InDesign欧文組版: 設定覚書

InDesignで欧文組版をする際の設定をメモ替わりに覚書として残します。

・スラッシュ(/)の処理

スラッシュの前後は基本的にはスペースは入れない。
但し、そのままだと詰まりすぎるので前後に6分の1スペースを入れる。

・半角ダーシ

[option]+[-]

・全角ダーシ

[option]+[shift]+[-]

思いついたら随時、追加していきます。(最終更新日:2018/10/13)

macOS 10.12 sierraでInDesign CS5をなんとか動作させる方法

ある案件で、InDesign CS6までの形式でデータを納品して欲しい、という時があり、私が当時使用していたmacのOSバージョンは10.12 sierraだった。

所有していたInDesign CS5をsierraのmacにインストールしたところ、インストールはできたのだが、アプリケーションを起動しても強制終了されてしまう。

InDesign CS5が対応しているmacのバージョンは10.9 mavericksまでなので当然といえば当然なのだが、mac自体のバージョンを下げると他の案件の時に不便が生じてしまうので、どうにかできないかと考え、以下のソフトを使用することにした。

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印刷時のブラックオーバープリント(墨ノセ)をIllustratorやInDesignの設定で回避する方法

墨ベタ(K100%)のオブジェクトを印刷する際に、自動的に設定されるブラックオーバープリント(墨ノセ)の処理を回避して、下に重なっている色が透けて見えないようにする方法をご紹介します。IllustratorやInDesignでのデータ作成時におこなう方法です。

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【本作り】「PDF貼魔王」とInDesignを使用してB5中綴じのZINE/同人誌の印刷用面付けデータを作成する方法

InDesignを使用して中綴じのZINEや写真集のレイアウトを作成し、Kinkosネットプリントなどで自分で印刷して製本する場合、ページの面付けが必要になります。

InDesignのブックレット印刷機能を使用しても良いのですが、「PDF貼魔王」というフリーソフトがあり、これを使うととても便利です。

B5サイズ中綴じ16ページの冊子を作成する事を想定し「PDF貼魔王」での面付けの設定をまとめました。

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Word原稿に入っている複雑な数式をIllustratorやInDesignで使用出来るようにする方法

論文集などのレイアウトをしていると、以下の図の様な複雑な数式が入ったWord原稿を頂く事があります。

こういった数式入りの原稿を、IllustratorやInDesignなどのAdobeのソフトでレイアウトする場合、そのままコピー&ペーストしても、表示されない文字があったり、表示が崩れてしまいます。

また、数式ならでは独自の表記ルールがあるので、内容を理解していないのにフォントや字間を変更する事もかなり危険です。

そのため、出来るだけWord原稿に表示されているそのままの形でAdobeソフトにデータを持っていく事が重要になります。

Word原稿をPDF書き出し→AcrobatでPDF内のフォントを全てアウトライン→PDFファイルをIllustratorで開き、保存

という作業が必要になるので、その手順をご紹介します。

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