Mac OSアップデートは要注意!押さえておきたい6つのポイント– 安心して新OSに移行するためのヒント –

新しいMac OSのアップデートが発表されると、すぐにアップグレードしたくなるかもしれません。Appleは新機能やセキュリティ強化を強調し、インターフェースやアプリの改善が注目されますが、少し待つ方が賢明な場合もあります。この記事では、アップデートをすぐにインストールしない方が良い理由を解説します。

初期バグや不具合の可能性

新OSはリリース直後にバグや不具合が見つかることがよくあります。最初の数週間は安定性に欠けることが多いので、修正パッチを待つ方が安全です。

アプリケーションの互換性問題

全てのアプリが新OSに対応しているわけではありません。特に、業務で使うアプリの動作確認をしないと、使用に支障が出る可能性があります。

周辺機器の対応

プリンターやスキャナーなどの周辺機器が新OSで動かないことがあります。ドライバーのアップデートが遅れることがあるため、慎重に確認する必要があります。

セキュリティパッチは提供される

最新OSにアップグレードしなくても、既存のOSにもセキュリティアップデートが配布されます。すぐに新OSにする必要はありません。

アップデートには時間がかかる

アップデートには数時間かかることがあるため、時間に余裕があるときに実施するのが賢明です。作業中にアップデートを強行すると業務に支障が出る恐れがあります。

他ユーザーのフィードバックを活用

アップデート後のユーザーからのフィードバックを確認することで、潜在的な問題を事前に知ることができます。トラブル回避のために活用しましょう。

アップデートするタイミングのポイント

データのバックアップ

タイムマシンやクラウドで重要なファイルを保存。

互換性チェック

アプリや周辺機器が新OSに対応しているか確認。

余裕のある時間帯に実施

アップデート作業は、使わない時間帯に行うのがベストです。

私自身のケース

私自身はどうしているかというと、ver14.0→15.0、といった一の位が変わるメジャーアップデートの場合は1〜2年様子を見てからアップデートします。

そもそもMacが古いので対応していない、ということもありますが、仕事で使うAdobeソフトなどが安定して動かないと困るので。

ver14.1→14.2、のような小数点以下のマイナーアップデートの場合は1〜2日後にアップデートします。

まとめ

新しいMac OSへのアップデートは魅力的ですが、トラブルを避けるために、リリース直後にすぐアップグレードするのではなく、少し待つことをおすすめします。

MacBook Proでカーソルは動くがキーボードが反応せず、クリックや文字のタイプができなくなってしまった場合の解決法

MacBook Proのキーボードが反応しない時に解決した方法をご紹介します。

What to do if your MacBook Pro cursor moves but your keyboard doesn’t respond and you can’t click or type.

症状

講師をしている学校で、学生の使用しているMacBook Proのキーボードが突如反応しなくなる、という症状が起きました。

トラックパッドでカーソルの移動はできるのですが、クリックしたり、文字をタイプすることができません。

解決法

キーボードにある電源ボタンを長押しして、強制的にシステム終了。

再起動したところ、キーボードが反応するようになり、症状が解決しました。

同様の現象が起きた方はこちらの方法を試してみてください。

Macbook Proをプロジェクターに接続しっぱなしにすると、CPU発熱により投影エラーが起こる場合がある

とある講義の際、自分のMacbook Proをプロジェクターに接続して、話をしていないときもスライドに投影しっぱなしにしていました。

すると、次第に、スライドにノイズが入り、投影が乱れるという事態が起きました。
プロジェクターとの接続をやり直したり、Macを再起動したりしてみたのですが、ノイズは改善せず。

改めてMacに触れてみると、本体がかなり高温になっていました。

CPUの発熱が原因かと思い、一旦プロジェクターとの接続を外し、Macもシステム終了しました。

しばらく時間が経って、Macの発熱が引いた頃に改めてプロジェクターと接続したところ、問題なく投影することができました。

それ以来、Macbook Proでプロジェクター投影する際は、使用しないときはプロジェクターとの接続を外し、Macスリープにするように心がけています。

OK even on MAC! Website that converts Publisher .pub files to PDF

A file that cannot be opened on a MAC is a file with the extension “.pub” created by Microsoft Publisher.

If you are using Windows, you can use this Publisher to do layouts, etc., but it cannot be opened on Mac, and it is quite a problem if you receive a “.pub” file.

I found a website that allows you to convert such “.pub” files to PDF.

That is this site called ONLINE 2 PDF.COM!

https://online2pdf.com

Usage is simple.

Press the “Select files” button at the bottom center of the screen, select and upload the Publisher (.pub) file you want to convert to PDF.

Click the “Convert” button below.

It will take some time, but it will convert to PDF.

Conversion accuracy is also quite high.

This is a highly recommended site as it allows you to view Publisher files even on a MAC!

MacBook Pro(Mid 2012)は今でも仕事に使えるのか?DTP、映像、文章など、ソフトごとの感想をまとめました

サブマシンとして2012年のMacBook Pro(13-inch, Mid 2012)を使用しています。
正直、買い替えるつもりですが、2024年春現在、どの程度使えるのかを記事にしておきますので、参考にしてください。

スペック

私が使用しているMacBook Proのスペックはこちらです。

MacBook Pro (13-inch, Mid 2012)

  • CPU:2.5GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:SSD256GB
MacBook Pro(13-inch, Mid 2012)

それでは、いくつかの項目ごとに使用感をお伝えします。

バッテリー

これが今一番キている問題です。

「バッテリー修理を推奨」の表示が出てきました。

フル充電しても4〜5時間程度しか持ちません。

また、バッテリーが古くなっているからなのか、バッテリーの発熱があり、それに伴い、プロジェクターなどを接続している時にバッテリーがかなり発熱して、プロジェクターとの接続が切れることもあります。

バッテリー交換は可能ですが、有料になるのでそこまでするのか、という問題があります。

Mac OS

mac OS Catalina 10.15.7

まずはmac OSから、MacBook Pro(13-inch, Mid 2012)だと10.15のCatalinaがOSをアップグレードできる限界のようです。

つまり、AdobeやMicrosoftなど、使用するアプリの最新版が10.16以上必要になる場合、OSを上げられないのでアプリも使えない、ということになります。

DTP作業

それでは、具体的に用途ごとに使用感を書いていこうと思います。まずはDTP用途。アプリケーションごとに感想をご紹介します。

Illustrator

Adobe Illustrator 2023(ver27.9)

現在インストールしているのはこちらのバージョンです。2024(ver28.x)にはOSの都合上、アップグレードできません。

2024からは生成AIを使ってベクターイラストを作る機能などがあるので、そのあたりは使えない、ということになります。

通常のデザイン作業で、イラストなどを作る際には不便を感じたことはありません。

Photoshop

Adobe Photoshop 2022(ver23.2.2)

Photoshopはこちらのバージョン止まりです。ver24以降で使える生成AIを使った塗りつぶし機能が使用できません。

通常のデザイン作業では、普段は問題ありませんが、解像度の大きい画像を扱うと少し動作が重いかなと感じることがあります。

InDesign

Adobe InDesign 2023(ver19.3)

インデザインはここまでです。デザイン作業ではほぼ動作に問題を感じたことはありません。

メインのMacでは一つ上のバージョンで制作していますが、保存する際にver2020で保存するのでこちらのMacBookでも作業を引き継げています。

映像

映像は仕事でそこまで使うわけでは無いです。自分のワークショップやイベントの告知用ショート動画を作ることは多いです。

Premiere

Adobe Premiere Pro 2022(ver22.6.4)

動画編集は主にプレミアを使ってます。

それほど詳しく無いので、最新のバージョンとの違いはわかりません。

私が良く作る1〜5分程度の動画では重さなどを感じたことはありませんが、以前、10分程度の複雑な動画を作ってレンダリングした際には、30分程度レンダリングの時間がかかりました。

バッテリーの発熱もエライことになってました。

詳しい人に聞いたところ、2012モデルはグラフィックのビデオカードが古い型らしく、動画の扱いに時間がかかるようです。

文章など

Microsoft Word, Excel, Powerpoint など

これらも使用には問題ないのですが、Microsoftの別のアプリで、OSをアップデートしないと、アプリアップデートできません、という表示が出たりするので、ワードなどもいずれアップデートできなくなる予感はします。

Zoom

オンライン会議アプリのZoomは、普通には使えるのですが、エフェクト(肌を綺麗にしたり、明るくするなど)機能が使えないので、自分の顔だけ薄暗い感じで表示されます。(細かいですが….)。

今は使えるが今後バージョンアップで切られそうなサービス

Morisawa Passport / Morisawa Fonts

デザインで使うことの多いモリサワのフォントサブスクリプションサービス。

現在の推奨環境がmacOS 10.15以上なので、ギリギリです。
モリサワ側が次にバージョンアップしたら使えなくなりそうです。

その他

充電がUSB Type-Cではない

近年のMacは充電がUSB Type-Cだと思いますが、2012年式のMBPはMagSafe電源ポートと呼ばれる充電ポートです。

MagSafe電源ポート

充電がUSB Type-Cであれば、iPhoneなどと共通なので、出先で充電が切れたときもモバイルバッテリーなどが使えるのですが、この電源ポートの場合、ACアダプター(わりと重い)を持ち歩く必要があります。

まとめ

上記を踏まえると、現状は”ギリギリ使えている”という感じです。次にAdobeやMicrosoftがバージョンアップをしたら対応できなくなりそうな予感がひしひしとあります。

2024年にMacBook Pro(Mid 2012)の購入をおすすめできる人

とにかく安くプロ用のMacがほしい人

Mid 2012モデルは中古市場では2〜3万程度で販売しています。メルカリでも球数は多いです。
状態は要確認ですが、この価格で一応仕事に使えるMacが買えるというのはお得ではないでしょうか。

Apple MacBook Pro 9,2(Mid 2012)(メルカリ商品の例)

DTP中心の仕事で、制作が一人で完結する人

Illustrator、InDesignの基本機能を使うだけであれば多少バージョンが古くても問題ありません。
デザイン作業(デザイン〜入稿データ作成まで)を自分一人でおこなうのであれば、互換性も気にならないので仕事に使えます。

2024年にMacBook Pro(Mid 2012)の購入をおすすめできない人

逆に、今この機種を買うことをおすすめできないのは以下のような方です。

映像(特に長めのもの)制作をガッツリやりたい人

前述のとおり、ビデオカードが旧型なので動画のレンダリングにものすごく時間がかかります。
長めの映像を作るために使いたい、という方には本機種はおすすめできません。

生成AIなど最新の機能をいち早く使いたい人

近年のAdobeソフトは生成AI機能に特に力を入れている感じがあり、バージョンアップごとにその機能が強化されています。
2012にインストールできるAdobeソフトは、AI機能対応前のバージョンで限界なことが多いので、AIでグラフィックを作ったり実験したい!という方にはおすすめできません。

デザインの学校で講師をしている人

大学や専門学校など、デザインの学校でDTPソフトを教える講師をしている方にもあまりおすすめはできません。
講師業をするに当たっては、最新の機能も一通り把握しておく必要があります。

また、学生は毎年新たに入学してくるのですが、必ずその年の最新のパソコンを買って、Adobeソフトも最新のバージョンをインストールしています。

授業で指導する際に、講師の使用しているソフトやOSのバージョンと学生が使用しているそれらが大きく異なっていると、学生には不要な混乱が生まれます。

私は、MacBook Pro(Mid 2012)を使っていますが、あくまでサブマシンなので、メインで使用しているMacでは最新のバージョンを使っています。


今回の記事では以上となります。

私自身、さすがに買い替えを検討していますが、今からMacBook Pro(Mid 2012)を購入したいと考える方もいるかと思いますので、この記事が役に立てたら嬉しいです。