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アートブックショップ『flotsambooks』が代田橋に実店舗をオープン!

私がいつも、写真集やアートブック、イベントなどでお世話になっているブックショップ、flotsambooksさんが東京の代田橋に実店舗をオープンしたので行ってきました!

flotsambooks実店舗

入り口から見た印象よりも、実際に店内に入るとかなりたくさんの本が販売されています。

学生さんにも買いやすいリーズナブルな価格帯の本や、ZINEなどもたくさん置いてありました。

ネットショッピングも便利ですが、やはり実店舗だと思いがけない本との出会いがありますね。

この日は、初めて見たブルーノムナーリの素敵な作品集をゲット!

店主の小林さんによると、今後は、サイン会や展示などもイベントも行っていくようです。とても楽しみです!

営業時間は以下のTwitterに掲載されるそうです
@flotsambooks

住所は杉並区和泉1-10-7。最寄りは京王線の代田橋駅です。

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Art Travel

パークホテル東京のアーティストフロアに宿泊!アートと夜景を楽しめる宿泊体験!

汐留にあるパークホテル東京アーティストフロアに宿泊してみました。

泊まったのはアーティストルーム クイーンという部屋。

部屋ごとに異なるアーティストの絵が壁に描かれており、どの作品の部屋に泊まれるかは当日にならないと分かりません。ビックリ箱的な楽しみがあります。

今回、私が宿泊したの部屋には、蜷川有紀さんによる『天女』という作品の部屋。赤を基調としてタコと融合したような天女のイラストが描かれていて、とても元気をもらえる作品でした!

部屋やホテルの様子を写真でご紹介します。

壁一面に天女の絵!
作家は実際にこの部屋に宿泊して作品を制作したそうです
エネルギーをもらえます!
下部には東京の街並みが
入り口の壁が真っ赤なのも良いです
よく見ると色々な動物がいます
頭が花になっているキャラクター
 近づくと絵の具の重なりが立体的に見えます
天井にもタコの足が!
蜷川さんのサイン入り
クロークの中にも
作家と作品のプロフィール
バスルームのドアにも
部屋からの眺め。東京タワーとビル群が一望できます
部屋からの眺め。東京タワーのライトアップも綺麗に見えます
明かりを消すとまた雰囲気も変わります

今回、ホテル全体ではタレントのベッキーさんの作品展が開催されていて、エントランスやエレベーター、アーティストフロアの廊下など、様々な場所に作品が展示されていました。

ベッキーさんがアート活動をされていることはこれまで知らなかったのですが、かなり力作が多く、色使いなどもポップで面白い作品が多かったです。

アーティストフロアにはギャラリストの方もいて、欲しい作品は購入することができます。

アーティストフロアの廊下に展示されている巨大な絵。ベッキーさんの作品
富士山のようなアイスのような?立体作品
色使いがポップでかわいいです

アーティストフロアに宿泊すると、ギャラリールームという専用の休憩室を使用することが出来ます。そこでは、朝はパンとコーヒーなどのドリンク、夜はワインを飲めるサービスがついてます。

通常の部屋とそれほど料金が変わるわけでは無いのでアーティストフロアの方がお得感は高いです。

ギャラリールーム
夜はワインが飲めます
こちらにもベッキーさんの作品が
ベッキーさんの作品
ベッキーさんの作品
ベッキーさんの作品
ベッキーさんの作品
ホテルのレセプション横のラウンジ
エレベーターからレセプションにいたる廊下からの眺め
縦に伸びる巨大なLEDディスプレイに写し出される映像作品
泊まった部屋からの夜景
泊まった部屋からの夜景。クリスマス用のライトアップでしょうか

朝食は予約時や、ルームサービスでも注文出来るのですが、今回はアーティストフロア宿泊特典のギャラリールームでの軽食で済ませました。

軽食といいつつ、パンや飲み物を自由に取れるので朝からそれほど食べないという人には十分だと思います。

アーティストフロア宿泊特典の軽食。トースターもあるのでパンを焼くこともできます。ジャムやバターも使えます
オシャレなデザインの紙皿
この朝食が宿泊料金に込みで楽しめます!
朝の部屋からの眺め
朝の部屋からの眺め
朝の部屋からの眺め
朝のラウンジ。天井が独特です
朝のラウンジ
吊されているのもベッキーさんの作品です
ラウンジ近辺にあるベッキーさんの作品
ラウンジ近辺にあるベッキーさんの作品
ラウンジのソファー。日本文化を紹介する本を読む事ができます
ラウンジ近辺に展示されているベッキーさんの作品。毛糸を使った立体作品。迫力ある!
ラウンジ近辺にあるベッキーさんの作品
ラウンジ近辺にあるベッキーさんの作品
ベッキーさんの作品。今回のメインビジュアル

部屋一面に描かれたアートと、高層階から眺める東京の景色で非日常感を味わえた良い宿泊体験になりました。

館内の至る所にアート作品が展示されているのも、通路を歩くだけで楽しめるのでとても良い試みだと思います。

今回はホテルの公式サイトから1週間以上前の予約で、宿泊費は2人で30,000円程度でした。早めの予約がお勧めです。

パークホテル東京
https://parkhoteltokyo.com/ja/

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過去最大級の個展「塩田千春:魂がふるえる」/鑑賞者の心をふるわせるダイナミックな現代アートを堪能!

六本木の森美術館で2019年の6月20日から 10月27日まで開催されている、現代アーティスト・塩田千春さんの個展「魂がふるえる」 を鑑賞しました。

Contents

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Art Exhibition

エッシャーの師匠!「メスキータ展」を観に行きました。写真的な明暗表現とグラフィックデザイン的な構図が印象的な木版画の世界

東京ステーションギャラリーで2019年6月29日から8月18日まで開催されている、オランダの版画家「メスキータ」の作品展へ行ってきました。

とても木版画とは思えない写真的な明暗表現と、グラフィックデザイン的な構図感覚がすごくカッコ良くて刺激を受けました。

エッシャーの師匠として素晴らしい作品を残してきたメスキータですが、ヒトラー政権になり、ユダヤ人であった彼はアウシュヴィッツの強制収容所でその最期を迎えます。
考えさせられる展示になっています。

アーティストとして生きることとはどういう事なのか?

とても色々な事を考えさせられる展示でした。

会場写真 ※写真OKのブースがあったのでそこで撮影

展覧会情報

公式サイトhttp://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201906_mesquita.html

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Art Exhibition

「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」国立新美術館で開催された日本最大規模の個展を鑑賞

フランスを代表する現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーの個展「Lifetime」を国立新美術館へ観に行きました。

「生と死」をテーマにしたダイナミックなインスタレーションは鑑賞者に様々な事を考えさせてくれます。

日本の美術館では過去最大規模のボルタンスキーの回顧展について、撮影OK箇所で撮った写真を中心にご紹介します。

どんな展示?

フランスを代表する現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)の活動を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展です。

作家について

クリスチャン・ボルタンスキーは、フランスの彫刻家、写真家、画家、映画監督、現代アーティスト。

1944年にナチス占領下のパリで生まれました。

父親がユダヤ人であったため、ナチスによる迫害や強制収容所の話が幼いボルタンスキーの身近にありました。

この事が彼のトラウマとなり、後の作品制作に影響することになります。

私が展示を観に行った動機

10年ほど前に新潟の越後妻有で開催された大地の芸術祭にて、廃校を利用した超ビッグスケールの展示に大変感動して、ボルタンスキーが好きになりました。
※大地の芸術祭は2018年にも行き、ボルタンスキーの展示を再訪しました。その時のレポートは以下の記事にまとめています。

大地の芸術祭2018|一日バスツアーで里山と現代アートのコラボレーションを堪能! | WATANABEDESIGN.Blog

「最後の学校」大地の芸術祭2018での作品(クリックで該当の記事に移動します)

その後、東京都庭園美術館で開催された展示も観に行きました。

2019年の春に大阪の国立国際美術館で大規模な個展が開催され、そちらもぜひ行きたかったのですが惜しくもタイミングが合わず……

今回、大阪での展示が東京に巡回されると聞き、ぜひ行かねば!と思い前売りチケットを買いました。

会場について

会場は六本木にある「国立新美術館」。2階の展示スペースを大きく使った展示になっていました。

国立新美術館
国立新美術館

展示の内容

会場では写真撮影OKの場所がありましたので、そこで撮影した写真と共にご紹介します。

廊下の幽霊

廊下の幽霊

今回の東京展のために制作された作品。

長い廊下にかけられたカーテンに、幽霊のような不気味さと可愛さを兼ね備えた影絵が揺れ動きます。

廊下の幽霊
廊下の幽霊

ぼた山

ぼた山

大型の作品!

たくさんの黒い服が積み上げられて山になっています。

服に与えられた人の個性が消え去り、黒い塊だけになっているオブジェを見ると「人が死ぬこと」や「人を人たらしめている個性」とは何なのかを考えさせられます。

ぼた山
ぼた山
かなり巨大です
近寄ると黒い服が積み重なっています

発言する

発言する

吊されている服に近寄ると、死についての問いかけが様々な言語で聞こえてきます。

スピリット

スピリット

ボルタンスキーがこれまでの作品で使用したイメージの中から人が写っている写真を布に印刷し天井から吊した物。

風に揺れるベールによって、展示空間内に霊魂が飛び交っているように感じられます。

アニミタス(白)

アニミタス

カナダ北部の厳しい気候の中で撮影された10時間におよぶ映像作品。

ひたすら風が吹きすさび、風鈴の音が鳴るこの映像によって、ボルタンスキーは神話を作り出そうとしています。

ミステリオス

ミステリオス

本展示のメインヴィジュアルにも使用されている映像作品。

南米のパタゴニアで撮影された映像を3スクリーンで展開しています。

ボルタンスキーはラッパ状のオブジェを海岸に設置し、クジラとコミュニケーションを取ることを試みました。

パタゴニアでは、クジラは時間の起源を知る生き物と信じられています。

実際にクジラの声が採取できたかは不明ですが、静かな映像と「ヴォォォォォー」という名状しがたい音の組み合わせによって、海にいる神聖な生物の声を聞いているような気持ちになります。

土曜日だったので学生も多かったです

こんな人にオススメの展示です

  • 現代アートが好きな方、興味がある方
  • 生と死など、作品を通して様々な事を考えたい方
  • 空間を大きく使ったインスタレーション作品を見たい方

会期情報

  • 2019年6月12日(水)~9月2日(月)
  • 毎週火曜日休館
  • 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は、6月は20:00まで、7・8月は21:00まで ※入場は閉館の30分前まで
  • 国立新美術館 企画展示室2E
  • 展覧会HP:https://boltanski2019.exhibit.jp/

日本でも人気のあるアーティストですが、これほど大規模な個展が次にいつやるかはわかりません。

興味のある方にはぜひ観ていただきたい素晴らしい現代アートの展覧会です!

会期終了間際の週末は混雑が予想されるのでできるだけ早めに行った方が良いと思います。