美大受験生の皆さん、そして指導者の皆さん、こんにちは。
いよいよこの季節がやってきましたね。昨年度(2026年度)の東京私立5美大(ムサビ・タマビ・女子美・造形・日芸)の推薦入試・総合型選抜の過去問および入試結果データが出揃いました。
推薦入試や総合型選抜において、夏前のこの時期に「敵を知ること(出題傾向の把握)」は合格への第一歩です。各大学の公式サイトに散らばっている過去問のPDFや特設ページへのリンクを、見やすく一箇所にまとめました。ぜひブックマークして活用してください!
2026年度 東京私立5美大 過去問リンク集
各大学の公式ページへの直リンクです。試験形式や出題内容、採点基準などが掲載されています。
武蔵野美術大学(武蔵美)
出題内容だけでなく、採点ポイントや合格者作品が細かくチェックできる必読の資料です。
多摩美術大学(多摩美)
学科ごとの詳細な入試結果や、推薦・総合型の実施データが網羅されています。
- リンク: 多摩美術大学 入試過去問題・結果データ
女子美術大学(女子美)
デジタルパンフレット形式で視覚的に見やすく公開されています。
東京造形大学(造形大)
※注意ポイント: 東京造形大の総合型選抜(AO)は、ポートフォリオと面接が中心となるため、現地での実技試験はありません。提出書類の要項をしっかり読み込みましょう。
- リンク: 総合型選抜(自己アピール)入試
日本大学芸術学部(日芸)
日芸ならではのユニークなオーディションや作文、実技の過去問がPDFで確認できます。
講師の視点:過去問を「ただ眺めるだけ」にしないための3つのステップ
過去問が手に入っても、「まだこんなの描けないよ…」と落ち込む必要は全くありません。この時期は、以下の3つの視点を持って資料を眺めてみてください。
- 「どんな言葉」がテーマに使われているかを見る
単にモチーフを描かせるだけでなく、「社会のルール」「境界線」「光と影」など、受験生に何を考えさせようとしているか(出題者の意図)のキーワードを拾い集めてみましょう。 - 合格作品の「技術」ではなく「視点」を見る
合格者作品を見ると圧倒されてしまうかもしれませんが、見るべきはデッサンの上手さだけではありません。「なぜこの受験生は、この構図を選んだんだろう?」「なぜこの色にしたんだろう?」という選択の理由を想像してみてください。 - 試験時間の感覚を意識する
「〇時間でこれを仕上げるのか」という時間感覚を頭の片隅に置いておくだけで、普段のデッサンや構成の練習に対する意識がガラリと変わります。
まとめ:焦らず、まずは「敵の顔」を知ることから
過去問の公開は、受験生にとっての「スタート合図」のようなものです。完璧に解こうと気負わず、まずは「へえ、去年はこんな問題が出たんだな」とパラパラめくってみるだけで十分な一歩です。
ここから夏に向けて、自分の強みをどうポートフォリオや実技に落とし込んでいくか、じっくり作戦を練っていきましょう。応援しています!


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