2023年の「関東大震災 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式」と国会議事堂前キャンドルデモに参加しました

2023年9月2日土曜日、東京都の荒川河川敷で開催された「関東大震災 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式」に参加してきました。

この年の追悼式では、私は、実行委員会「百年/ペンニョン」のメンバーとして式の運営や、司会、証言朗読などに関わりました。

追悼式

快晴でした
準備の様子
準備の様子

ほうせんかやペンニョンのメンバーだけでなく、地域の方がたくさん手伝ってくださりました。

地域の中にある活動だということを実感しました。

準備の様子
ほうせんかの家

ほうせんかの家は、現在このようになっています。オレンジの屋根と、壁に描かれた虎が目立ちますね。

お昼を過ぎると続々とお客さんがいらっしゃいました。

イベントスタート。

この年の追悼式には600人を超える方が集まりました。

追悼の歌
プンムル

追悼碑も私が見たことが無いくらいにぎやかになっていました。

国会議事堂前キャンドルデモ

夜7時から、国会議事堂前でキャンドルデモが開催されていたので、そちらにも足を運びました。とても多くの方がいて、この事件に注目している人がこれほどいるのかと驚きました。

国会議事堂

メディア掲載

追悼式の様子はいくつかのメディアでも掲載されたので、記事のリンクをご紹介します。

朝鮮人虐殺、若者らが独自の追悼式 「100年で終わりではない」|毎日新聞

証言朗読をノーカットの動画でアップしていただきました

関東大震災直後の“朝鮮半島出身者殺害” 東京・荒川河川敷で追悼式典|日テレnews

https://news.ntv.co.jp/category/society/3c51fd021b8242429b737e50800d0db9

「罪、不逞朝鮮人にある」100年前の新聞の大きなあやまち 今、虐殺の歴史を伝える人々の光景|東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/274461

関東大震災直後の“朝鮮半島出身者殺害” 東京・荒川河川敷で追悼式典|読売テレビニュース

https://www.ytv.co.jp/press/society/detail.html?id=aa6c58a0487c4d67bde010dcc0c085cd

【速報】朝鮮人虐殺の記憶、次世代へ 関東大震災100年、集う若者|共同通信

https://www.47news.jp/9807537.html

朝鮮人虐殺、若者らが独自の追悼式 「100年で終わりではない」|毎日新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/0eeddb1ffcda5d336742f28caca96b02e3b3595a

関連書籍

荒川河川敷での追悼式の歴史を知るにはこちらの本がおすすめです。

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[日記]2023年5月28日/ペンニョンミーティング、ほうせんかの家の草取りと種まき

今日もペンニョンの集まり。

今日は証言朗読チームがほうせんかの理事の方々にインタビューをするという事なので、私も参加させてもらうことに。

11:30に曳舟のサイゼリアに集まり、ランチ&ミーティングをした後、徒歩で八広に移動。

曳舟川通り沿いは、以前関東大震災朝鮮人虐殺にまつわるフィールドワークで一度来たことがあります。

向島警察寮

向島警察寮

ここは、震災時には寺島警察署があった場所です。

ここでも、多くの虐殺があったと言われています。

虐殺があった場所は、このように、警察寮や学校など、住宅以外の半公共の建物が建っている事が多い様です。

ほうせんかの家に到着。

この日は種まきの日でした。

追悼碑の周りの草取りをして、ほうせんかの種を植えます。

まずは草取りから。

草取りの様子

わりと細かい雑草がたくさん生えていて、始めた当初は結構大変そうだな…。と思いましたが、やり始めると集中していきます。

黙々と作業しているうちに、自分でも新たな雑草スポットを見つけて、さらに草取りを進める。

開始から1時間くらい経つと、追悼碑の周りが見違える様に綺麗になっていました。

この日は、私をはじめ、ペンニョンメンバーもいたのでいつもよりかなり多い人数でスムーズに進んだそうです。

掃除が済んだら種まき。

土に少し穴を開けてほうせんかの種を植えて、土をかけます。

この時期に植えると追悼式が行われる9月頃に花が咲くとの事でした。

普段、植物を育てたりしていないので、自分で、草取りをして植えたほうせんかの花を見たら感動しそうで、今から楽しみです。

こういった活動一つ一つが、追悼碑やほうせんかの会の運動を継続する事に繋がっているだろうなと思いました。

その後は、理事の方へのインタビュー。

インタビュー内容は改めて証言朗読チームがまとめて公開されるかもしれないのでここでは詳しく書かないでおきます。

改めて、理事の方々に活動にかける想いを聞くことができて、非常に良い刺激を受けました。

[日記]2023年5月14日/ほうせんかの家でペンニョンミーティング

月に一回開催されるペンニョンのミーティングでした。

八広のほうせんかの家に集合。

ペンニョン(百年)とは、関東大震災で起きた朝鮮人虐殺事件について学ぶ人たちの集いです。

今年は関東大震災から100年。

9月2日に荒川河川敷で開催される100周年の追悼イベントの実行委員会として、毎月ミーティングを重ねています。

私も今年に入ってから活動に参加しています。

ほうせんかの家のペンキ塗り

4月頃からほうせんかの家を綺麗にするためのペンキ塗りを皆でおこなっています。

側面をコーヒーブラウン、正面をアイボリーがかったホワイトに塗り、ここに絵を描いていくのが今後の展開。

ほうせんかの家、正面。アイボリーのペンキで塗ってだいぶ綺麗になりました。

この日は天気が崩れそうだったので、絵のイメージを共有してペンキを買いに行きました。

試し塗りをして、次回の晴れの日に備えます。

使う予定の色を試し塗り。
屋根の塗替えも予定しており、色を検討しました!

お昼

お昼はほうせんかの家で、巨大な鍋に豚汁を作っていただきました。

子供の頃から、こういった大きな鍋で作った汁物を皆で食べることに憧れがありました。ほうせんかの家では、ペンキ塗りをした時など、時折食事を振る舞っていただけるので、自分にはとても楽しい時間です。

ほうせんかの理事、シン・ミンジャさん手作りのコチュジャンを入れて韓国風の豚汁に。

身体もあたたまりました。

手作りコチュジャンは少しですが販売もされていました。

ミーティング

午後は恒例のミーティング。

まずは5月27日に早稲田奉仕園で開催される『隠された爪跡』と『In-mates』の映画上映会イベントについて。

イベントフライヤー

お客さんはかなり集まっているので、当日の人員配置やスケジュール、配布物について話し合いました。

映画はどちらも、私はまだ見た事が無いので、作品を見られるのも非常に楽しみです。

6月のワークショップについて

6月にフィールドワークと、粘土でミニ追悼碑を作るワークショップの企画があるのですが、こちらは2023年5月14日時点ではまだ参加枠に空きがあるそうです。

お申し込みは以下のペンニョン公式サイトをご覧ください。

https://100nyeon-housenka.tumblr.com/

興味がある方はぜひご参加ください。

9月の追悼式について

その後は、9月の追悼式のイベント内容について話し合いました。

どんな事をやるのか、今から話してしまいたい気持ちもあるのですが公式のリリースをお待ちください。

良い式になるように毎月皆で頭を絞っています。

会報

4月に発行されたほうせんかの会の会報で、2ページ分の記事執筆とレイアウトをさせていただきました。

1ページはペンニョンのメンバー紹介。今回は漫画家のかつしかけいたさんとK.Yさんの自己紹介。

2ページ目は2月に参加した墨田区の革工場をめぐるフィールドワークのレポートです。

かつしかさんのイラストに触発されて私も挿絵を描いてみました。

会報はほうせんかの家に行くと貰えると思いますので、ぜひ読んでみて下さい。

ペンニョンの上映会イベントが近づいてきて、楽しみです。

関連リンク

百年 ペンニョン公式サイト
https://100nyeon-housenka.tumblr.com/

ほうせんかの家 公式ブログ
https://housenka1923.hatenablog.com/

早稲田奉仕園 映画「隠された爪跡」&《In-Mates》上映会
https://www.hoshien.or.jp/program/manabiya/studyhall/vol39.html

関連書籍

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