Google AI Pro(Gemini)を使い始めてから3か月が経ちました。
導入の主な目的は、事務作業の効率化です。今年から新しい仕事が始まったこともあり、削れる手間はどんどん削っていきたいと考え、月額2,900円のプランを契約しました。
果たしてこの金額分の元は取れているのか。無料プランでもできることはありますが、有料版を含む「Google AI(Gemini)」全般のレポートとして、率直な感想をまとめてみます。
Google AI のプラン(クラウド ストレージ付き) - Google One
https://one.google.com/intl/ja_jp/about/google-ai-plans/

便利な点:Google経済圏ならではの強み
Gmailでの文面提案
これがかなり便利です。例えば、単なる確認依頼への返信であっても、一から文面を考えるのは意外と面倒なもの。特に宛名の間違いがないか気を遣うなど、一通なら大したことはなくても、積み重なれば時間と脳のリソースを確実に消費します。
AI Proなら、返信フォームに適切な文面を提案し、宛名まで自動で入れてくれます。あとは挿入ボタンを押して送るだけ。これだけで精神的なハードルがかなり下がりました。
ただ、2026年からGmailでPOPメールの送受信ができなくなるという話もあり、仕事用ドメインのメール運用を今後どうするかは少し悩ましいところです。

「Nano Banana」での画像生成
無料プランでも使えますが、有料プランだとより多くの試行が可能です。私は主にブログのアイキャッチ画像生成に活用しています。
自分のイメージに合ったイラストをパッと生成してくれるので、ブログ更新のモチベーション維持にも一役買っています。
Googleカレンダー・Todoとの連動
「●月●日に▲▲▲さんと打ち合わせ」という予定をGeminiに伝え、「カレンダーに登録して」と頼むだけでそのまま反映されます。GoogleのTodoリストへの登録も同様です。
このシームレスな連携は、ChatGPTよりもGeminiを選んで良かったと思える大きなポイントです。
NotebookLMが便利すぎる
自分で登録したソース(資料)を元に回答してくれる「NotebookLM」は、もはや手放せません。論文や仕事のレポートをどんどん追加していくことで、そのプロジェクトに特化した自分専用のAIに仕上がっていきます。
NotebookLM
https://notebooklm.google.com/
単に便利なだけでなく、AIを「育てている」ような感覚も楽しいですね。

また、NotebookLMを活用するために「スキャンピー」という本の裁断・スキャンサービスも利用するようになりました。
スキャンピー | スキャン代行で本を電子書籍に!
https://scanb.jp/
現物を送るとOCR(文字認識)対応のPDFにしてくれるので、500ページ近い本でもそのままNotebookLMのソースにできます。
膨大な資料から必要な情報を引き出す学習ツールとしてフル活用できるのは、制限の少ない有料版ならではのメリットです。
アイデアの壁打ち・文字起こし
誰かに話すほどでもないアイデアの壁打ち相手になってくれるのは助かりますし、音声データをアップしての文字起こしや要約も非常に精度が高く、会議後の作業が劇的に楽になりました。
気になる点:AI特有の「クセ」と向き合う
スレッド間の連携と「引きずり」
ChatGPTに比べると、スレッドをまたいでこちらの属性や好みを把握してくれる力は、以前は少し弱いと感じていました。2026年4月のアップデートで多少改善されましたが、まだ時々ちぐはぐな返答が返ってくることがあります。
また、スレッド内での「文脈の引きずり」も気になります。
ある時、悩み事を相談している途中で「今日は気分転換にいちごと花を買いました」と書いたことがありました。すると、その後全く別の話をしても、
- 「いちごのように情熱を持って過ごしましょう」
- 「花はただそこに存在するだけで許されます」といった、無理やりこじつけたような格言を毎回入れてくるようになったのです。悪いわけではないのですが、正直「少しくどいな……」と感じてしまうこともあります。
セキュリティと依存への懸念
AIを使う以上、セキュリティ面は常に頭の片隅にあります。最近は話題によって、数日で履歴が消える「一時チャット機能」を使い分けるようにしています。
また、何でもAIに相談しすぎると、AIなしでは思考が止まってしまう人になりそうで、あえて相談しない時間を設けるなど、程よい距離感を模索中です。
結論
今のところ、事務作業が大幅に短縮されている実感があり、月額2,900円の元は十分に取れていると感じています。
あまり真面目に考えすぎて自分を追い込まないためにも、AIに任せられる部分は適当に丸投げして、気楽に構えるのがちょうどいいのかもしれません。
仕事の状況に合わせて判断はしていきますが、しばらくはこの頼れる相棒と一緒に進んでいこうと思います。


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