グラフィックデザイナーの私が、毎朝、コーヒーをハンドドリップしている手順をご紹介します。

マグカップ1杯分(250g)を豆を挽く状態から抽出完了するまで。

以前、コーヒーショップのハンドドリップワークショップで教えてもらった方法を自分なりにアレンジしました。

安い豆でも手順に沿って丁寧にドリップすることで美味しいコーヒーができます。

マグカップ1杯分、250gを淹れる手順です。

1. 豆を挽く

マグカップ1杯分のコーヒー豆:14g

2. ケトルにお湯を沸かす

沸騰したら、お湯の一部をカップとサーバーにいれて温める。(温まったら中のお湯は捨てる)

沸騰したお湯をすぐドリップに使うと苦みが強くなるので、コーヒー本来の風味を楽しみたい場合は沸騰してから少し置いたお湯を使用した方が良いです。

3. ドリッパーにフィルターをセット

フィルターに挽いたコーヒーの粉を入れます。ドリッパーを左右に振って、粉面を平らに慣らします。

デジタルはかりの上にサーバーを置き、その上にドリッパーをセット。はかりを0にします。

4. タイマーで3分を計りながらドリップスタート

まず、ドリッパーの中心に30秒かけて30gのお湯を注ぎます。

5. 注ぎを止め、30秒蒸らす

6. 残り2分のうち、1分30秒くらいかけて、中央にお湯を注ぐ

200gを目指して抽出します。

ここまではドリッパーの中央にだけ注ぎ、円を描いたりはしません。

新鮮な豆を挽いた粉だと、餅の様に山型に膨らんでくるので、それを崩さない様にゆっくりと中央に注ぎ続けます。

7. 円を描くようにお湯を注ぐ

残り30秒で、これまでお湯のかかってない周囲の粉に、円を描くようにお湯を注ぎます。

ドリッパーの中の粉面を全体的にかさ上げするイメージ。

8. 抽出完了したら、ドリッパーを外す

はかりを見て250g抽出されたら、ドリッパーを外します。

ドリッパー内にコーヒーがあっても、3分、及び目的の量が抽出された段階でドリッパーはサーバーから外します。最後まで抽出しきると雑味が出てくるためです。

9. コーヒーをマグカップに注いで完成

補足

1杯分であればサーバーを使用せずに直接カップにドリッパーをセットしてもOKです。

マグカップ2杯分(500g)の抽出量の場合、以下の様になります。

  • 豆の量:27g
  • 最初に注ぐお湯の量:40g

抽出完了までの時間は3分で、変わりません。

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Header Image: Free-PhotosによるPixabayからの画像

投稿者 Shu Watanabe

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