MacのOSをCatalinaにアップグレードしたらモリサワフォント(游ゴシック)が表示されないエラー

MacのOSをCatalinaにアップグレードしたところ、モリサワパスポートのフォント(游ゴシック)がインストールされているのに表示されなくなってしまいました。

この症状は、InDesignで起きました。

悪戦苦闘した末、モリサワパスポートのインストーラーを使い、游ゴシックを一旦アンインストール、その後、再度モリサワパスポートを使ってインストールしたところ、正常に表示されるようになりました。

OSのバージョンアップは鬼門ですね。

モリサワパスポートはインストーラーからフォントを削除、追加する際にいちいち再起動をかけないといけないので手間ですが、モリサワフォントはやはりこちらの正規インストーラーで操作するのが良いようです。

InDesignでアルファベットが全て大文字になってしまう場合の解決方法

症状

InDesignを使用していて、アルファベットを打った際に、文字が全て大文字になってしまう、という事態が起きてしまいました。

例えば、

Tokyo

と打っているのに

TOKYO

と表示されてしまいます。

直接打ち込むだけでなく、コピー&ペーストしても大文字になってしまいます。

原因と解決方法

調べたところ、解決方法が分かりました。

文字パネル右上のハンバーガーメニューにて

「オールキャップス」

という箇所にチェックが入ってしまっていました。

この状態だと全て大文字になってしまうようです。

「オールキャップス」のチェックを外したところ、小文字も入力できるようになりました。

文字パネルの設定

最近、InDesignのバージョンアップをしたので、その際にチェックが入ってしまったのかも知れません。

アルファベットが全て大文字になってしまう方はこちらの設定を見直してみて下さい。

2022年の年賀状をデザインしました。印刷会社や使用した用紙をご紹介します

2022年の年賀状を作り、印刷に出しました。

印刷会社

グラフィック
https://www.graphic.jp/

印刷

オンデマンド印刷

※少部数なのでオンデマンド印刷にしました。

印刷用紙

Mr.B スーパーホワイト180kg

マット調の風合いに印刷再現性に優れているラフグロス紙。ややラフっぽい紙表面とインキが乗った面のグロス感の対比は、インパクト十分なパフォーマンスを備えます。その仕上りからヴァンヌーボと比較されることの多い紙でもありますが、その中でMr.Bスーパーホワイトは、Mr.Bシリーズの中で最も白色度が高いのが特徴です。

https://www.graphic.jp/paper/detail/52

部数と価格

両面カラー、30部、1日納期で2830円でした(※2021年12月22日20:00現在)

デザイン

2021年は展覧会を行ったのでそのビジュアルを使用しました。

2022年賀状〈宛名面〉
2022年賀状〈ビジュアル面〉

どのような仕上がりになるか楽しみです。

イラレ講師をしていて感じた、Adobe Illustratorで初心者が操作につまづくところ

授業で講師をしていて、初めてIllustratorを触る初心者の方を教える事が多いのですが、そういった方がつまづきがちだと感じた箇所をまとめておきます。

選択がうまくできない

選択ツールでパスやオブジェクトを触って、選択することが難しい。又は、どこを選択しているかがわからないで、カーソルがさまよってしまう方が多い印象です。

また、選択ツール(黒矢印)とダイレクト選択ツール(白矢印)の使い分けを理解していないので、ダイレクト選択ツールの方をメインで使用して形が変わってしまうことも多かったです。

ショートカットキーを使わない

そもそも、ショートカットキーというものがあることを知らない方が多い。

  • command+Z:取り消し
  • command+shift+Z:やり直し
  • command+C:コピー
  • command+V:ペースト
  • command+F:元の位置にペースト
  • command+S:保存
  • command+shift+S:別名で保存
    ※全てMac版

など、基本的なショートカットキーを知らないので、毎回メニューバーまでカーソルを移動させてクリックして一つの操作に時間がかかる印象です。

ペンツールでパスとアンカーポイントを上手く使うことが難しい

初心者の方にはペンツールを使って直線を引いたり、そこからアンカーポイントを使って曲線にするという事がまず難しいようでした。

特に、線として引いたパスと、そこから伸ばしたアンカーの違いが分からず、アンカーを線だと認識している方も多かったです。

これは練習あるのみですね。

塗りと線の色設定についての理解

塗りと線、それぞれに色を設定する必要がある、という事もしっかり伝える必要があると感じました。

特に、線のみで良い箇所に不要な塗りを設定していたり、塗りだけで良い箇所に線を設定していたりする事も多かったです。

これはプリントアウトをして確認しないと実感するのが難しそうですが。

また思いついたら追記していこうと思います。


Header: janeb13によるPixabayからの画像

「要点で学ぶ、ロゴの法則150」/有名ロゴデザインの秘密から最新のトレンドまでを手軽に学べる一冊!

「要点で学ぶ、ロゴの法則150」という本を購入しました。

要点で学ぶ、ロゴの法則150

この本を購入しようと思ったきっかけは、本書の共著者でもある元デザインの現場編集者の宮後優子さんによるこちらのツイートです。

本の内容は、その名の通り、見開きで1項目ずつロゴデザインにまつわる知識やTipsを紹介していくスタイル。
150項目あるので読み応えがあります。

私が面白いと感じたのは、
ロゴデザインのトレンドや、ナイキやマクドナルド、スターバックスなどの有名企業のロゴの変遷の紹介。
特に、Fedexのロゴの秘密はこれまで全く気づかなかったのでかなり衝撃を受けました。

ロゴデザインの歴史から現在まで、また、著作権などについても触れられているので、
ロゴデザインに興味がある方や、学校でデザインを教えている先生などにお勧めしたい一冊です。