六本木の国立新美術館で開催されている「佐藤可士和展」を観に行きました。

ユニクロやセブンイレブンのPB商品パッケージなど、誰もが知っているブランドのデザイン・ブランディングを手がけるアートディレクター、佐藤可士和さんの大規模な個展です。

会場内、撮影可能な場所がありましたので写真で展覧会の雰囲気をご紹介します。

チケットについて

ネットで事前予約チケットを販売しているので、以下のURLから予約をしてから行くのがオススメです。

https://kashiwasato2020.com/ticket/

展示風景

ボトルに入ったUT(ユニクロTシャツ)。懐かしい!

こちらも懐かしい、Hi-STANDARDのアルバム『ANGRY FIST』!これも可士和さんのデザインだったとは!

可士和さんが手がけたロゴマークが、巨大なオブジェになって展示されています。迫力がある!

Rの中で映像が動きます。

LDHのロゴも!
こちらも懐かしい雑誌『広告批評』のデザインも一時期手がけていたようです
子供のころの作品も展示されています。この頃からすでにデザインセンスの片鱗が

セブンイレブンのPBブランド、セブンプレミアムの商品パッケージが、壁一面に貼られていました。多くの人が触れるデザインなのでかなり色々な制約があると思いますが、その中でもより良いデザインを追求していて、すごいと感じます。

新しい商品が次々と登場するコンビニのパッケージ。詳細な指定紙も展示されていました。これは貴重な資料!

「ふじようちえん」リニューアルのお仕事。過程が書かれていて勉強になります。
お土産ゾーンで販売されていたUT。現在は雑誌のようなパッケージなのですね。
ユニクロ原宿店の内装をそのまま持ってきたかのようなディスプレイ

他にも、ポスターなどのグラフィック作品や店舗の空間ディレクションなど多彩なお仕事が展示されていました。展示の趣向も凝らされておりボリュームも含めてとても満足できる内容になっていました。

様々なお仕事をされている佐藤可士和さんですが、個人的には、ロゴマークや、セブンイレブンのお仕事が、多くの人が目にする日常のデザインをより良く変えているという点でとても興味深かったです。ブランディングにも深く関わってくる部分なので、クライアントとの間に相当な信頼関係が無いと成し遂げられない事だと思います。

デザインに興味がある方だけでなく、ビジネスをする全ての方に観ていただきたい展示だと思いました。

『デザインアート思考』の本もありました!

関連書籍

佐藤可士和の超整理術

デザインアート思考 使い手のニーズとつくり手のウォンツを同時に実現する10のステップ

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