『文字組デザイン講座』という超マニアックな文字組本が発売されました。

これは何?

エディトリアルデザインを中心に数々の名著のデザインを手がけたデザイン事務所、「デザイン実験室」のアートディレクター、工藤強勝氏が2018年に刊行した新刊です。

雑誌・書籍・ポスターなど、工藤氏が実際に手がけた仕事を作例として使い、どのように版面レイアウトや書体の設定をしているかというテクニックを超マニアックに解説している1冊です。

本書は雑誌『デザインノート』に連載された内容に、新規記事を加えて再構成しているので、雑誌連載時に読んだ方でも満足できる内容になっています。

本書を購入した理由

私は工藤氏のデザイン実験室に、独立前5年半ほど勤めており、実際のデザイン業務を通して大変貴重な勉強をさせていただきました。

本書の連載第一回の記事は、まだ私が事務所に在籍していた時期だったので、連載用のフォーマットデザインデータは工藤氏のディレクションの元で私が作成しています。

自分が関わった仕事が掲載されているという点は勿論、改めて工藤氏のデザイン理論を振り返り、勉強をし直したいという思いから購入しました。

使う時・場面

グラフィックデザインをする時、必ずと言って良いほど「文字を扱う」場面があると思います。

  • どんな書体(フォント)を選べば良いか?
  • 最適な文字サイズは?
  • 読みやすい行間、字間は?
  • 明朝体とゴシック体、日本語と英語との組み合わせ方は?

など、様々な疑問点が出てきた際に本書を読めば、工藤氏が実際の仕事で手がけた文字設定が詳細に掲載されているので参考にする事が出来ます。

超一流のデザイナーの何十年というデザイン経験の一端を2500円程度で手にする事が出来るのです。

こんな人にオススメ

デザインを勉強中の学生や新人デザイナーさんは勿論、社内に自分しかデザイナーがいない会社にお勤めのデザイナーさんなども、デザインの指針として読んでおいて損の無い一冊です。

使い方

工藤氏の「指定紙」と呼ばれるデザイン指示書が掲載されているのですが、文字が結構小さいのでルーペなどで拡大しながら解読するのがオススメです。

どこで購入するか

デザイン書を取り扱っている書店か、Amazonなどで購入出来ると思います。

こういったデザイン書は、ニーズがニッチなので初版で絶版になる事もあるので、気になった方は早めに購入されるのが良いと思います。

【工藤氏のその他の著書】

デザイン解体新書

編集デザインの教科書


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Thank you for reading this article!

投稿者: Shu Watanabe

Graphic Designer.

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