世界の国や都市をテーマにしたインフォグラフィックスのデザインを集めたPinterestボードを作成しました。
アカウントをお持ちの方で興味のある方はご覧頂ければと思います。
https://www.pinterest.jp/wtnbd511/coutry_city_infographic/?invite_code=95fedd7c91d240608db8c911f147b674&sender=537406305443294729-Design and Daily Journal- グラフィックデザイナーの視点から、日常に散りばめられたデザインのヒントや発見を、見本帳のように一つ一つ大切に綴っています。※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
世界の国や都市をテーマにしたインフォグラフィックスのデザインを集めたPinterestボードを作成しました。
アカウントをお持ちの方で興味のある方はご覧頂ければと思います。
https://www.pinterest.jp/wtnbd511/coutry_city_infographic/?invite_code=95fedd7c91d240608db8c911f147b674&sender=537406305443294729情報を視覚化する『インフォグラフィックス(INFOGRAPHICS)』。
私が実際に購入し、制作時の資料にしている本をご紹介します。
ダイアグラム(DIAGRAM)、ピクトグラム(PICTOGRAM)、チャート(CHART)、表(TABLE)など、デザイン別に掲載している初心者の方向けのオススメ本から、歴史などをまとめている教科書的な本、読んで楽しめるエンターテインメント性の高い本まで。
興味のある方は是非参考にしてみてください。
まずはこの三冊が、作例のクオリティも高いく、掲載点数も多いのでオススメです。
海外の作例中心で、刺激的を受けるデザインが多いです。それぞれ、日本語の解説も入っているので内容の理解もしやすい。
特にインフォグラフィックスのデザイン面で参考になる作品集です。
日本の作例中心なので、実際のデザイン業務で参考になるのがこちらの本です。
グラフ・チャート、仕組み、マップ、ピクトグラム、など、ジャンル毎に章立てされているので参照しやすいです。
作例のクオリティも高く、参考になります。
TUBE GRAPHICSの木村博之さんによる、インフォグラフィックスの教科書とも言える一冊。
インフォグラフィックスとは何か?という概念的な話から、実際の仕事例、木村さんが影響を受けた海外のグラフィックデザイナーの紹介など、とても濃密な情報が得られる一冊です。
インフォグラフィックスという世界自体に興味があり、より深く知りたい人は絶対に持っておいた方が良い一冊です。
上で紹介した3冊はマスト、と言えるくらいオススメですが、それ以外にも、読んで楽しい本はたくさんあります。
私が実際に購入した中からオススメの本を以下にご紹介します。
キリスト教やイスラム教など、世界の有名な宗教の特徴をインフォグラフィックスを用いて紹介している本。
海外の美大生が卒業制作として作った内容をブラッシュアップして出版された本ということです。
ビッグバンや人類の起源など、科学や地球にまつわる内容をインフォグラフィックスで学ぶことが出来る本。
Googleのクリエイティブディレクターの方が本書のアートディレクションを手がけているそうです。明快で親しみやすさのあるデザインはさすがです。
こちらはインフォグラフィックスや情報デザインの歴史を体系的に解説している本。
多摩美術大学情報デザイン学科の教授も務められている永原康史さんによる著書。
教科書的に学べる一冊です。
オットー・ノイラートが提唱する視覚言語「ISOTYPE(アイソタイプ)」についてまとめられた本。
ピクトグラム的な絵文字の組み合わせで、情報を視覚的に表現する手法です。
絵が多いので内容を理解しやすいです。まさに、アイソタイプの効果を実感できる編集になっています。
インフォグラフィックスの巨匠、Nigel Holmes(ナイジェル・ホームズ)によるユーモアたっぷりの一冊。
世界各地にある奇妙奇天烈な競技会のルールをインフォグラフィックスを用いて表現しています。
英語版ですが絵を見れば競技の内容は理解できます。
驚くようなルールの物がたくさん登場するのでとても楽しく読める本です。
引き続き、新しい本を購入したらこちらの記事に追記していこうと思っています。
〈2021/08/29追記〉
世界的に販売されているネイチャー誌『ナショナルジオグラフィック(National Geographic)』。
1888年から刊行がスタートし、128年の歴史を持つこちらの雑誌に掲載されたインフォグラフィックスの中から珠玉のものがまとめられた1冊です。
私は、雑誌自体もときおり購入しているのですが、毎号、記事にあったハイクオリティなインフォグラフィックスが掲載されていてとても刺激を受けます。
そのナショナルジオグラフィックのインフォグラフィックスがまとめられた本ということで、買わないわけにはいきませんでした。
膨大なインフォグラフィックスを、歴史、惑星、人間、動物の世界、植物の世界、科学技術、宇宙、という7つのセクションに分けて掲載していて、デザインだけでなく、自然科学の勉強になります。
英語版のみですが、480ページの大ボリュームで、持っておいて損はないと思います!
こちらはちょっと変わり種。映画、スターウォーズのシリーズに登場するデータをまとめた“スターウォーズのインフォグラフィックス”ブック。
私はスターウォーズをほとんど観たことが無いのですが、
……ライトセーバーの色の持つ意味や、人気キャラクターの身長比較、ジェダイ最高評議会の席順など、……
Amazon、本の概要文より引用
がシンプルなインフォグラフィックスで表現されていて、とても楽しく観ることが出来ます。
個人的には、インフォグラフィックスのシンプルさ、それでいて意味が伝わり感情を動かせるギリギリのラインを攻めたデザインになっていて、その点がとても参考になりました。
2019年4/4~5/21まで、銀座のクリエイションギャラリーG8で開催された色部義昭さんの作品展へ。
第21回亀倉雄策賞の受賞記念展である本展では、Osaka Metroのサインシステムや市原湖畔美術館、東京都現代美術館などのVI(ヴィジュアルアイデンティティー)、インフォグラフィックスなどが展示されていました。
こういった作品が亀倉雄策賞を受賞するのはとても嬉しいです!
会場内撮影可でしたので、写真で雰囲気をお伝えします。
千葉県にある市原湖畔美術館のVI、サインシステムのプロジェクト。
ロゴなどと共通でドットを使ったデザインになっています。
こちらも千葉県、DIC川村記念美術館のサインシステム。
以下は福島県にあるtette テッテ 須賀川市民交流センターという施設のサインシステム。
奈良県天理市の天理駅前にある広場コフフンの地図やインフォグラフィックス
2019年3月にリニューアルオープンした東京都現代美術館(MOT)のサインシステム。
富山県美術館のフロアマップ。
大阪市営地下鉄Osaka Metroのロゴ・サインシステム。
オススメの関連書籍
色部義昭さんの作品集です。
特集記事で色部義昭さんのデザインが紹介されています。
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オランダ、アムステルダムのスキポール空港(Schiphol Airport)は世界でも有数の乗り換え客を誇り、トランジット空港とも呼ばれています。
様々な国籍の人が使用するため、どの国の人にも伝わりやすいように案内のサインシステムが物凄く明快になっている、インフォグラフィックスの聖地とも言える場所!
2017年の夏と2018年の冬にこちらの空港を使用したので、そこで撮影した世界でも有数の明快なサインデザインを写真でご紹介します。(プライバシーへの配慮から、人の顔は黒く消しています。)
フランスのアルルに旅行をした際、マルセイユからオランダ経由で東京行きの飛行機に乗りました。トランジットの際にスキポール空港を使いました。
今度はアムステルダム宿泊時に利用。冬の早朝なので薄暗いが、2017年の画像と比較してみてください。
空港の中にいるだけで楽しめます。
旅行やトランジットでスキポール空港を訪れた際には是非、空港のサインシステムにも注目してみてください。
オススメの関連書籍
駅や空港などのサインシステム、インフォグラフィックスについて解説している書籍です。