[日記]2023年6月25日|極楽湯 多摩センター店へ。浴香蒸風呂と料理、マンガを楽しんでデトックス

定期的にスーパー銭湯に行きたくなります。

この日は近場で「極楽湯 多摩センター店」へ。

日曜日ということもあり、午前中でもそれなりに混んでいました。

天然温泉なのが良いですね。

私のお気に入りは、浴香蒸風呂。

浴香蒸風呂

古来より伝わる蒸風呂に、新たに天然ハーブを用いた”浴香蒸風呂”をここ多摩の地でご提供いたします

https://www.gokurakuyu.ne.jp/tempo/tamacenter/ofuro/index.html

サウナよりも低温でじんわりと汗をかく感じです。

サウナは男性用だけかもしれませんが、結構熱めで、慣れてない私はなかなか長時間いられないのですが、こちらの浴香蒸風呂はちょうど良い感じです。

初めは「あまり熱くないな」という感じなのですが、ずっと座っているとだんだん汗が出てきます。

出たあとに非常にスッキリした気持ちで、デトックスした感がとてもありました。

お風呂の後の楽しみはご飯!

この日は四川麻婆豆腐定食を食べました。

四川麻婆豆腐定食 きんぴらを少し食べてから写真を撮ったので少なくなっています

夏は辛いものを食べたくなりますね。

ボリュームもあって美味しかったです!

食後は休憩エリアでマンガを読んだりしていました。

最近のスーパー銭湯はマンガの品揃えがかなり充実しており、極楽湯は特にアニメ作品とのコラボなども精力的にしています。

私はわりと、マンガ喫茶に行くような感覚でも来ています。

この日読んだのはこちら

進撃の巨人

進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)

進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)

諫山創
550円(04/28 09:29時点)
発売日: 2021/06/09
Amazonの情報を掲載しています

何度か、最後まで読んでいるのですが、最近またアニメを一気に見たのでその続きを。

アニメ化も残るはこの最終巻だけみたいです。

今さら「面白い」というのもおこがましいですが、最後までものすごく面白いです。アニメ版もどのように終わるか、楽しみです。

地獄楽

地獄楽 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

地獄楽 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

賀来ゆうじ
460円(04/28 09:29時点)
発売日: 2018/04/04
Amazonの情報を掲載しています

こちらは最近アニメを見て、世界観などが魅力的で興味を持った作品。

ジャンプ王道のバトル漫画、という感じですが、シンプルに楽しめます。

アニメはもうすぐ一期が終わってしまいますが、マンガを読むとその先からどんどん盛り上がっていく内容になりそう。

全13巻のうち、10巻まで読みました。

残りはまた今度来た時に読もうと思います。

6/27から7/17まで、地獄楽と極楽湯・RAKU SPAでコラボイベントがあるみたいです。

『地獄楽』×極楽湯・RAKU SPA(らくスパ)コラボキャンペーン

https://rakuspa.com/jigokuraku/

自分が読んでいる作品だとちょっと気になります。

この日は「ハイキュー」コラボのイベントがやっていましたが、イベント目当てで来ている様なお客さんもかなり多くて、日本のアニメ・マンガ作品の市場規模は凄い、と改めて感じました。

また定期的に訪問したいと思います。

アール・ヌーヴォー(Art Nouveau)とアール・デコ(Art Deco)、2つの芸術様式の違いをまとめてみました

芸術・デザインのムーブメントであるアール・ヌーヴォー(Art Nouveau)とアール・デコ(Art Deco)。
この2つの違いについて、改めて調べたのでまとめてみました。

アール・ヌーヴォーとアール・デコは、19世紀末から20世紀初頭の異なる時期に生まれた2つの異なる芸術運動です。
美学と芸術表現を重視するという点では共通点があるものの、スタイル、影響、歴史的背景の点で異なっています。

アール・ヌーヴォー(Art Nouveau)

1.時代

アール・ヌーヴォーは19世紀後半に誕生し、20世紀初頭まで栄えました。

Alfons Mucha - F. Champenois Imprimeur-Éditeur Alphonse Mucha, Public domain, via Wikimedia Commons

2.様式

アール・ヌーヴォーの特徴は、花や植物、流れるようなラインなど、自然の要素からインスピレーションを得た有機的で曲線的なフォルムです。
建築、装飾芸術、グラフィック・デザインなど、さまざまな芸術形態を統合した総合的な芸術作品の創造を目指しました。

Alphonse Mucha - Zodiac, 1869 Alphonse Mucha, Public domain, via Wikimedia Commons

3.影響

アール・ヌーヴォーは、日本美術、アーツ・アンド・クラフツ運動、自然界など、さまざまなものからインスピレーションを得ています。
日常生活における芸術とデザインの一体化を目指し、「総合芸術」の考え方を取り入れました。

The Peacock Room Freer Gallery of Art and Arthur M Sackler Gallery, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

4.装飾

アール・ヌーヴォーは、複雑で精巧な装飾を重視し、しばしば様式化された花や植物のモチーフが用いられました。
そのデザインには、しなやかな線、非対称の構図、繊細な曲線が用いられた。

Castel Béranger, February 16, 2013 Groume, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

5.素材

アール・ヌーヴォーは、鉄、ガラス、陶器、ステンドグラスなど、さまざまな素材を用いました。
伝統的な職人技と近代的な工業技術を融合させ、職人技と技術の融合を称えました。

Philippe Wolfers, Plumes de Paon, KMKG-MRAH Philippe Wolfers, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

アール・デコ(Art Deco)

1.時代

アール・デコは1920年代に誕生し、主に2つの世界大戦の間の1930年代に最盛期を迎えました。

‘Lady with Panther’ by George Barbier for Cartier, 1914 George Barbier (1882–1932), Public domain, via Wikimedia Commons

2.スタイル

アール・デコは、すっきりとしたライン、シンメトリー、大胆なフォルムを中心に、幾何学的で流線型のフォルムを取り入れました。

よりモダンで洗練された豪華な美学への転換を象徴しています。

Secession 2016, Vienna Thomas Ledl, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

3.影響

アール・デコは、キュビズムの大胆な幾何学模様、工業時代、古代のエキゾチックな文化(エジプト、アステカ、アフリカなど)、機械時代や大量生産の台頭など、さまざまなものからインスピレーションを得ています。

JesterCoverGWBridge Unattributed., Public domain, via Wikimedia Commons

4.装飾

アール・ヌーヴォーが複雑な装飾を賞賛したのに対し、アール・デコはより合理的で簡素なアプローチを好みました。

幾何学模様、サンバースト、ジグザグ、階段状のフォルムを用いて、現代性と洗練を表現しました。

Chrysler Building 1 (4684845155) Tony Hisgett from Birmingham, UK, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

5.素材

アール・デコは、クローム、ステンレス、ベークライト、ガラスなど、機械時代の新素材を取り入れました。

磨き上げられた表面、鏡面仕上げ、象牙、漆、希少な木材など、豊かな色彩とエキゾチックな素材がしばしば用いられました。

Lurelle Guild. Vacuum Cleaner, ca. 1937. Lurelle Guild, No restrictions, via Wikimedia Commons

まとめ

アール・ヌーヴォーは自然から着想を得た有機的で曲線的なフォルムを特徴とし、アール・デコはモダンで豪華な美的感覚を備えた幾何学的で流線型のデザインを取り入れています。

アール・ヌーヴォーは19世紀後半から20世紀初頭にかけて隆盛を極め、アール・デコは1920年代から1930年代にかけて台頭しました。

今回の記事で興味を持たれた方は、より深く知れる以下のような西洋美術史の本を読んでみてください。

増補新装 カラー版 西洋美術史

増補新装 カラー版 西洋美術史

高階 秀爾
1,900円(04/28 20:26時点)
Amazonの情報を掲載しています

4ステップで超簡単!Illustratorで円を指定した角度で切り抜く方法

Illustratorで、円を中心から任意の角度で切り抜く方法をご紹介します。

今回は、円をパックマンのマークのように60°で切り抜きたいと思います。

完成見本。円を中心から60°で切り抜く

1. 円を描く

楕円形ツールを使って正円を描きます。

楕円形ツールで正円を描く。今回は130mm×130mmで作成

2.円を選択し、プロパティの詳細オプションを表示

円を選択したうえで、プロパティパネルから詳細オプションを表示させる。

プロパティパネルの「…」ボタンを押して詳細オプションを表示させる

3.「扇形の開始角度」に60°を入力

「扇形の開始角度」に60°を入力

すると、円が扇形に切り抜かれます。

円が指定した角度で扇形に切り抜かれる

4.「楕円形の角度」で角度を調整して完成

「楕円形の角度」に330°を入力
切り抜いた形が水平になるように調整して、完成。

以上です。

この円のプロパティに、扇形の機能がついていることは最近知りました。

とても簡単に円を指定した角度で切り抜けるので、ぜひ試してみてください。

動画にもしてみました

掃除や洗濯などの家事が面倒くさい時に、自分を奮い立たせる2つの言葉

掃除や洗濯などの家事はやらなければいけないことなのですが、どうしても億劫な気持ちになってしまいます。
そんな時、少しでもやる気にさせるために自分にかけている2つのマインドセットの言葉(意識)があります。

それは、

1. やらないよりはマシ
2. ルンバになったつもりで


という言葉です。

1.の「やらないよりはマシ」は完璧にやろうと思えば思うほど家事が面倒くさくなるので、やらないよりはマシ、という意識で、50%くらいのクオリティでやることです。

2.の「ルンバになったつもりで」は、(ルンバを使ったことありませんが)綺麗にするというよりも機械的にササッとおこなう、という心がけです。

どちらも、100%を目指さず、50%くらいを目指すという意味では一緒かもしれません。
実際には、取り掛かり始めるとやる気が湧いてきて、細かいところまで掃除/洗濯をする時もあります。

何事も、始めから完璧を目指さず、まず取り掛かってみる、ということは重要ですよね。

モダンデザインとタイポグラフィーを学ぶ:スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書

1950年代から60年代にかけて興った、スイス・スタイルのグラフィックデザインは、モダンデザインの基礎をつくり、グリッドシステムやHelveticaなどのサンセリフ書体など、現代のデザインにも大きな影響を与えています。

そして、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンやアーミン・ホフマン、カール・ゲルストナーなど、スイス・スタイルの時代に活躍したグラフィックデザイナー達は、デザイナーの仕事と並行して、デザイン学校で講師もおこなっていました。彼らは自らのデザイン理論を書籍にまとめています。

今回の記事では、スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達による著書をご紹介します。

スイス・スタイルのグラフィックデザインとは?

スイス・スタイルのグラフィックデザインは、国際タイポグラフィー様式(International Typographic Style)とも呼ばれています。1950年代から1960年代にかけてスイスで生まれました。

その特徴は、グラフィックデザインに対するクリーンでミニマル、そして高度に構造化されたアプローチにあります。スイス・スタイルでは、明快さ、読みやすさ、客観性を優先し、グリッドシステム、サンセリフ書体、視覚的なレイヤーを重視しています。

また、スイス・スタイルのデザイナーたちは、わかりやすく効率的な方法で情報を伝えようとし、左右非対称のレイアウトや限定されたカラーを使用しました。

このムーブメントは、世界中のグラフィックデザインに多大な影響を与え、今日まで続くモダンデザインの原則を形成しています。

スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書

スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書をご紹介します。日本語版がある場合、基本的にはそちらをメインで紹介します。

グリッドシステム グラフィックデザインのために

ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(著)、白井 敬尚(監修)、古賀 稔章(翻訳)

グリッドシステム グラフィックデザインのために

グリッドシステム グラフィックデザインのために

ヨゼフ ミューラー=ブロックマン
Amazonの情報を掲載しています

『Grid systems in graphic design』は、スイスのグラフィックデザイナーであり教育者であるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(Josef Müller-Brockmann)(1914-96)の主著であり、本書はその全訳です。

この本は、古代から現代までのヴィジュアルコミュニケーションの歴史的な視点から、グリッドシステムの方法と思想を豊富な具体例とともにわかりやすく解説し、グラフィックデザインの基本書としてデザイナーやタイポグラファだけでなく、デザインを学びたい全ての人々に向けて刊行されました。

Graphic Design Manual: Principles and Practice(英語版)

Armin Hofmann(著)

アーミン・ホフマンの作品は、点、線、形といったグラフィック・フォルムの基本要素に頼りながら、多様なバリエーションを生み出すことで高く評価されています。

この本は、グラフィックデザインの課題に対する方法論的なアプローチを提供する画期的な試みであり、イメージと形の要素は、それぞれの特有の法則に基づいて分析され、探求されています。

本書は1965年に出版されたデザイン・マニュアルの完全改訂版で、彼の考えを現代の技術的な応用に適応させた新しいセクションが追加されています。

明快でミニマルな幾何学的な形やパターンに回帰する時代において、彼の豊富な作品は、現代デザイン実践のための理想的なスタートポイントとなります。

タイポグラフィ─タイポグラフィ的造形の手引き

エミール・ルーダー(著)、ヘルムート・シュミット(監修)、岡本 淳(編集)、ニコール・シュミット(その他)、白井 敬尚(その他)、スミ・シュミット(翻訳)

タイポグラフィ─タイポグラフィ的造形の手引き

タイポグラフィ─タイポグラフィ的造形の手引き

エミール ルーダー
9,350円(04/29 00:30時点)
Amazonの情報を掲載しています

この本は、1967年にニグリ社から発売され、エミール・ルーダー(Emil Ruder)の教育と実践から得られた創造的なタイポグラフィに関する知識がまとめられています。

その方法論は、半世紀以上経った現在でも世界中のグラフィックデザイナーやタイポグラファーにとって重要な考え方として参考にされ続けています。

この本は、総合的な章立て、説得力のある論証、豊富な図版、的確な解説によって高い完成度を示しています。また、掲載されている図版は単なる参考図ではなく、著者の洞察と哲学に基づいて選ばれ、構成されたものです。

これらの要素が、本書を単なる「技法書」を超えた名著として特別な存在にしています。

刊行から半世紀以上経ちながらも何度も改訂され、数カ国語に翻訳されながら世界中で読まれ続けていました。そして、ルーダーの精神を受け継いだヘルムート・シュミットが、生前に日本語版の構想を進めていたことから、この翻訳刊行が実現しました。

アシンメトリック・タイポグラフィ

ヤン・チヒョルト(著)、渡邉 翔(翻訳)

アシンメトリック・タイポグラフィ

アシンメトリック・タイポグラフィ

ヤン チヒョルト
3,850円(04/29 00:30時点)
Amazonの情報を掲載しています

ドイツの書家、タイポグラファー、ブックデザイナーであるヤン・チヒョルト(Jan Tschichold)の著書。

この書籍は、活字の選択や組版の理論から始まり、色や紙の効果的な使い方にまで及ぶ、タイポグラフィと書物形成の基本的な原則を明快に解説しています。

その内容は今日でも有効であり、世紀を超えて読み継がれる不朽の書となっています。

デザイニング・プログラム

カール・ゲルストナー(著)、永原康史(監訳)(その他)、ヤーン・フォルネル(翻訳)

デザイニング・プログラム

デザイニング・プログラム

カール・ゲルストナー
3,850円(04/29 00:30時点)
Amazonの情報を掲載しています

問題の解決ではなく、解決のためのアプローチを重視すると主張したスイス派の伝説的なデザイナー、カール・ゲルストナーの設計方法論。

彼の名著が新たな訳で復刊されました。

カール・ゲルストナー(Karl Gerstner)は、体系的かつプログラム的な思考をグラフィックデザインとアートに応用し、その考え方を先駆的に表現しました。

彼はグラフィックデザイナーとしても成功し、IBM、フォルクスワーゲン、スイス航空などのクライアントを持つ広告代理店の共同経営者でもありました。

彼のアプローチは個々の問題の解決策を追求するのではなく、解決のためのプログラムをデザインすることにあります。

この本では具体的な解説を通じて、デザインプログラムの概念が探求されています。現代デザインに興味を持つ人々にとって、非常に実践的な入門書となることでしょう。

図説 サインとシンボル

アドリアン・フルティガー(著)、小泉 均(監修)、越 朋彦(翻訳)

図説 サインとシンボル

図説 サインとシンボル

アドリアン・フルティガー
6,050円(04/29 00:30時点)
Amazonの情報を掲載しています

モダン・タイポグラフィの名匠、アドリアン・フルティガー(Adrian Frutiger)による「記号の形態学」は、長年の経験と研究を経て完成されました。

本書では、視覚的なサインとシンボルが人間の思考の重要な手段であり、伝達の本質であることを、多様な実例を交えて詳しく説明しています。

フルティガー自身による2500点以上の手書きイラストが収録されており、それぞれが魅力的で興味を引くものです。

古代の象形文字や中世の錬金術のサインから現代の企業ロゴまで、彼は世界中のグラフィック文化からエッセンスを取り出し、自在に論じています。

この本は、アートやグラフィックデザイン、装飾の分野だけでなく、文字の歴史、記号論、視覚文化全般、イメージの解釈に興味を持つすべての方にとって必読の書となっています。

まとめ

近年、スイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書が日本語訳されたり、復刊されることが増えてきました。

電子書籍になっているものもあるので、気になった本があれば是非読んでみてください。

他にもオススメのスイス・スタイルのグラフィックデザイナー達の著書がありましたら、コメント欄などで教えていただけると嬉しいです。