに合っておらず、古さも感じるので、欧数字だけ別の書体を組み合わせる事が多いです。

今回はこぶりな同様にモリサワパスポートに入っている新ゴ用に用意された欧文書体『Clear Tone SG』と組み合わせて、より洗練された、新しい印象になる合成フォントを作ります。

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設定

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こぶりなゴシックW1の場合のInDesign設定画面です。

[半角欧文]と[半角数字]のフォントをMO Clear Tone SG の[Extra Light]に設定しました。

その際、Clear Tone SG は新ゴ用に開発された欧文書体なので、そのままだとこぶりなよりも字面が大きく感じます。

なので、[サイズ]を95%に縮小して、和文と大きさを合わせます。

こぶりなにはW1、W3、W6のウェイトがありますが、全ての場合でこの縮小は設定したほうが良いです。

書体見本

比較用に、左側に、こぶりなの従属欧文をそのまま使用しているものを入れました。

1.こぶりなゴシックW1 + Clear Tone SG [Extra Light]

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2.こぶりなゴシックW3 + Clear Tone SG [Regular]

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3.こぶりなゴシックW6 + Clear Tone SG [Demi Bold]

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このような感じになります。

Clear Tone は 「G」や小文字の「L」のデザインが特徴的で、従属のものと比べると大分イメージが変わります。

IT・情報系の媒体や会社案内などの本文に使えそうな合成フォントです。

投稿者: Shu Watanabe

I was born in Tokyo, Japan in 1982. Editing photo book and exhibitions of young photographers, handling book design and others, while teaching information design and marketing at educational institutions. The fun of the design process visualizing the stories of objects, As a medium that can convey different messages depending on how to edit I am pursuing photo book and photograph should be. 1982年東京生まれ。デザイナー、編集者。 教育機関で情報デザインやマーケティングを教えながら、若手写真家の写真集や展示の編集から、ブックデザインなどを手がける。 対象の持つストーリー性を視覚化するデザイン過程の面白さ、編集の仕方によって異なるメッセージを伝えることのできるメディアとしての写真集、写真のあり方を追究している。

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