2018年4月から9月まで森美術館で開催された「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」を鑑賞しました。
千利休による伝統的な茶室の原寸模型から、ライゾマティクスの最新テクノロジーを駆使した映像インスタレーションまで、日本の建築を包括的な視点で紹介している見応えのある展覧会でした。
写真撮影可能だった作品を中心にご紹介します。
北川原 温《ミラノ国際博覧会2015 日本館 木組インフィニティ》
入り口にあった巨大な木組。
伝千利休《待庵》
伝千利休の国宝《待庵》の原寸模型。中に入れるので並んで待ちました。
屋根の飾りなども気になります。
室内はとても風情があります。森美術館の館内ということを忘れてしまいそう。
かなり精巧な模型です。
光の入り方も美しい。
丹下健三研究室《香川県庁舎執務室間仕切り棚》
香川県庁の執務室にある仕切り棚。香川県庁は香川に旅行に行った際に観に行きましたが、建物自体が丹下健三さんの建築となっています。(以下記事参照)
今回の展示はこちら。
交互になっているフタの色が素敵です。
丹下健三《住居(丹下健三自邸)》
こちらは丹下健三さんの自宅。
齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー《パワー・オブ・スケール》
今回の展示で最も印象に残ったのはこちらのライゾマティクスによる映像インスタレーション作品です。
2.5次元とも云えるスケールのフィールドに日本の建築、その構造が立ち現れては移り変わっていきます。
紹介動画もありましたのでこちらを観るとより伝わると思います。
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