合成フォント(fontset)の研究です。

漢字に[UD新丸ゴ]、かなに[丸アンチック]の書体を組み合わせて、モリサワパスポートの書体だけで、汎用性の高い丸ゴシック体を作ってみました。

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設定

丸アンチックは、新丸ゴと組み合わせる事を目的に設計されているオールドスタイルの丸ゴシック体なので、UD新丸ゴと組み合わせる場合でも、サイズの調整はしなくてOK。

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なぜ、漢字に通常の[新丸ゴ]ではなく、[UD新丸ゴ]を使用しているかというと、UDの方が従属英数字のデザインが洗練されているからです。

書体見本

比較用に、ノーマルのUD新丸ゴの組見本も入れています。

1.[漢字]UD新丸ゴL + [かな]丸アンチックL

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2.[漢字]UD新丸ゴR + [かな]丸アンチックR maru_002

3.[漢字]UD新丸ゴM + [かな]丸アンチックM maru_003

4.[漢字]UD新丸ゴDB + [かな]丸アンチックDB maru_004

5.[漢字]UD新丸ゴB + [かな]丸アンチックB

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6.[漢字]UD新丸ゴH + [かな]丸アンチックH maru_006

ウェイトも豊富で、子供向けの媒体や、柔らかいデザインが求められるシーンにおいて使い勝手が良さそうです。

2 thoughts on “Fontset:『UD新丸ゴ+丸アンチック』の合成フォントで汎用性の高い丸ゴシック体を作る”
  1. 柔らかいデザインが求められるシーンなら丸アンチックとUDデジタル教科書体を組み合わせるという手もあり

    1. >>takuさん
      丸アンチックとUDデジタル教科書体の組み合わせとは、思いつきませんでした!
      今度ためしてみます。
      コメントありがとうございます!

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