2018年に開催された『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ』を観てきました。
越後妻有駅発のバスツアーを申し込み、まる一日で現代アート作品をたっぷり鑑賞してきました。
ツアーで観た作品を写真と共にご紹介します。
田島征三、ダミアン・オルテガ、クリスチャン・ボルタンスキーなどの作品が規模・内容ともに圧巻でした!
越後湯沢駅に着くとすぐにバスの案内の方が立っていました。
トリエンナーレ開催中は何種類かのツアーが並行しているので、自分が申し込んだツアーを間違えないように注意が必要。
里山アートどうぶつ園
まずはこちらから。広大な広場に動物をイメージした彫刻が点在しています。
レイチェル・カーソンに捧ぐ 〜 4つの小さな物語|藤原吉志子
時空|斎藤義重
うぶすなの家
こちらでツアーのお昼ご飯。みんなでお弁当を食べます。
地場の食材が使われていてとても美味しかったのですが、これから回る作品もまだまだあるので食事時間が短い……。
ツアーなので仕方ないですよね。ササッと食べて『うぶすなの家』の作品を鑑賞します。
表面波/囲炉裏|中村卓夫
風呂|澤清嗣
日常のおもてうら|安藤雅信
天の光、知の光―Ⅱ|羹愛蘭
妻有田中文男文庫|田中文男
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館|田島征三
廃校になった小学校の校舎を使った、絵本作家・田島征三さんの巨大なインスタレーション作品。
『最後の学校』というタイトルでも有名です。
前回来たときも観て、とても感動した作品なので今回もこの作品を通るツアールートを選びました。
新作も追加されてさらにスケールアップしていました。
カラダのなか、キモチのおく。|田島征三
Kiss & Goodbye|ジミー・リャオ
太田島公園|トビアス・プートリッヒ
上郷バンドー四季の歌|ニコラ・ダロ
津南ミュージアム・オブ・ザ・ロスト|リョン・チーウォー(梁志和)+サラ・ウォン(黄志恆)
Untitled project for Echigo-Tsumari|
パオラ・ピヴィ
ワープクラウド|ダミアン・オルテガ
この作品はかなりすごかったです!
天井から床に伸びた糸に幾何学模様状キューブがついていて、中を歩くことが出来ます。
宇宙や細胞の中にいるような体験が出来ました!
最後の教室|クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン
こちらも、今回のコースの目玉!前回訪問した際にも観た作品ですが、その規模、表現共に「これぞ現代アート!」というべき圧倒的な迫力がありました。
間違いなくこの会場でしか観られない展示なので今回も大満足でした!
心臓の鼓動音の作品も、広い空間内で体感すると音の響き方に深みがあって圧倒されました。
影の劇場 〜愉快なゆうれい達〜|クリスチャン・ボルタンスキー
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]|原広司+アトリエ・ファイ建築研究所
以下はキナーレ内の展示作品となります。
トンネル|レアンドロ・エルリッヒ
POWERLESS STRUCTURES, FIG. 429|エルムグリーン&ドラッグセット
ソイル・ライブラリー/新潟|栗田宏一
新潟県の様々な箇所で土を採集し、標本化した作品。
キナーレの屋外にもたくさんの作品がありました
Three Travellers|原広司+アトリエ・ファイ建築研究所
10th DAY MARKET|ひびのこづえ
そば処 中野屋 湯沢本店
越後湯沢駅の目の前にあるお蕎麦屋さんで夕食。
そば処 中野屋 湯沢本店
http://www.umaisoba.com/
お蕎麦と日本酒がとても美味しかったです!
日帰りも出来る時間に終わるのですが、さすがに慌ただしいので以下のゲストハウスで一泊しました。
Sansan Cafe and Bar & Backpackers
http://sansanyuzawa.com/
夏場はオフシーズンなので安く泊まれて、とても綺麗な宿だったので満足です。
「大地の芸術祭2018」、さすがに地方での芸術祭の先駆けなだけあって常設も新規の作品も見応えがありました。
越後妻有の自然や建物とも上手く調和していてとても満足できました!
【公式サイト】大地の芸術祭の里
http://www.echigo-tsumari.jp/
公式カタログ