私はグラフィックデザイナーですが、今の時代、デザインを作るだけでなく、自分が携わる商品や企画が、売れるかどうか?/欲しい人がいるかどうか?を考えて関わる事が重要だと思い、マーケティングの勉強を始めました。

本屋で様々な参考書を見て、実際に買って読んだ中から、私が特に勉強になったと感じたオススメのマーケティング入門書を5冊、ご紹介します。

Contents

  1. 大学4年間のマーケティング見るだけノート
  2. 知識ゼロでも今すぐ使える! ビジネスモデル見るだけノート
  3. マッキンゼーで学んだフレームワークの教科書
  4. 9のフレームワークで理解するマーケティング超入門
  5. はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ

大学4年間のマーケティング見るだけノート

大学4年間のマーケティング見るだけノート

本の概要

マーケティングとは何か?何の役に立つのか?という基本的な用語の説明から、具体的な企業・サービスを例に出してブランディングや商品開発について解説している本。

全ての項目にイラストがふんだんに用いられているので、大変分かりやすい解説書となっています。

購入した理由

そもそも、マーケティング(Marketing)という言葉の意味から何なのか?学びたい、と思っていたので本屋さんでこの本を見かけてすぐに購入しました。

イラスト入りで見やすく、事例も新しい内容が多いのでこの本を読み込むだけでマーケティングの基礎的な知識が身につきます。

著者(監修)

平野敦士カールさん。ハーバードビジネススクールの招待講師も務められている経営コンサルタントの方です。

使用シーン

「STP」「4P(マーケティング・ミックス)」「3C分析」「PPM」など、マーケティングで使用される用語について即座に理解したい時。

マーケティング手法が実際の企業・サービスにおいてどのように活用されているのかを知りたい時。

価格

定価:本体1,100円+税

特徴

  • 親しみのあるイラストがふんだんに使用されていてわかりやすい
  • マーケティングの基礎用語から現在進行系の最新の事例まで紹介
  • たった1,100円でマーケティングの基礎が身につく

こんな人にオススメ

  • マーケティングを学び始めた学生、新社会人
  • 最新のマーケティング事例を知りたい社会人

購入先

大学4年間のマーケティング見るだけノート

知識ゼロでも今すぐ使える! ビジネスモデル見るだけノート

知識ゼロでも今すぐ使える! ビジネスモデル見るだけノート

本の概要

次世代のスタートアップ企業や、圧倒的なシェアを誇る大企業など、いま押さえておくべき企業の優れたビジネスモデルをわかりやすいイラストを用いて紹介している本です。

購入した理由

書店で前述の「マーケティング見るだけノート」と並んで販売されていたのでセットで購入。

「見るだけノート」が基礎的な用語の説明が中心だったので、より具体的に、現在最先端の企業の事例を知りたいと思い購入しました。

著者(監修)

こちらも、平野敦士カールさん。

使用シーン

「Amazon」「Netflix」「facebook」など、多くの人が普段目にして活用しているサービスがなぜここまでシェアを拡大出来たのか、ビジネスモデルの秘密を知りたい時に読んでいます。

また、「YAMAP」や「PayPay」「Slack」など、これからさらに拡大していきそうなサービスについても紹介されているので、新しいビジネスモデルを知る際にも役立ちます。

価格

定価:本体1300円+税

特徴

  • 親しみのあるイラストがふんだんに使用されていてわかりやすい
  • 誰もが知っている大手企業・サービスから、これからブームになりそうな新興サービスまで、注目のビジネスモデルを掲載

こんな人にオススメ

  • 最新のビジネスモデルを学びたい学生さん・社会人の方
  • 企業の企画・マーケティング担当の方

購入先

知識ゼロでも今すぐ使える! ビジネスモデル見るだけノート

マッキンゼーで学んだフレームワークの教科書

マッキンゼーで学んだフレームワークの教科書

本の概要

世界最強のコンサルティング・ファーム「マッキンゼー・アンド・カンパニー」などのコンサルティング会社や、学者などが考案したビジネス分析・思考ツールを「フレームワーク」として紹介している本。

課題の発見や、企画の方向性を決める際に活用できる47個のフレームワークを図解で分かりやすく紹介しています。

購入した理由

フリーランスだと1人で色々と考えて決定する事が多いので、何かを考えて決定するときの「決断方法」を身につけたいと思い、購入しました。

著者(監修)

大嶋祥誉さん。実際にマッキンゼーに勤めていた方です。

使用シーン

アイデア出しやプレゼンテーションの順番を構成する時などに、この本に載っている様々なフレームワークを試しています。

定価:本体1,500円+税

特徴

  • ロジカルシンキング、企画立案、プレゼンテーションなどで使える47のフレームワーク
  • 図版を使用したわかりやすいレイアウト
  • 組織のマネジメントや自己分析にも使える

こんな人にオススメ

  • 企業で企画や広報、マーケティングに携わる人
  • フリーランスや中小企業の代表

購入先

マッキンゼーで学んだフレームワークの教科書

9のフレームワークで理解するマーケティング超入門

9のフレームワークで理解するマーケティング超入門

本の概要

  1. ふ(不・負)の字探し
  2. 3C分析
  3. セグメント分析
  4. ターゲティングの5R
  5. ポジショニングマップ
  6. 製品特性分析
  7. 価格決定の3Cの視点
  8. チャネルの“長さ”
  9. AIDMA

マーケティングで有効な上記9個のフレームワークを具体的な企業の事例と共に紹介している本です。

購入した理由

「マッキンゼーで学んだフレームワークの教科書」を読み、様々なフレームワークの手法を知ったのですが、そこからさらに具体的に「どのような企業がどのようにフレームワークを活用しているのか?」が知りたくなり、本書を購入しました。

著者

金森 努さん。有限会社金森マーケティング事務所の取締役社長をされているコンサルタントです。

使用シーン

3C分析やセグメント分析など、マーケティングのフレームワークをより詳しく知りたい時に読んでいます。

価格

定価:本体1,500円+税

特徴

  • マーケティングで有効な9つのフレームワークを詳しく解説
  • 「アネロ」のリュック、「fitfit」、「コメダ珈琲店」など最新の企業の事例を紹介
  • 写真や図版も大きく、わかりやすいレイアウト

こんな人にオススメ

  • 企業のマーケティング担当の人
  • マーケティングを学ぶ学生さん

購入先

9のフレームワークで理解するマーケティング超入門

はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ:「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性

はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ:「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性

本の概要

「カスタマージャーニーマップ(Customer Journey Map)」とは、企業の商品・サービスにユーザーがどのように出会い、購入・評価に至るのかを「顧客の旅」に見立て、地図のように視覚化することで分析するマーケティングの手法です。

この本では、ワークショップ形式でカスタマージャーニーマップを作る方法を紹介しています。

購入した理由

カスタマージャーニーマップに興味があり、そのやり方や効果を勉強したかったので、本屋などを見ていたのですが、こちらの本がイラストなども入っていて分かりやすかったので購入しました。

著者

加藤希尊さん。マーケティングディレクターでカスタマージャーニーマップの研究もされている方です。

使用シーン

何人かのグループで商品やサービスのカスタマージャーニーマップを作るときに進め方の参考にしています。

価格

定価:本体2,000円+税

特徴

  • 「カスタマージャーニーマップ」の意味や効果、基本知識を解説
  • グループでのワークショップの進め方を解説
  • 豊富な図とイラストで分かりやすい

こんな人にオススメ

  • 「カスタマージャーニーマップ」に興味がある人
  • 商品やサービスの成功理由・問題点を視覚化して分析したい人

購入先

はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ:「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性

まとめ

今回ご紹介した5冊はどれも内容がとても充実していて、本の中で紹介している理論が実際の企業でどのように活用されているかという事例も掲載されています。

イラストも多く、マーケティング初心者の方にも分かりやすいので、気になった本がありましたら是非読んでみてください。

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