イラレ講師をしていて感じた、Adobe Illustratorで初心者が操作につまづくところ

授業で講師をしていて、初めてIllustratorを触る初心者の方を教える事が多いのですが、そういった方がつまづきがちだと感じた箇所をまとめておきます。

選択がうまくできない

選択ツールでパスやオブジェクトを触って、選択することが難しい。又は、どこを選択しているかがわからないで、カーソルがさまよってしまう方が多い印象です。

また、選択ツール(黒矢印)とダイレクト選択ツール(白矢印)の使い分けを理解していないので、ダイレクト選択ツールの方をメインで使用して形が変わってしまうことも多かったです。

ショートカットキーを使わない

そもそも、ショートカットキーというものがあることを知らない方が多い。

  • command+Z:取り消し
  • command+shift+Z:やり直し
  • command+C:コピー
  • command+V:ペースト
  • command+F:元の位置にペースト
  • command+S:保存
  • command+shift+S:別名で保存
    ※全てMac版

など、基本的なショートカットキーを知らないので、毎回メニューバーまでカーソルを移動させてクリックして一つの操作に時間がかかる印象です。

ペンツールでパスとアンカーポイントを上手く使うことが難しい

初心者の方にはペンツールを使って直線を引いたり、そこからアンカーポイントを使って曲線にするという事がまず難しいようでした。

特に、線として引いたパスと、そこから伸ばしたアンカーの違いが分からず、アンカーを線だと認識している方も多かったです。

これは練習あるのみですね。

塗りと線の色設定についての理解

塗りと線、それぞれに色を設定する必要がある、という事もしっかり伝える必要があると感じました。

特に、線のみで良い箇所に不要な塗りを設定していたり、塗りだけで良い箇所に線を設定していたりする事も多かったです。

これはプリントアウトをして確認しないと実感するのが難しそうですが。

また思いついたら追記していこうと思います。


Header: janeb13によるPixabayからの画像

Illustratorでオブジェクトをアートボードの中央に揃える方法

Adobe Illustratorでオブジェクトをアートボードの天地左右中央に揃える方法をご紹介します。

とても簡単な手順なのですが、私も最近知った操作方法です。

操作画面のスクリーンショットを取ったのでわかりやすく解説します。

以下の様な状況の時、オレンジの長方形をアートボードの天地左右中央に揃える方法です。

1. オブジェクトを選択

2. 整列ウィンドウを表示。右下のドロップダウンリストから「アートボードに整列」をクリック

3. 整列ウィンドウ>オブジェクトの整列>水平、垂直方法に整列 ボタンをクリック

〇をつけたボタンを両方クリックしましょう

4. オブジェクトが中央に揃う

これで完成です。

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Illustratorで特定のオブジェクトの角を定規の基準点(0,0)に設定する方法です。

今さらですが、再確認したので。

  1. 定規を表示させる
  2. 左上の角の空白をクリックしてカーソルをドラッグ
  3. 基準となる角にカーソルを合わせると、白い矢印が表示されるので、そうしたらクリックを離す
  4. 設定完了

昔のIllustratorではこれだけだと、微妙なズレが生じたりしたのですが、最近のバージョンではちゃんと合うようです。

必ず、変形パネルや情報パネルで確認しましょう。

Header Image by Bruno /Germany from Pixabay

Adobe Illustratorのグラフ機能を使って棒グラフを作る方法

Adobe Illustratorのグラフ作成機能を使用して、数値からグラフを描く方法をご紹介します。

Illustratorのグラフ機能は、作成出来るグラフの種類も、棒グラフ/円グラフ/折れ線グラフ….など、様々な物を作成可能で、デザインなども細かく設定出来るのですが、今回は最も基本的な「棒グラフ」の作成方法をご紹介します。

棒グラフの作り方が分かれば、円グラフや折れ線グラフなども考え方は同じなので簡単に出来ると思います。

1. ツールバーから使用するグラフツールを選択

グラフツール(棒グラフ)

※グラフツールを長押しすると円グラフや折れ線グラフなど、他の様々なグラフも選ぶ事が出来ます。

2. クリック→対角線上にドラッグし、グラフの範囲・サイズを描く

対角線上にドラッグし、グラフを作成したい範囲・サイズを長方形として描く

3. 「グラフデータウィンドウ」にグラフのデータ(数値)を入力

項目と数値の入力場所は、グラフの種類によって異なります ※画像は「棒グラフ」用のもの

4. 適用ボタン「✓」かEnterをクリックしてグラフを作成

5. 棒グラフの完成

以上が基本的なグラフの作成方法となります。

作成したグラフの編集方法

Illustratorのグラフ機能を使用する上で、悩みがちな項目をQ&A形式でご紹介します。

Q1. グラフの一部分を選択して、色などを変更したい

A1. グラフはグループ化されているので、「ダイレクト選択ツール」または「グループ選択ツール」を使用する

ダイレクト選択ツールとグループ選択ツール
バーを個別に選択して色を変えることが出来ます

Q2. グラフのサイズを拡大/縮小したい

A2.「選択ツール」でグラフを選択し、「オブジェクト→変形→拡大・縮小」または「拡大・縮小ツール」で変形する

「オブジェクト→変形→拡大・縮小」
「拡大・縮小ツール」

Q3. グラフの数値データを変更したい

A3.「選択ツール」でグラフを選択し、右クリックメニューから「データ」を選択するとグラフデータウィンドウが再表示される

グラフを「右クリック」または「control+クリック」で表示されるメニュー
数値を編集して、チェックマークを押すとグラフのデザインに変更が反映されます

Q4. グラフのメモリを変更したい

A4.「選択ツール」でグラフを選択し、右クリックメニューから「設定」を選択。「グラフ設定ウィンドウ」の「数値の座標軸」を変更する

設定
グラフ設定ウィンドウの「数値の座標軸」の項目を調整します
変更が反映されました

Q5. グラフのサイズやデザインをもっと自由に変更したい

A5.「 オブジェクト→グループ解除(ショートカット:Shift+Command+G)」を複数回おこなう

↑の様な確認ウィンドウが出るので「はい」を選択。

グループ解除してしまうと、Q3でおこなった様な数値データの編集は出来なくなるので要注意!

以上です。

本記事がお役に立てば幸いです。

Adobe Illustrator CC|12か月版|Windows/Mac対応|オンラインコード版

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StockSnapによるPixabayからの画像

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