パリ5区の広大な植物園の中にある「自然史博物館」。

3つのギャラリーの内一つ「鉱物学と地質学のギャラリー」に行きました。観たことが無い様な珍しい鉱物や宝石が一同に展示されています。

館内のアートディレクション・デザインもダイナミックで洗練されておりデザイナーとしても大変刺激を受ける場所でした。

Contents

訪問した動機

2014年にパリに旅行した際、「自然史博物館」の展示室の一つ「進化の大ギャラリー」を訪問し、その展示のダイナミックさやディレクションのクオリティに圧倒されました!

元々鉱物を見るのも好きだったので、こちらの鉱物館の方も是非観たかったのですが、あいにく長期の改装期間中で観ることが出来ず。。。

今回パリを再訪し、念願の展示を観ることが出来ました。

起源

パリの自然史博物館は、1635年にフランス国王ルイ13世が創設した「王立薬草園」に端を発しています。

訪問した季節・時間帯

2017年8月28日の午前11時頃に訪問しました。夏の終わり頃でしたが快晴で気候も良く、とても気持ち良かったです。

入場料

大人1名7ユーロでした。

チケットは施設のWebサイトから購入できます。
https://www.jardindesplantesdeparis.fr/fr/programme/galeries-jardins-zoo-bibliotheques/galerie-mineralogie-geologie-2769

館内の雰囲気

会場内で撮影した写真で館内の雰囲気をお伝えします。

神殿のような建築
「TRÉSORS DE LA TERRE:地球の宝物」と書かれた展示の案内板
A la découverte du monde mineral:鉱物の世界を発見する

パネルのフォントやデザインにも国毎の特徴が見られます。

スラブセリフ書体の使い方が素敵です。

Les cristaux géants du muséum:美術館の巨大なクリスタル
キャプションも石っぽいテクスチャ。フォントの組み合わせ方の勉強になります
巨大な鉱物の数々
グレーのバックにライティングをすることで鉱物の形が綺麗に浮かび上がります
珍しい鉱物が並びます
マイタケのような形の巨大な鉱物
柘榴のような鮮やかな赤い鉱物
とても鮮やかな紫色をしています
ピロモルファイト
人と比べるといかに大きい鉱物か分かります
「TERREUX」は「土の」という意味
「soyeux:絹のような」

キャプションのフォントも何種類かあり、使い分けているようです。

アダマンチン
「vitreux:硝子体」海の珊瑚のような形です
「submétallique:準金属」「MÉTALLIQUE:金属」
作品の内容を解説するパネル
モンスターのような鉱物!
お面のように見えてきます

こんな人にオススメ!

パリ自然史博物館の「鉱物学と地質学のギャラリー」はこんな方にオススメです。

  • 石や宝石などの鉱物が好きな人
  • ダイナミックで洗練された展覧会のデザイン・ディレクションを勉強したい人
  • 静かな室内でゆっくりと展示を観たい人

場所について

Gallery of Mineralogy and Geology|鉱物学と地質学のギャラリー

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