スマホ脳
アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳)
現代のスマホ社会に警鐘を鳴らす一冊。
ベストセラーになっていたので購入しましたが、さすが!という内容でした。
前半はスマホというよりも人類の歴史と脳の構造にまつわる話から始まります。一読すると関係が無さそうですが、後半のスマホ脳の解説に入ったときに一気に説得力が増しました。
この本の内容をどれだけ信じるかは人それぞれだと思いますが、私はこれを読んでから「スマホと距離を置かないと」と思ってしまいました。
現代人が読むべき一冊だと思います!
人を動かす
D・カーネギー (著), 山口 博 (翻訳)
以前から書名と、カーネギーの名前は知っていたのですがどんな本かは分からず。オリエンタルラジオ中田さんの帯に惹かれて購入しました。
帯には「営業に使える」とありましたが、まさにその通り、人付き合いを円滑にするための本でした。
とても勉強になります!
目次の章立てが明快なので気になった箇所をピックアップして読む事ができました。
ただ、改訂されているとはいえ初版は80年近く前の本なので事例などはさすがに歴史を感じました。
慈雨
柚月 裕子 (著)
ミステリー小説。
お遍路さんをしている元刑事と現在進行形で起こった少女誘拐事件。
最初はお遍路パートがどう事件と関係するかわからなかったのですが、読み進めていく内に「こういう形でストーリーが展開するのか!」と納得させられるような内容でした。
家族もテーマになっていてその視点も興味深かったです。