【本作り】「PDF貼魔王」とInDesignを使用してB5中綴じのZINE/同人誌の印刷用面付けデータを作成する方法

InDesignを使用して中綴じのZINEや写真集のレイアウトを作成し、Kinkosネットプリントなどで自分で印刷して製本する場合、ページの面付けが必要になります。

InDesignのブックレット印刷機能を使用しても良いのですが、「PDF貼魔王」というフリーソフトがあり、これを使うととても便利です。

B5サイズ中綴じ16ページの冊子を作成する事を想定し「PDF貼魔王」での面付けの設定をまとめました。

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Word原稿に入っている複雑な数式をIllustratorやInDesignで使用出来るようにする方法

論文集などのレイアウトをしていると、以下の図の様な複雑な数式が入ったWord原稿を頂く事があります。

こういった数式入りの原稿を、IllustratorやInDesignなどのAdobeのソフトでレイアウトする場合、そのままコピー&ペーストしても、表示されない文字があったり、表示が崩れてしまいます。

また、数式ならでは独自の表記ルールがあるので、内容を理解していないのにフォントや字間を変更する事もかなり危険です。

そのため、出来るだけWord原稿に表示されているそのままの形でAdobeソフトにデータを持っていく事が重要になります。

Word原稿をPDF書き出し→AcrobatでPDF内のフォントを全てアウトライン→PDFファイルをIllustratorで開き、保存

という作業が必要になるので、その手順をご紹介します。

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InDesign, Illustrator:複雑なレイアウトをプリントする際は、JPG書き出しすると早い

InDesignでレイヤーや効果をたくさん使ったり、Illustratorで細かいパターンスウォッチなどを使用している場合、データのプリントアウトにとても時間がかかってしまう事があります。

ちょっとした文字修正をしたので、プリントして確認したい、という場合でも、時間がかかってしまうと煩わしいですよね。

そんな時に、プリントアウトをスピーディに行う方法です。

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InDesignにinddファイルをリンク配置する時の読み込みオプションについて

InDesignファイルに別のinddファイルをリンク配置する際に、裁ち落としで配置したかったのに塗り足しが入ってしまったり、その逆もあったりと、思い通りにならない事が多かったので、改めて配置オプションの挙動を確認してみました。

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ドキュメント配置の時に表示される上記のダイアログ。

『ページ境界線ボックス』『裁ち落とし境界線ボックス』『印刷可能領域境界線ボックス』。これら3つの違いをまとめました。

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