Googleフォトで特定の日付の写真を表示させたい時の検索方法

Google Photo(グーグルフォト)で、特定の日付に撮影された写真を表示させたい時は、以下の様に検索ボックスにタイプします。

西暦/月/日

例えば、2019年の3月3日に撮影された写真を探す場合、、、

2019/03/03

といった書式で入力すると、この日に撮影された写真が一覧で表示されます。

注意としては、

  1. スラッシュは必ず半角「/」で入力する
  2. 月日は1ケタの場合でも頭に0を入れ、2ケタで入力する

という事です。特に2番目が重要で、

『2019/3/3』という書式では検索結果に表示されません。

Googleフォトの検索機能は慣れればとても便利なので、ぜひ活用してみてください。

岩波友紀 写真展「Blue Persimmons」 :震災後の福島の姿を精緻な描写で表現

銀座ニコンサロンで開催されていた写真家・岩波友紀さんの写真展へうかがいました。

岩波友紀 写真展「Blue Persimmons」
https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/salon/events/201706/20190821.html

東日本大震災直後から福島に移り住み、土地の風景やそこに住む人の姿を写し捉えたプロジェクト。

会場内の写真で展示の雰囲気をお伝えします。

写真の近くに寄るとものすごく詳細に描写されています。

角に合わせてカーブされたプリントが実験的で面白いです
お婆さんの顔のシワを数えられそうなくらい精細なプリント
メインビジュアルの写真、大きなサイズで観るとどこか幻想的です
岩波さんの写真で印象的な美しいランドスケープ
レイヤー状に配置されたモノクロ作品。展示にも様々な工夫が凝らされています
人々の姿もとても自然にとらえられています
レイヤー状に重ねられた写真

私が撮った会場写真では伝わりにくいかと思いますが、岩波さんの作品は、1枚1枚の写真が放つ力がとにかく強いです。

写真の前に立つとそこから放たれる緊張感とオーラを感じて、襟を正されるような気持ちになります。

こちらの展示は2019年9月3日で終わってしまいましたが、9月12日からは大阪での展示もありますので是非直接観ていただき、たくさんの方にその迫力を体験して欲しい写真展です。


展覧会情報

岩波友紀 写真展「 Blue Persimmons」

webサイト:https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/salon/events/201706/20190821.html

銀座ニコンサロン
2019年8月21日(水) 〜 2019年9月 3日(火) 日曜休館
10:30~18:30(最終日は15:00まで)

大阪ニコンサロン
2019年9月12日(木) 〜 2019年9月25日(水) 日曜休館
10:30~18:30(最終日は15:00まで)

作家webサイト:https://www.yukiiwanami.com/home

横田大輔展「Room. Pt. 1」:写真を再定義するイメージのオブジェ

2019年5/14~6/22まで、銀座のガーディアンガーデンで開催される横田大輔さんの写真展「Room. Pt. 1」へ。

「The Second Stage at GG」と題された展示企画シリーズで、ガーディアン・ガーデンの公募展入選者たちのその後の活躍を紹介する内容になっています。

今回の横田さんの展示、写真とは何か?に挑戦するかのような圧巻の展示でした。

個々の作品解説は殆ど無いにも関わらず、作品自体がメッセージを発しているようなオーラを感じました。

会場奥に展示されていた黒いモノリスのような作品がディストピア感抜群で、この展示を象徴しているように感じました。

入り口看板
会場風景
モニターを複数台使用した映像作品
動画
動画
まるで鉱物の様なテクスチャーを持つ写真
写真の集合体
写真(イメージ)が融解して混ざっている様なグラフィック
人らしき物が見える
有機的なだけでなくデジタルノイズの様なジャギーも入っている
奥にある黒いモノリス
もはや写真というよりオブジェです
黒いモノリスの表面

横田大輔さんの写真集

CORPUS

site/cloud

MATTER/BURN OUT

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Windowsユーザーに!写真をカッコ良く加工できる2大無料ソフト&サービス

素人の方がデジカメで撮った写真データを、プロっぽく加工できるようなソフトをご紹介します。(プロっぽくなるかどうかは、元の写真のクオリティとソフトの習熟度合いにもよりますのでご注意ください。)

Adobeソフトの契約はしていないけれども写真を補正したい方は参考にしてください。

どんな人がターゲット?

  • デザイナー以外の方
  • Adobeソフトを契約していない方
  • Windowsユーザーの方

どこで使用できる?

フリーソフトとして自宅のPCにダウンロードしたり、Web上で使用します。

どんな時に使う?

寒々しい雰囲気の写真を明るくしたり、影になってしまっている部分を調整する。

ソフト/サービスの紹介

Adobe Photoshop Express

Adobeの有名な写真編集ソフト「 Photoshop」の入門用のようなソフトで、無料のようです。

Windows用なのでMac環境の私は試したことはありませんが、以下のURLからダウンロードしてインストールできます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/adobe-photoshop-express-%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BF%E3%83%BC-%E8%AA%BF%E6%95%B4-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC-%E5%8A%B9%E6%9E%9C-%E5%A2%83%E7%95%8C%E7%B7%9A/9wzdncrfj27n?activetab=pivot%3Aoverviewtab

Googleフォト

Google製の写真管理ソフト。アップロードした画像に対して簡単な編集をする事が出来ます。

https://photos.google.com/?hl=ja

こちらは私も使用したことがあるので、使いやすいですが、解像度を自動的に少し下げてしまうので大きいサイズで印刷する画像には適してないかもしれません。

他にも……

上記以外にも、Windowsに標準で搭載されている写真管理ソフトや画像ビューアでも色を明るくしたり、色のトーンを変えたりする程度は出来そうです。(Macの「プレビュー」という標準ソフトだとできます。)

是非、試してみてください。


より本格的な写真の加工をしたくなった方には、Adobeのフォトプランがオススメです。

Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom) with 1TB|12か月版|オンラインコード版

(アイキャッチ画像:Photo MixによるPixabayからの画像)

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カトリーヌ・ロングリー(Katherine Longly)写真集公開プレゼン

RPS(Reminders Photography Stronghold)ギャラリーで開催されたこちらのイベントに行ってきました。

カトリーヌ・ロングリー(Katherine Longly)写真集公開プレゼンテーション

イベントの概要は以下のfacebookページをご覧下さい。

https://www.facebook.com/events/289655285040357/

印象に残ったコメントを箇条書きにしておきます。

-本の最後に自分の子どもの頃の写真を入れている事に関して

人の個人的なストーリーを聞いているので、自分のストーリーもオープンにしないとフェアじゃないと感じたから。

-編集で気をつけた事

パーソナリティの異なる10人が提供してくれた素材を一冊にまとめるので、本としての統一感に気をつけた。

-この本で伝えたかった事

人にとって食事はどのような役割を果たすか。

-表紙の綿飴は

「霞を食べる」というイメージをメタフォリカルなヴィジュアルで表現した。

-本作りのために五回も日本に来ているが、制作費用や渡航費はどうしたの?

最初の二回のダミー作成時はベルギー政府から援助金が出た。
それ以降は博物館の監視員など、アルバイトをして捻出。
本作りにかけた費用を合計すると計100万くらい。

トーク終了後の懇親会

会場には食品サンプルのようなキーホルダーが吊されたインスタレーションもありました。

Information

Artist:カトリーヌ・ロングリー(Katherine Longly)

Webサイト:http://www.katherine-longly.net/

写真集「To tell my real intentions, I want to eat only haze like a hermit」について

61部限定の写真集、残りわずか。売り切れ次第終了です