掃除や洗濯などの家事が面倒くさい時に、自分を奮い立たせる2つの言葉

掃除や洗濯などの家事はやらなければいけないことなのですが、どうしても億劫な気持ちになってしまいます。
そんな時、少しでもやる気にさせるために自分にかけている2つのマインドセットの言葉(意識)があります。

それは、

1. やらないよりはマシ
2. ルンバになったつもりで


という言葉です。

1.の「やらないよりはマシ」は完璧にやろうと思えば思うほど家事が面倒くさくなるので、やらないよりはマシ、という意識で、50%くらいのクオリティでやることです。

2.の「ルンバになったつもりで」は、(ルンバを使ったことありませんが)綺麗にするというよりも機械的にササッとおこなう、という心がけです。

どちらも、100%を目指さず、50%くらいを目指すという意味では一緒かもしれません。
実際には、取り掛かり始めるとやる気が湧いてきて、細かいところまで掃除/洗濯をする時もあります。

何事も、始めから完璧を目指さず、まず取り掛かってみる、ということは重要ですよね。

モダンデザインとタイポグラフィーを学ぶ:スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書

1950年代から60年代にかけて興った、スイス・スタイルのグラフィックデザインは、モダンデザインの基礎をつくり、グリッドシステムやHelveticaなどのサンセリフ書体など、現代のデザインにも大きな影響を与えています。

そして、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンやアーミン・ホフマン、カール・ゲルストナーなど、スイス・スタイルの時代に活躍したグラフィックデザイナー達は、デザイナーの仕事と並行して、デザイン学校で講師もおこなっていました。彼らは自らのデザイン理論を書籍にまとめています。

今回の記事では、スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達による著書をご紹介します。

スイス・スタイルのグラフィックデザインとは?

スイス・スタイルのグラフィックデザインは、国際タイポグラフィー様式(International Typographic Style)とも呼ばれています。1950年代から1960年代にかけてスイスで生まれました。

その特徴は、グラフィックデザインに対するクリーンでミニマル、そして高度に構造化されたアプローチにあります。スイス・スタイルでは、明快さ、読みやすさ、客観性を優先し、グリッドシステム、サンセリフ書体、視覚的なレイヤーを重視しています。

また、スイス・スタイルのデザイナーたちは、わかりやすく効率的な方法で情報を伝えようとし、左右非対称のレイアウトや限定されたカラーを使用しました。

このムーブメントは、世界中のグラフィックデザインに多大な影響を与え、今日まで続くモダンデザインの原則を形成しています。

スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書

スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書をご紹介します。日本語版がある場合、基本的にはそちらをメインで紹介します。

グリッドシステム グラフィックデザインのために

ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(著)、白井 敬尚(監修)、古賀 稔章(翻訳)

グリッドシステム グラフィックデザインのために

グリッドシステム グラフィックデザインのために

ヨゼフ ミューラー=ブロックマン
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『Grid systems in graphic design』は、スイスのグラフィックデザイナーであり教育者であるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(Josef Müller-Brockmann)(1914-96)の主著であり、本書はその全訳です。

この本は、古代から現代までのヴィジュアルコミュニケーションの歴史的な視点から、グリッドシステムの方法と思想を豊富な具体例とともにわかりやすく解説し、グラフィックデザインの基本書としてデザイナーやタイポグラファだけでなく、デザインを学びたい全ての人々に向けて刊行されました。

Graphic Design Manual: Principles and Practice(英語版)

Armin Hofmann(著)

アーミン・ホフマンの作品は、点、線、形といったグラフィック・フォルムの基本要素に頼りながら、多様なバリエーションを生み出すことで高く評価されています。

この本は、グラフィックデザインの課題に対する方法論的なアプローチを提供する画期的な試みであり、イメージと形の要素は、それぞれの特有の法則に基づいて分析され、探求されています。

本書は1965年に出版されたデザイン・マニュアルの完全改訂版で、彼の考えを現代の技術的な応用に適応させた新しいセクションが追加されています。

明快でミニマルな幾何学的な形やパターンに回帰する時代において、彼の豊富な作品は、現代デザイン実践のための理想的なスタートポイントとなります。

タイポグラフィ─タイポグラフィ的造形の手引き

エミール・ルーダー(著)、ヘルムート・シュミット(監修)、岡本 淳(編集)、ニコール・シュミット(その他)、白井 敬尚(その他)、スミ・シュミット(翻訳)

タイポグラフィ─タイポグラフィ的造形の手引き

タイポグラフィ─タイポグラフィ的造形の手引き

エミール ルーダー
9,350円(04/25 15:43時点)
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この本は、1967年にニグリ社から発売され、エミール・ルーダー(Emil Ruder)の教育と実践から得られた創造的なタイポグラフィに関する知識がまとめられています。

その方法論は、半世紀以上経った現在でも世界中のグラフィックデザイナーやタイポグラファーにとって重要な考え方として参考にされ続けています。

この本は、総合的な章立て、説得力のある論証、豊富な図版、的確な解説によって高い完成度を示しています。また、掲載されている図版は単なる参考図ではなく、著者の洞察と哲学に基づいて選ばれ、構成されたものです。

これらの要素が、本書を単なる「技法書」を超えた名著として特別な存在にしています。

刊行から半世紀以上経ちながらも何度も改訂され、数カ国語に翻訳されながら世界中で読まれ続けていました。そして、ルーダーの精神を受け継いだヘルムート・シュミットが、生前に日本語版の構想を進めていたことから、この翻訳刊行が実現しました。

アシンメトリック・タイポグラフィ

ヤン・チヒョルト(著)、渡邉 翔(翻訳)

アシンメトリック・タイポグラフィ

アシンメトリック・タイポグラフィ

ヤン チヒョルト
3,850円(04/25 15:43時点)
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ドイツの書家、タイポグラファー、ブックデザイナーであるヤン・チヒョルト(Jan Tschichold)の著書。

この書籍は、活字の選択や組版の理論から始まり、色や紙の効果的な使い方にまで及ぶ、タイポグラフィと書物形成の基本的な原則を明快に解説しています。

その内容は今日でも有効であり、世紀を超えて読み継がれる不朽の書となっています。

デザイニング・プログラム

カール・ゲルストナー(著)、永原康史(監訳)(その他)、ヤーン・フォルネル(翻訳)

デザイニング・プログラム

デザイニング・プログラム

カール・ゲルストナー
3,850円(04/25 04:51時点)
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問題の解決ではなく、解決のためのアプローチを重視すると主張したスイス派の伝説的なデザイナー、カール・ゲルストナーの設計方法論。

彼の名著が新たな訳で復刊されました。

カール・ゲルストナー(Karl Gerstner)は、体系的かつプログラム的な思考をグラフィックデザインとアートに応用し、その考え方を先駆的に表現しました。

彼はグラフィックデザイナーとしても成功し、IBM、フォルクスワーゲン、スイス航空などのクライアントを持つ広告代理店の共同経営者でもありました。

彼のアプローチは個々の問題の解決策を追求するのではなく、解決のためのプログラムをデザインすることにあります。

この本では具体的な解説を通じて、デザインプログラムの概念が探求されています。現代デザインに興味を持つ人々にとって、非常に実践的な入門書となることでしょう。

図説 サインとシンボル

アドリアン・フルティガー(著)、小泉 均(監修)、越 朋彦(翻訳)

図説 サインとシンボル

図説 サインとシンボル

アドリアン・フルティガー
6,050円(04/25 15:43時点)
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モダン・タイポグラフィの名匠、アドリアン・フルティガー(Adrian Frutiger)による「記号の形態学」は、長年の経験と研究を経て完成されました。

本書では、視覚的なサインとシンボルが人間の思考の重要な手段であり、伝達の本質であることを、多様な実例を交えて詳しく説明しています。

フルティガー自身による2500点以上の手書きイラストが収録されており、それぞれが魅力的で興味を引くものです。

古代の象形文字や中世の錬金術のサインから現代の企業ロゴまで、彼は世界中のグラフィック文化からエッセンスを取り出し、自在に論じています。

この本は、アートやグラフィックデザイン、装飾の分野だけでなく、文字の歴史、記号論、視覚文化全般、イメージの解釈に興味を持つすべての方にとって必読の書となっています。

まとめ

近年、スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書が日本語訳されたり、復刊されることが増えてきました。

電子書籍になっているものもあるので、気になった本があれば是非読んでみてください。

他にもオススメのスイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書がありましたら、コメント欄などで教えていただけると嬉しいです。

Illustratorで、プロパティの変形パネルに数値入力が出来ない(テンキーが反応しない)場合の対処方法

Illustratorの授業の講師をしていた際に学生さんの作業中に起こった現象。

症状

プロパティパネルの「変形」の欄に、テンキーで数値入力しようとしても、数字が入力できない、という現象が何度か起きました。

テンキーの数字を押しても何も入力されないのです。

プロパティパネル

消費メモリが原因かと思い、Illustratorを再起動しても解消されません。

対処法

もしや、と思い、プロパティパネルではなく、ウィンドウから「変形」のパネルを表示させたところ、こちらにはテンキーで入力することが可能でした。

以前の記事でご紹介した、等間隔に整列で数値が入力出来ない時の対処法と同様ですね。

Illustratorで「等間隔に分布」のウィンドウに単位が表示されなくなる場合の対処法

ただのエラーだと思うのでAdobeさんには対処していただきたいです、、、、。

[日記]2023年6月18日|吉祥寺の「カレー食堂 リトルスパイス」で絶品のレバーカレーをいただく

吉祥寺で仕事のあと、友人オススメのカレー屋さん「カレー食堂 リトルスパイス」へランチをしに行きました。

時間は14時前でランチ時からは少し外れていたのですが、前に2組ほど待っていたので15分ほど待ち、入店。

友人曰く「吉祥寺で一番オススメの店」とのことで、期待大です。
メニューを見てかなり迷いましたが、友人オススメの「ブナカレー」を注文。
このカレーは、鶏レバーが入っているのです。

ブナカレー

せっかく来たのでもう少しオーソドックスなカレーにしておけばよかったかも、、、とも思ったのですが、出てきた「ブナカレー」を食べてみて、これにして良かった!と思いました。

鶏レバーはまったく臭みが無く、プリプリの食感でとてもボリューム感があります。

カレーには、レバーだけでなく、砂肝や豚挽肉も入っているのでそれぞれの風味が掛け合わせられる事で、私がこれまで食べたことの無い美味しさのあるカレーになっていました。

しかも、価格も1000円以内でリーズナブルです。

他のカレーも気になっているので吉祥寺へ行った際にはまた是非訪問したいと思います。

関連ランキング:カレー | 吉祥寺駅

[日記]2023年6月16日|楽天Payアプリが支払い時にQRコードが表示されなくなり、非常に困った

今日、財布を持たずに駅前のドトールに行きました。

最近は、ポイントを貯めるためにできるだけ楽天Payで支払うようにしているのですが、ドトールで支払いをしようとアプリを起動したら、通信エラーなのか、肝心のQRコードがいつまで経っても表示されず。

待っても待っても表示されないので非常に困りました。

そして、自分の後ろには注文待ちのお客さんが次々と並んでいきます、、、、。

もう、注文した商品もトレーに用意してもらっていたのですが、一旦、後ろに並んでいた他のお客さんに譲り、楽天PayアプリのQRコードが表示されるまで待っていました。

ずっと読み込みのグルグルマークが表示されていたのですが、10分後くらいにようやくQRコードが表示され、決済できました。

お店の方にだいぶ迷惑をかけてしまって申し訳ないです。

電波はずっと入っていたので圏外、ということは無いと思うのですが、会計時に使えないようだとちょっと怖いです。

支払い終わってから気づいたのですが、Apple Payに楽天カードを入れていたのでそちらでタッチ決済をすればよかったです。

どちらにしても、スマホ決済といえど一つの支払い方法しか用意しないのは危険だと感じました。
予備の決済方法が必要ですね。