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Adobe Design InDesign Tips

InDesignでJPGやPNGに書き出す時に、塗り足し3mmを含めない方法

InDesignで印刷用に作成したデータからJPGやPNGなどの画像に書き出す場合に、3mmの塗り足し部分を含めないで画像を書き出したい時があります。

そんな時の設定方法をご紹介します。

  1. ファイル < 書き出し < 書き出す画像形式を選択(jpg、png、など)
  2. 書き出しダイアログ内「ドキュメントの裁ち落とし設定を使用」の項目のチェックを外す

この設定で書き出すと、塗り足しを含めないjpgやpngで書き出す事が出来ます。

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Adobe Design InDesign Tips

InDesignで見開きPDFを書き出した際に生じるセンタートンボの食い込み現象とその値

疑問

InDesignで見開きのページをPDF書き出しをする際、トンボをつける設定にするとセンタートンボが塗り足し部分にわずかに食い込む形で作成されます。

この食い込みの値が何mmなのかを調べてみました。

InDesignの見開きドキュメント。シアンが仕上がりサイズ、イエローが塗り足し(ドブ)の3mm分です
PDF書き出しウィンドウ。見開きで書き出しをする際、トンボをつける設定にします
書き出したトンボ付きPDF。センタートンボを拡大すると、、、
トンボが塗り足し3mmの部分に微妙に食い込んでいます。この食い込みの値を調べます


調査結果

InDesignの見開きpdf書き出しで、設定で付けるセンタートンボの塗り足しへの食い込み値は、

0.883mm

このような値になっていました。

単ページでトンボ付きのPDFを書き出す際には起きない現象なのでなぜこうなるかは不明なのですが、この数値を覚えておくと断裁の時などに役立ちそうです。

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InDesign

InDesignのデータ結合で複数レコードを選択出来ないとき

症状

InDesignでデータ結合を行う時、ウィンドウで「複数レコード」を選択することができない。

データをプレースホルダーに設置
「複数レコード」を選択できない!

原因・解決法

ドキュメント内にページが1ページ以上存在すると複数レコードは選択できない。

ページが1ページになるように余分なページを削除しましょう。

ページが2ページ以上あった
1ページだけ残して他は削除
「複数レコード」を選択出来るように!

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DTP InDesign

InDesignで正規表現検索を使い段落先頭に一文字空けを作る方法

InDesignで正規表現検索を使い、段落先頭に一文字空けを作る方法をご紹介します。

正規表現検索・置換する際にどのような文字列を入れれば良いのか、手順を記載。文字組アキ量設定や段落インデントなど他の一文字空け方法との違い(メリット・デメリット)もご案内します。

今回はこちらの文章をサンプルに使い、説明していきます。

1.検索と置換で「\r」を「\r」+「全角スペース」に置換

メニューバーから「編集」>「検索と置換」のウィンドウを開きます。

正規表現のタブを選択し、

検索文字列に「\r」

置換文字列に「\r」と「全角スペース」

を入力します。

\はバックスラッシュです。Macだとoptionキーを押しながら¥のキーを押すことで入力できます。正規表現では一般的にこのバックスラッシュを先頭に入れます。

「\r」の記号は「改行」を意味します。

つまり「\r」を「\r」と「全角スペース」に検索・置換することで、改行の次(新しい行の始まり)に全角スペースが入ることになります。

これで置換をかけるとこのようになります。

2.一行目は手動でスペースを入れる

この検索・置換だとテキストボックスの一行目にはスペースが入らないのでそこは手動でスペースを入力します。

3.全角スペースが2個連続している箇所を検索し、1個に置換する

基本的にはこれで完成です。ただしテキストデータの段階で全角スペースが入っていたりすると、スペースが重複たりする可能性もあるので全角スペースが2つ連続している場所を検索して、1つにします。

検索文字列に「全角スペース」+「全角スペース」

置換文字列に「全角スペース」(1つのみ)

これで完成です。

まとめ

InDesignで段落先頭の一文字空けを入れる際のやり方は他にも色々あります。

文字組アキ量設定や段落のインデントで段落スタイルとして設定する方法、などです。

今回ご紹介した正規表現で空ける方法は、編集の人とInDesignデータを共有する場合や一段落目だけ一文字空けない、などの時に私は使用しています。

設定で自動的に空ける方法の場合、イレギュラーな箇所(カギ括弧の時は一文字空けしない)やデザイナー以外の人とデータ共有する場合、設定を理解し変更するのが難しいというデメリットがあります。

今回のようにスペースを入れる方法であれば、融通が利きやすいです。

他にもオススメの方法などあれば、コメント欄で教えて頂けると幸いです。

今回の作業環境

  • mac OS Sierra
  • Adobe InDesign CC 2018
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DTP InDesign

Adobe InDesignでフォントのアウトラインを取る方法

Illustratorをメインに使用されている方には意外と馴染みが無いかも知れない、InDesignでのフォントのアウトライン方法をご紹介します。

1. テキストを選択する

アウトラインを取りたいテキストを選択ツールで選択するか、 [command + A]で全てのオブジェクトを選択します。

テキストオブジェクトを選択した状態

2. アウトラインを作成する

メニューバーから[書式]>[アウトラインを作成]、またはショートカット[shift + command + O]

これでアウトラインが作成出来ます。

アウトライン作成時の注意点

アウトライン作成したテキストは、その後の文字の打ち換え、編集は不可能

アウトラインをかけたテキストはその後、文字の打ち換えは不可能です(図像扱いになるので)。なので、アウトラインをかける場合はファイルをコピーし、一方をアウトライン用としてわかるようにファイル名を変えておきましょう。

InDesignならではの注意点

Illustratorではアウトライン化により、テキストが崩れる事はあまり無いかと思いますが、InDesignのアウトライン機能では予期せぬエラー(テキストの崩れ)が起きる場合があります。

case1. 文字詰めが崩れる

カーニングをかけていた場合などに、アウトラインをかけると文字詰めが崩れる場合があります。

case2. 段落境界線が消える

テキスト装飾に便利な[段落境界線]の機能ですが、テキストオブジェクトに対しての機能なので、アウトラインをかけてしまうと効果が消えてしまいます。

case3. 表機能で作成した表にアウトラインをかけると、文字だけにアウトラインがかかり、アウトライン前のオブジェクトも残る

表組み周りのアウトラインに一番エラーが起きやすいです。

例えば、上の様な表を選択してアウトラインをかけると、、、

なにかおかしい、、、?

何故か前面に複製されて文字だけがアウトラインに。罫線とセットの物はアウトラインがかかっていない状態で残ってしまいました。

なんとかしようと思い、テキストカーソルで表内のテキストを選択すると、、、

なんとか、罫線を活かしたままアウトラインが取れました。

まとめ:InDesignではアウトラインを取るのはオススメはしない!

まとめとしては、こうなります。InDesignのアウトライン機能は、エラーが起きる可能性がかなり高いので、できればアウトラインは取らないワークフローで進めるのが良いです。

  • フォント環境を揃えて、ネイティブデータで
  • フォントが揃わない場合は、フォントを埋め込んだPDFデータで

上記2つの方法などで入稿データのやりとりをする事がオススメです。


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