ネットのない場所で、作業をしようとInDesignを開いたら、起動画面から先に進まない……。エラーも出ず、ただレインボーカーソルが回り続ける現象が何度か起きました。
実はこれ、Adobe特有の認証や通信待ちが原因。今回は、この「沈黙のフリーズ」を解決する方法をご紹介します。
1. 絶望の「レインボーカーソル」
ネット環境がない場所でInDesignを起動しようとすると、いつまで経っても画面が表示されず、虹色のカーソルがクルクル回り続ける…。エラーメッセージすら出ないので、強制終了するしかないのかと焦りますよね。
実は先日、私もこの状況に陥りました。
2. 私が試した唯一の解決策:スマホのテザリング
結論から言うと、「起動の瞬間だけスマホでテザリングする」ことで、解決しました!
【実際の手順】
- 固まっているInDesignを一度強制終了。
- スマホのテザリング(インターネット共有)をONにする。
- PCをスマホのWi-Fiに繋ぐ。
- 再度InDesignを起動。
- 無事に起動したら、テザリングを切る。
一度ウィンドウが表示されてしまえば、その後はネットを切っても、作業を続けることができました。
3. なぜ「一瞬の接続」で直るのか?
なぜずっと回り続けていたのに、テザリングを繋いだ瞬間に動き出したのか。理由は主に2つ考えられます。
- ライセンスの「生存確認」: Adobeのソフトは、定期的に「このユーザーは有効なサブスク会員か?」をチェックします。オフラインでも使えるはずですが、内部のタイマーが「確認が必要だ」と判断したタイミングでネットがないと、そこで処理が詰まってしまうのです。
- 通信のタイムアウト待ち: 「CCライブラリ」などの機能がクラウドと同期しようとして、ネットの応答を待ち続けてフリーズします。テザリングで一度「応答」を返してあげることで、アプリが納得して次の処理に進めるようになります。
4. まとめ:外出先での心得
今回の件で学んだのは、「InDesignは、完全オフラインでも『一瞬のネット接続』を欲しがることがある」ということです。
- 外出前には一度オンラインで起動しておくのがベスト。
- もし現場で固まったら、スマホで1分だけテザリングを。
これだけで、あの不毛な待ち時間から解放されます。同じ悩みを持つデザイナーさんの参考になれば幸いです!


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