写真200点!台湾デザインセンターで刺激的な台湾グラフィックデザインを堪能!

2018年の3月に行った台北旅行の記事です。1937年に建設されたタバコ工場をリノベーションして作られた文化施設『松山文創園区』の施設の1つに『台北設計館(Taiwan Design Center)』というデザインミュージアムがあります。

訪問した際に展示されていた台湾のグラフィックデザイン展がかなり刺激的だったので写真でご紹介します。

CONTENTS

入り口。日本のデザイン施設ではなかなか見ないような可愛いマスコットが出迎えてくれる
表情が一つ一つ違うようです。かなり気になるキャラクター

展示写真

『凝明朝体』という明朝体の作品
ひらがなとカタカナまであります!
金と赤の色使いが台湾ぽさを感じます
和紙風のテクスチュアに抽象形態、金箔の組み合わせ
格好いいですね!
黒の使い方とバランスが上手い
書体デザイン
こちらも書体デザインでしょうか?
コンデンスがかった漢字書体。繊細な雰囲気で使ってみたい
装幀デザイン。複雑なデザインなのでこれは実物を見て欲しい
写真集。和綴じなのですが、糸のステッチが凝ってます。このような縫い方は初めて見ました
タイポグラフィも糸綴じに合わせたデザインになっています
デザイントランプ。赤と黒の2色印刷。ダイアのJのデザインが好きです
活版印刷のチラシ
これは小学校の教科書でしょうか。理科と社会、上は英語かな?
カラフルで楽しそうな表紙デザイン。勉強するのが楽しくなりそうです!
数学の教科書。これも素敵ですね!
英語の教科書。ファンキーなデザイン
展示会のチケット
お菓子のパッケージデザイン。お菓子自体の形も合わせてデザインしているようですね
『秋刀魚』というタイトルの雑誌
料理雑誌でしょうか?中身がとても気になります
イベントのフライヤー
こちらも赤と黒の2色印刷。台湾のデザインは、こういった色数を絞った印刷物のデザインがとても上手いです
漢字とアルファベットの組み方も美しい
イベントのフライヤー
健康(医療?)にまつわるイベントのようです。透明感があって素敵なデザイン
お茶のパッケージ。湯飲みの形に国柄が出ますね
ちょっとした小さい工具のパッケージデザイン
CDジャケットデザイン。プラスチックケースにシールと糸で巻くだけというシンプルなパッケージデザイン
CDのリーフレットを展開した状態
手前にあるのは歯でしょうか?
台湾らしさを感じるパッケージ
可愛い動物のイラスト
このような感じで展示されています
山の様なパッケージデザイン
『雑学校』という教育にまつわる展示会のイベント
赤と紫の特色2色印刷。良いですね!
統一されたステーショナリーのデザイン
雷神のような子供。かなり元気そうです
漢字のタイポグラフィポスター
始めにご紹介した『凝明朝体』の書体見本帳
No pain, Nogain.とタイプされたカード。様々な種類の用紙に印刷されています
動物のブックレット。線画のイラスト、味があります
ペーパークラフトのセットのようです
中華文化圏らしいポスター。こういう色使い、最高です
ポスター。デザインもですが、透明プラ板に挟まれてつるされている展示方法も気になります
抽象図形ポスター
点描的な表現が格好いい
斜めに組むタイポグラフィ。参考になります
AA(アスキーアート)をデザイン素材として使ったフライヤー
蛍光インクを使ったポスター。タイポグラフィも素敵です。インク会社のプロモーションだったような
繊細なデザインのカレンダー。日本人でも好まれそうなデザイン
上は銀+黒、下は金+黒の2色印刷フライヤー
“GOOD TIMES BRUNCH” と書かれた色にまつわるポスター
フリーペーパー
『TROPICAL DELI CAFE』。カフェのポスターでしょうか。ブドウを連想させる抽象図形のグラフィック。こういうデザインは大好きです
こちらはカブ。極限までシンプルな形でイメージを表現しています
銀箔の使い方が美しいですね
ブックデザインも展示されています
ピクトグラムを活用したポスター
シンプルで格好良いですね
台湾版の『海辺のカフカ』。日本の人気小説を台湾版にした書籍もたくさん発売されています。デザインの違いを見るのも面白い
『卒婚のススメ』。ひらがなカタカナが普通に使われているのが面白い。卒の中の『人』の漢字1つだけに色がついているデザイン。2人から1人なるという『卒婚』を表現していて良いデザインですね
『Novel 11, Book 18 / Dag Solstad』
『Alexander McQueen』
台湾市内の書店でもこういった詩集が多く並んでいて、デザインも凝った本が多かったです
本を読んでみたくなります
ステーショナリーデザイン
結婚式のインビテーションのようです。とても素敵ですね!
封筒など、企業のレターセット。グレーに白のカラーリングがシックです
こちらもレターセット。縦長の封筒、家の形が縦に伸びている感じがユーモラス
カレンダー
様々なチケット
抽象的な図形を用いたイラストレーション。すごく好きです
動物の形の封筒
線画のイラストと抽象的な図形の組み合わせ上手いです
さきほどの『TROPICAL DELI CAFE』のグッズ
この企画展のタイトル『形状的平面設計』
エンボス加工と金箔押し印刷のカード
ショップカードでしょうか。和紙のような耳付きの用紙に印刷されています
家の形がかわいい名刺
ものすごいボリュームの展示量
イベントのチケット?フライヤー的なカード。自由な形が良いですね
ポスター
台湾らしい色使い
お札のようなデザイン。サイケデリックです
色のハレーションが刺激的なポスターデザイン
フライヤーなどの小型グラフィック
特色の銀+レッドの2色印刷
幾何学な図形と筆文字の組み合わせが日本ではあまり見ないデザインで、斬新です
ハリボーグミのポスター。キャラクターがかなり主張してます
手と植物が繰り返す構図がリズムを感じます
ちょっと日本を感じさせるデザイン
抽象的な矩形とリアルな植物のイラストレーションの組み合わせ。テクスチュアのコントラストが効いてます
グレイッシュなトーンが格好いい
映画のポスターでしょうか
CDのアートワーク。レインボー箔を使用しています
トートバッグなど
これも好きです。恐らく2色印刷ですが、すごく透明感があります
音楽イベントのポスター。日付の欧文フォントのチョイスが良い
ロックイベントのポスター。
ダークで格好いいポスター
パッケージデザイン
お菓子のパッケージ。繊細なイラストレーション
アパレルのポスターでしょうか
文字のシャドウが人の顔にかかっている点が工夫されています
こういうポスター大好きです
お茶でしょうか?パッケージデザイン。『3』のフォントが良いです
Art Book Fairのポスター。自由なデザイン
鏡面の様な反射する用紙に特色の赤インクで印刷されたポスター
ポスターが並ぶ姿が圧巻でした
イベントポスター
オーナメントの使い方が素敵です

会場INFORMATION

台北設計館(Taiwan Design Center)

Webサイト:http://www.tdc.org.tw/

荻窪カフェ「wood good brothers」の斬新なピクトグラム

今日、荻窪に行った際にwood good brothersというカフェに入ったのですが、店内にあったトイレのピクトグラムがとても面白いデザインでした。

型抜きされた板に上から照明が当たり、その影がサインとして機能しています。こういったピクトグラムは初めて見ました。

店内にある家具を実際に購入できる珍しいカフェとの事で、全体的なインテリアデザインも統一感があり、グレーを基調とした色使いなどセンスが良かったです。

webサイト
【公式】荻窪のカフェ コンセント・プロジェクター完備|wood good brothers -ウッドグッドブラザーズ-

オランダ・アムステルダムで見つけた素敵なパッケージデザイン集(スーパー&薬局)

私にとって、海外旅行をした時の楽しみの1つは、現地のスーパーマーケットや日用品のショップで見られるパッケージデザインをチェックすることです。

今回のアムステルダム旅行でも、スーパーマーケットと薬局で、素敵なパッケージデザインをたくさん見つけましたので写真でご紹介します。

スーパーマーケット「Marqt(マルクト)」

オランダに展開するオーガニックスーパー「Marqt(マルクト)」

他のスーパーに比べるとお値段は高めですが、店内の雰囲気や、新鮮な食材が並んでいるので、見るだけでも楽しめます。

そんな「Marqt(マルクト)」で見つけた素敵なパッケージデザインはこちら↓

炭酸飲料のパッケージ。マトリョーシカ風でかわいい
こちらも炭酸飲料。舌にビリビリきそう!
アムステルダムでよく見たド派手なチョコレート。
アイス(シャーベット?)のパッケージ。シンプルで素敵
オリーブオイル
このパッケージは面白かった!横から見ると顔が見えてくる
お茶。シンプルでカッコいい

薬局「Etos(エトス)」

こちらも、オランダに広くチェーン展開している薬局「Etos(エトス)」

医薬品のパッケージも国ごとの特色が出てとても興味深いです。

とりわけ、このEtosはプライベートブランド商品を幅広く展開していて、タイポグラフィ中心で構成されたデザインがとても素敵でした。

写真はこちら↓

赤ちゃん向けのシャンプーなど。黄色で統一されたデザインが売り場ですごく目立っていた
イラストもかわいい
プライベートブランドのコンタクトレンズ。文字だけで潔い。カッコいい!
女性用の生理用品。洗練されたシンボリックなデザイン
PBのクリーム。男性用、女性用などで美しく色分けされている
なんとコンドームまで!シンプルなデザイン
セルフプレジャーグッズも、生々しくないパッケージでした

こういった日常的な商品ほど、日本との違いが分かりやすくて見ていて刺激的です。

TDC2018展で最新のタイポグラフィデザインに触れる

イベントポスター

ギンザグラフィックギャラリーで開催されていたTDC(Tokyo Type Directors Club)の2018年度の展示へ。

公募を勝ち抜いたタイポグラフィ作品が平面~立体まで並んでいました。

会場内は撮影可能でしたので私が気になった作品を何点かご紹介します。

中国のデザイナーの作品。派手!
こちらもビビッドな色使い
展開例。素敵ですね!
『THINK OF THINGS』のステーショナリー

文房具会社のKOKUYOが展開するライフスタイルショップ『THINK OF THINGS』のデザイン。とても素敵なアートディレクションです。

鉛筆をモチーフにした模様が素敵です
オリジナルの白い道具箱も
カフェもあるショップなのでコーヒーカップまでデザインしています
相撲の寄席文字のようなタイポグラフィ
クリスマスイベントのグッズデザイン。リボンの処理が軽やかで良いです
シンプルなステーショナリーセット。こういう潔いデザイン大好きです
コラージュ技法を用いたポスター
津軽三味線のポスター。弦を押さえる手の形を力強いイラストで表現。カッコいい!
『吉本興業百五年史』こういった物にも、当たり前ですがデザイナーの仕事が求められます
中国のイベントポスター?でしょうか
展示風景やアプリの展開例
パッケージデザインはこのような商品まで!

最新のタイポグラフィデザインの作例を知ることができてとても勉強になりました。

Webサイト

TDC 2018/ギンザ・グラフィック・ギャラリー « TDC TOKYO JPN
http://tdctokyo.org/jpn/?p=6492

関連書籍

Tokyo TDC Vol.29

「リアン・ドゥ・サザエさん」で楽しむサザエさん焼きとデザイン

世田谷の桜新町にあるサザエさんのカフェ、「Lien de SAZAESAN(リアン・ドゥ・サザエさん)」にお茶をしにいった。ものすごいサザエさんファン、というわけでは無いのだが、前々から気になっていたカフェだ。

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