【Webサイトや資料に】「無断転載禁止」のための汎用性の高いコピーライト表記を考えた【著作権】

ワークショップや授業など教える仕事が増えるにつれて、授業で使う資料(書類)を作り込むことも増えてきました。
そこで、それらの資料に掲載できるような、使い回しがしやすいコピーライト表記を考えてみました。

今回考えたのは以下のようなものです。

本書類に掲載の図版および文章について、転載、複製、改変等は禁止させていただきます。
Reproduction is prohibited. 禁止私自转载、加工。
© 2024 Shu Watanabe.

最後の©の後は、掲載する年号、著作者の名前に応じて変えます。

いくつかのサイトを参考にさせていただいて反映したのは以下のポイントです。

  • 「無断」転載禁止。と書くと許可取りの連絡が来たり、断ったから(OKしていなくても)掲載して良いだろうと判断される場合がある
    →「無断」は入れずにシンプルに「転載禁止」としました
  • 日本語圏外の方の為に他の言語でも表記する
    →「転載禁止」を意味する英語と中国語を入れました

実際にはこのような表記をしなくとも、著作権は制作者にあるということですが、より強い意思表示の効果はあると思うので、今後制作する資料には掲載していこうと思います。

このコピーライトの雛形は自由に使っていただいて構いませんので、参考にしてください。

参考にさせていただいたサイト

「無断転載禁止」という注意書きは逆効果なのかも…効果的な文面とは? | ばしでざ
https://bashideza.com/reproduction-prohibited-text/

コピーライトとは?法的な必要性や書き方、意味について解説
https://www.unprinted.design/articles/copyright/

#1 日本語以外の複製、転載禁止文章【9ヵ国語版】 | 日本語以外の注意書き – 祭屋暦@規約改定ゆるく – pixiv
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7928138

クリエイターの著作権について学べる書籍

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「パブリックドメイン(Public Domain)」とは? その意味と価値について考えてみた

最近、デザイン資料などを作る際にリサーチをしていると、「パブリックドメイン(Public Domain)」の素材にたどり着くことが増えてきました。

よく聞く言葉ですが、ちゃんとした意味は知らなかった、と思い、パブリックドメインについて調べてみたので、その内容をまとめました。

Mummy’s Bedtime Story Book Pl.14 (1929), Jessie Marion King (Scottish, 1875-1949)

はじめに

デジタル時代において、パブリックドメインという概念は非常に重要です。

パブリックドメインとは、著作権の制限や所有権のない作品や知識の領域を指します。

パブリックドメインとは?

パブリックドメインは、著作権が消滅したり、放棄されたり、存在しなかったりする作品を指します。

許可や支払いなしに誰でも、これらの作品を使用できます。

パブリックドメインには、古典文学や歴史的な芸術作品、民話、古代の科学的なテキストなどが含まれます。

Study of a Tree (1830s), Caspar Scheuren (German, 1810-1887)

パブリックドメインの利点

文化の保存とアクセス

パブリックドメインの作品は、文化遺産を保存し、誰もがアクセスできるようにします。

過去の時代を知り、多様な芸術形態や歴史的な出来事に触れることができます。

教育と研究

パブリックドメインのリソースは教育や研究にとって貴重です。

知識の普及を促し、教育の壁をなくします。

インスピレーションと創造性

パブリックドメインの作品は現代のクリエイターにインスピレーションを与えます。これらの作品をベースに新たな作品を制作することで、社会を豊かにし、イノベーションを促進します。

The Creation of the World and the Garden of Eden (1560)

共同プロジェクト

パブリックドメインは、共同作業の基盤となります。異なる背景を持つ人々が協力し、新しい作品を創り出すことができます。

制限と考慮事項

パブリックドメインにはいくつかの制限や法的な考慮事項があります。

作品のステータスを判断することや、二次的な著作物の制限について注意が必要です。

パブリックドメインの維持

最近では、著作権期間の延長や制限的な知的財産権法により、パブリックドメインの縮小に対する懸念が高まっています。

バランスの取れた著作権政策を提唱し、パブリックドメインの持続的な拡大を支援することが非常に重要です。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスやオープンアクセス出版プラットフォームなどのイニシアチブは、パブリックドメインの資源プールを広げるのに役立ちます。

Maquettes de Théatre 13 (1930), Alexandra Exter (Ukrainian, 1882 – 1949)

まとめ

パブリックドメインは、アイデア、創造性、知識の広大な遊び場であり、探求、学習、革新のための豊かな機会を提供しています。

私たちはパブリックドメインを大切にし、保護し、貢献することで、人類の努力の証として、過去の成果を基により良い未来を形作っていくべきです。

次の世代に豊かさを引き継ぐために、パブリックドメインの管理者としての役割を果たさなければなりません。

パブリックドメインのリンク集

パブリックドメインおよびクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで使用可能な
素材まとめサイト集 | utelecon
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/articles/copyright/copyright-free-resources

パブリックドメインで無料!世界の名画600万枚をダウンロードできる
美術館サイト21個まとめ【2023年版】 | PhotoshopVIP

https://photoshopvip.net/111868#tip23

Artvee
https://artvee.com/
※パブリックドメインの画像を検索、ダウンロードできるサイト。

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Header: Peter HによるPixabayからの画像

ブログや印刷物で本の表紙画像を使いたい時は『版元ドットコム』が便利!

Webサイト(ブログ)や印刷物で本の紹介をする際に、本の表紙の画像を使いたい時は多いと思います。

そんな時に便利なのがこちらのサイト

版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/

版元ドットコムとは?

版元ドットコム/トップページ

版元、つまり本の出版社が情報を提供しているデータベースサイトです。

このサイトに本の表紙の画像(書影)が掲載されている本は、利用規約内で自由に使うことが出来ます。

本の一覧
書影を使いたい、をクリックすると
このように許諾が見られます

こんな便利なサイトを今まで知りませんでした…..。

活用したいと思います。

版元ドットコムに画像が無い場合

版元ドットコムで表紙画像がグレーアウトしている本は、登録されていないので使用できません。

版元ドットコムを使わずに本の表紙の画像を使うには、例えば以下の様な方法があります。

アフィリエイトリンクで表示させる

Amazonや楽天などのアフィリエイトをしている場合は、アフィリエイトリンクのコードを貼ることで、表紙の画像を表示させることが出来ます。

版元に連絡して許諾を取る

版元に連絡して許可をもらう方法が最適です。

出版社は大体Webサイトに連絡先を載せているので、電話かメールで表紙画像の使用許可を取ります。

宣伝にもなるので、良い内容で扱うのであれば許可してくれる会社も多いのではないでしょうか。

印刷物の場合は、本の紹介が掲載された仕上がりを送った方が良いかもしれません。

Webや印刷物で本の紹介をしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。