グラフィックデザイナーの私が実用している、デザインコンセプトを書く時のオススメの文章フォーマットをご紹介します

グラフィックデザイナーの私が、クライアントにデザインを送る際に、最も短くデザインコンセプトを説明する時の文章のフォーマットをご紹介します。

それは、以下のフォーマットです。

▲▲▲▲のビジュアルを用いて、●●●●のイメージを表現したデザイン案

▲▲▲▲と⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎にデザインを説明する言葉を入れます。

例えば、こちらの画像の場合

SeanbattyによるPixabayからの画像

フォーマットを使って、以下の様な文章を考えてみました。

[左脳がICチップ、右脳が抽象アートになっている脳のビジュアル]を用いて〈イノベーションを産むデザイン思考〉のイメージを表現したデザイン案

といった感じです。
[]内が▲▲▲▲、〈〉内が⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎、です。
どうでしょうか?
この様なコンセプト文が付くだけでヴィジュアルの印象が変わると思います。

もちろん、しっかりプレゼンテーションをする案件の時は、数ページのシートにまとめる事もあります。

今回ご紹介した一言プレゼンのフォーマットは、メールベースでデザインを送る際などに使っています。

デザイン提案する際にどの様に説明したら良いか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

コンセプトが伝わるデザインのロジック

コンセプトが伝わるデザインのロジック

OCHABI Institute
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『コンセプトが伝わるデザインのロジック』デザインの基礎を分かりやすく学べる本

『コンセプトが伝わるデザインのロジック』

こちらの本の編集をお手伝いさせていただきました!

私が講師をしているOCHABIから出版されたグラフィックデザインの基礎をまとめた本です。

表紙
裏表紙

誰に向けての本?

  • これからデザインを学ぼうとする人
  • デザイナー以外の職業の方でデザインを仕事に活かしたいという人
  • 業務でデザイナーとコミュニケーションを取る人(ディレクターや営業など)

上記の様な人に向けて、コンセプトを軸にビジュアルを考え、人に伝える方法を紹介しています!

本の内容

「デザイン」「コンセプト」「レイアウト」「構図」「バランス」「配色(カラーリング)」など、良く耳にするけどデザイナー以外の方には今ひとつ意味がわかりにくい言葉に対して、その意味や、活用されている場面を明確にして紹介しています。

特長

実際に世の中に出たデザインの事例を元に分析をしているので、リアリティがあります。

読むとどうなる?

本書を読むことで、新人デザイナーの方は先輩やクライアントとの打ち合わせやコミュニケーションが円滑になり、効果的にデザインに取り組むことができます。

デザイナー以外、例えばデザイナーに仕事を発注するお仕事の方であれば、デザイナーにより的確に指示を出すことが出来るようになるので、効率UPと、お客さんにとってより魅力的な商品・サービスを提案できるようになります。

なにより、デザインの見方が分かることで、毎日目にする広告やパッケージなど、身の回りの全てを新鮮な視点で見ることができ、ワクワクする日々を過ごす事ができます!

紙版(単行本)、Kindle版、両方の形式で販売されていますので、興味を持たれた方にはぜひ読んでいただけたら嬉しいです!

コンセプトが伝わるデザインのロジック

コンセプトが伝わるデザインのロジック
ISBN:978-4-8025-1164-3
定価:本体2,000円+税
仕様:B5判変型/160ページ
発売日:2020年06月16日
著者:OCHABI Institute
デザイン:Happy and Happy