日本科学未来館で「デザインあ展」を体験・鑑賞しました

日本科学未来館で開催中の「デザインあ展」に行ってきました。

会期も後半で、雨の休日だったので空いてるかと思いきや、凄い混雑で大盛況でした。


「デザインあ展」に行く時に気をつけること

  1. 入場券は事前にネットで買っておく
    チケット売り場はかなり混雑するので、以下のサイトからオンラインチケットを購入しておきましょう。
    http://www.e-tix.jp/design-ah-exhibition/
  2. 途中のコンビニなどで軽食と飲み物を買っておく
    混雑している場合は整理券をもらって、時間まで待機する事になります。
    館内に待合室というか、机と椅子が置かれている部屋があるのですが、売店とかは無いので、最寄りのコンビニなどで軽食と飲み物を買ってから行くのがオススメです。
  3. 出来るだけ、友達や家族、恋人などと一緒に行く
    私は一人で行ったのですが、デザインあ展は体験型の作品が多く、一人で体験するにはかなり勇気が必要です。
    誰かを誘って一緒に行った方が展示を楽しめます。

未来館の入り口の前でスマートフォンを使い、オンラインチケットを入手。整理券を受け取り、30分後に入場できました。

会場内で印象に残った作品をいくつかご紹介します。

お弁当に入っている食材を分解して並べている。デザインの解剖っぽい作品

 

様々なパッケージに記載されている注意書きのマーク。そのマークのみを残して他を真っ白にしたパッケージの展示。

道路標識やサインなどに使われている図形を自由に組み合わせる、マークの積み木的な作品。子供にとても人気でした。

ティーポットや牛乳パック、じょうろなど、器と、そこから注がれる液体の形のみを抽出した彫刻。

日本人の名字、人口の多い苗字ほどスペースと文字サイズが大きくなるというインフォグラフィックス的な作品。

お客さんがみんな、自分の苗字を探して楽しんでいました。

これもかなり好きです!

回転寿司という誰もが共通で認識しているフォーマットを使い、「回転」以外の寿司屋があったらどうなるか?という作品。

分岐、歯車、信号、偶然、ギャンブル、など、ユーモアあふれる寿司屋のイメージが登場していました。

昔のファミコンのようなチープなドット絵も内容にあっています!

常設展も充実!

「デザインあ展」以外の科学未来館の常設展示も、ものすごくボリュームがありました。全部をじっくりとは観られてないですが、特に気になったのはアンドロイドの展示です。

デザインあ展も、常設展もとても見ごたえがあるので、行くときはしっかり時間を取って楽しんでください!

 

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Microsoftのサブスクリプションサービス「office365 for business」 を契約

 

Mac版のoffice2011をずっと使っていたのですが、Windows使用のお客様からのWord原稿を開く際にofficeが落ちてしまいデータが全然開けない、という事が頻発してきました。

さすがに、限界を感じofficeのバージョンアップを決意。当初はそのままMacのoffice2016にバージョンアップしようかと思ったのですが、数ヶ月前に行ったDTPの勉強会で「秋にはofficeの新バージョンが出ると思います」という言葉を聞いて、やや躊躇してしまいました。

そんな時、officeにも月額制のサブスクリプションサービスがあることを思い出しました。

調べてみると、一般法人向け(個人事業主でも登録できました)の「Office 365 Business」のプランであれば、月900円で常に最新のofficeアプリケーションが使用できる!

私が受けている業務の80%で、デザイン用の原稿はWordやExcelで来るので、思い切って「Office 365 Business」を契約しました。

以下、2ヶ月ほど使った感想です。

◎良い所

▶常に最新のofficeアプリケーションが使用できる
→お客様から支給されるWord原稿などがほぼ問題なく開けるようになりました!

▶クラウドストレージ「One Drive」が1TB使える
→DropboxやGoogleドライブと比較すると使い勝手はイマイチですが、officeの月額料金内で使用出来るのはかなり良いです。

▶モバイルアプリとの連携がしやすい
→厳密には、アカウントがあれば月額契約をしなくても良いみたいなのですが、移動中にWordやExcelを確認したり、PowerPointでスライドの編集をしたりする事が、PC版と連携しながら出来るのはかなり便利だと感じます。

△イマイチな所

▶買い切りでなく月額制である
→使用するには料金を払い続けなければなりません。…ただし、仕事で使うソフトである以上、買い切り版であっても定期的なバージョンアップは避けられないので、個人的にはそこまで大きな問題では無いかと思います。

以上、現時点ではイマイチな箇所はあまりありません。
もともとMacとはあまり相性の良くないoffice系アプリの書類が、
ほとんどノーストレスで開けるようになったメリットの方が大きいです。
もっと早く契約しておけば良かった。

「office365 for business」 は、業務でofficeを使用する方、特にMacの方にはかなりおすすめできる選択肢です!

「good design company 1998-2018」を鑑賞

クリエイションギャラリーG8で開催されているgood design companyの展示を観に行きました。

ラーメンズからくまもん、電子マネーのIDまで、とにかく、仕事の幅と量がすごい!

宇多田ヒカルのアルバムやだしの茅乃舎など、これもgood design companyの仕事だったのか!と思うような有名な作品ばかり。

もちろん、どれもクオリティが高く、超一流のデザイナーの仕事に圧倒されました。

会場入ってすぐの場所に貼ってある水野学さんによる、gdc 立ち上げに至るまでの経緯とお世話になった方に送る謝辞のコメントがとても良かったです。

コメントの入れ方が素敵です
シンプルなデザインで格好いい!
デザインを手がけたブランドのショップバッグ
有名な出汁の茅乃舎(かやのや)さんのブランディングも手がけていたのですね!
杏露酒のロゴも!
dav
クッキーに群がる蟻が文字になっている
パッケージからアパレルまで
ものすごい仕事量です
ブックデザインもありました
アパレルのタグなどのデザイン
居酒屋でよく見るエプロン
日本酒のラベル
中川政七商店のデザイン

水野さんと多摩美術大学で同期だった、ラーメンズのライブ/公演グッズのデザインもされていたようです。

こちらは小林賢太郎さんの公演グッズ

ウイスキーの箱も
くまもんのバカラグラス!
宇多田ヒカルさんのこのアルバムアートワークも。当時良く聴きました

とにかく、ものすごい仕事量で、かつ誰もが目にしたことのあるような有名な仕事ばかり。

それを1つ1つ手を抜くこと無く全力でデザインされている様が伝わってきて、水野学さんのデザインの「力」と「愛」に圧倒された展覧会でした!

関連書籍

今回の展示に関連したアイデア誌の特別編集版が発行されたそうです。

展示に行かれなかった方、もう一度展示の内容を思い出したい方はこちらを読んでみてはいかがでしょうか。

アイデア特別編集 good design company 1998-2018