糸かがり綴じで、糸を引っ張る際は、かならずヨコに引っ張る。
緩んでいる糸を締める時も同様。
前後に引っ張ると糸が絡みやすいので、水平、ヨコ、左右に引っ張るようにする。
グラフィックデザイナーの雑記ブログ。※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
糸かがり綴じで、糸を引っ張る際は、かならずヨコに引っ張る。
緩んでいる糸を締める時も同様。
前後に引っ張ると糸が絡みやすいので、水平、ヨコ、左右に引っ張るようにする。
私がメルカリに本を出品する時の判断基準を整理してみました。
本以外の不要品を処分する際にも使える基準だと思うので、参考にしていただけたら幸いです。
家の中を見回して、不要な本を探し、以下の2つの基準で判断します。
↓
過去1年以上の間に読んだり、手に取ったりしていない本は今後も読まない可能性がかなり高いです。
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1年以内に読んでいた本でも、読む頻度が低く、またはKindleなどの電子書籍で再購入が容易に可能な本は、売ってしまってからまた読みたくなってもすぐに読むことが出来ます。
特に、ビジネス書などは内容も文字が多いですし、ブックデザインよりも内容が重要なものが多いと思いますので、電子書籍で読めればOK、という場合が多いように感じます。
また、ベストセラー本などだと中古でも球数が多く、古本屋でも再購入が容易だと思いますのでその場合はメルカリ出品の強い候補となります。
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上記の2基準を考慮してメルカリに出品します。
書店などでよく見かけていたこちらの本を購入して読みました。
私は自分がデザイナーということもあり、デザイン思考については本を読んだり、自身の経験と照らし合わせたりしてなんとなく分かっていたのですが、アート思考については明確には理解していませんでした。
この本を読む事で、アート思考につながる有名なアーティストの作品や思考法の根幹を知る事ができました。
13歳からの…という枕詞がタイトルについているので、子供向けの本かな?という印象を抱いていたのですが、アート(美術)に興味が無くなる年齢が13歳が多い、ということで本の内容自体は子供からビジネスマンまで学びのある内容になっています。
取り上げられているアート作品も、作家も作品も知っていましたが、この本を読むことでなんとなくではなく、なぜそれらの作品がアートの歴史で大きく評価されているのかも知る事ができました。
とても面白い本なので2日くらいで一気読みしてしまいました。
デザイン思考やアート思考に興味がある方はぜひ読んでみて下さい!
昨日はカバーの糊づけ作業をしました。3mmの板紙にプリントアウトした紙を貼る作業。
のりは製本を始めた当初よりも水を多めにしてます。のりが伸びやすい方が実はシワにならない場合が多い印象。
これまで、一枚ごとに、表紙面から折り込みまでを一気に行っていましたが、今回は表紙面のみに糊を塗り、一旦重しを置いて待つ。
その後、折り込みをまとめて作業するようにしてみました。
こちらの方が作業はやりやすいかも……?
今後も試行錯誤していきます。
教えている専門学校で学生から「手製本について教えて欲しい」という質問をもらったので、ハードカバーで本を作りたい初心者の方に向けてのリファレンスをまとめておきます。もし、リンクが切れているページなどあればコメントで教えて頂ければ幸いです。
人(制作する本)によって異なりますが、私は自分の本(THE LAST SUMMIT)では「フエキのり」と「水」と「木工用ボンド」を混ぜ合わせたものを使用しています。
フエキのり40g:水30cc:木工用ボンド7〜14g
くらいの割合です。
混ぜることが大変だったら、「製本のり」という商品もあるので、これを適度に水で薄めたりしても良いかと思います。(この商品は私は未使用です。)
私はこの本を買って参考にしてます
YouTubeで「製本」と検索すると動画が出てくるのでそういうのを観るのも良いかと思います
本の作り方 | how to bind a book
以下の、大石さんという方のチャンネルの動画は順を追っていて分かりやすいと思いました。
https://www.youtube.com/channel/UC5EXMlPYQNNf-lFSeJ5n0gg
糸かがり綴じにするなら、こちらの「横浜市中央図書館サービス課」さんが公開している「修理講座テキスト」PDFの15ページ目に書いてあるリンクステッチという綴じ方が簡単でオススメです。
私のTHE LAST SUMMITもリンクステッチで綴じています。
製本用の糸は基本的にはこちらの麻糸がオススメです。
本気で手製本で本を作って売りたいなら、一度はワークショップに参加してみることをオススメします。
現在、コロナ禍なので開催を縮小しているところが多いのですが、、、
1回で参加できる単発クラスというものがありました。
どんなことができるかメールで聞いてみても良いかもしれません。
オンライン開催ですが、製本道具もセットになっているみたいです。
ハードカバーの本を作るならワークショップに参加しないと難しいかと思いますが、ソフトカバーであれば、厚紙と糊を使うシーンが減るので、初心者の方でもより簡単に綺麗にできると思います。
「がんだれ製本」とか
https://blog.goo.ne.jp/6216671ct/e/6dd61fe04883c367dcd5a4706f1c36db
「フランス装」とか
https://ameblo.jp/bookbinding-rema/entry-12295519290.html
ハードカバーにしなくても素敵な本はできます。
Header: Patrice AudetによるPixabayからの画像