Photoshopの生成AI機能を使って、デザインに使えそうなアブストラクトな背景画像を作ってみた

PhotoshopのAI画像生成・生成塗りつぶし機能を使って、デザインに使えそうなアブストラクトな背景を作る実験をしてみました。

生成された画像の例をスクリプトと共にご紹介します。

Photoshopのバージョン

Adobe Photoshop ver.25.0.0

AI画像生成・生成塗りつぶし機能の基本的な使い方

  1. 新規アートボードを作成し、全て選択
  2. 下部に表示されるバーの「生成塗りつぶし」をクリック
  3. スクリプトを入力し、「生成」をクリックする
アートボードを選択し「生成塗りつぶし」をクリック
スクリプトを入力

3パターン出力されるので、気に入ったものを使います。

生成塗りつぶしのスクリプトと生成されたAI画像の例

スクリプト「分子配列、細胞が舞うグリーンのアブストラクト背景」

バイオテクノロジー的なイメージを作りたかったです。

なかなか良い感じです。

より細胞っぽいイメージ。紫の粒が謎ですね。

スクリプト「ブルー、多角形、アブストラクト、背景」

イメージ通りの画像です。

スクリプト「無数の0と1、ビッグデータ、ネットワーク、ブルー、アブストラクト背景」

マトリックス的なイメージを作りたかったです。

ネットワーク感がまだ弱いです。

スクリプト「データサーバー、電子回路、ブルーのアブストラクト背景」

左側のボカシが気になります。

まあまあ良い感じです。

スクリプト「サイケデリックなアブストラクト背景」

なかなか強烈です。

スクリプト「うすい色、光を感じる多数の円、グラデーション、背景」

もうすこし淡い感じになると良いのですが、ちょっと色が濃いですね。

スクリプト「スパークル、キラキラのライト、抽象、背景、紫」

良い感じです。

まとめ

生成AIで書き出した画像、詳細なディティールを見ると怪しくなりますが、背景に敷いたりして使う分には良さそうです。

色が濃いイメージの方が得意な印象。薄い色とかはニュアンスをしっかり伝えないと難しそうですね。

また試してみたいと思います。

生成AIについて学べる書籍

実践 生成AIの教科書 ――実績豊富な活用事例とノウハウで学ぶ

Chat GPTを使って、ブログにJavaScriptで動く計算フォームを設置してみた

本サイトの以下の記事に数値を入力して計算してくれるフォームを設置しました。

mm→pixel計算フォームと換算表(350dpi & 300dpi)|印刷に適した画像解像度を知るために – WATANABEDESIGN.Blog https://watanabedesign511.info/archives/13020

文字サイズ「mm・級(Q)・ポイント」計算フォームと換算表 – WATANABEDESIGN.Blog
https://watanabedesign511.info/archives/13015

こういった計算フォームのHTMLをChat GPTで作ることができたので、その方法をご紹介します。

Chat GPTに入力するテキスト

例えば、以下のようなテキストをChat GPTに投げます。

2つの数値を入力し、足し算をしてくれる計算フォームのHTMLを書いて

そうすると以下のような感じでコードを書いてくれます。

書き出されたコードの内容

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>足し算計算フォーム</title>
</head>
<body>
    <h1>足し算計算フォーム</h1>
    <form>
        <label for="num1">数値1:</label>
        <input type="number" id="num1" name="num1"><br><br>
        
        <label for="num2">数値2:</label>
        <input type="number" id="num2" name="num2"><br><br>
        
        <input type="button" value="計算" onclick="calculate()">
    </form>
    
    <p id="result"></p>
    
    <script>
        function calculate() {
            var num1 = parseInt(document.getElementById("num1").value);
            var num2 = parseInt(document.getElementById("num2").value);
            var result = num1 + num2;
            document.getElementById("result").innerText = "結果: " + result;
        }
    </script>
</body>
</html>

このコードをWordpressのブロック要素「カスタムHTML」を選んでペーストします。

完成したフォーム

足し算計算フォーム

足し算計算フォーム





このように、Javascriptを使用した計算フォームを作ることができます。

細かい見出しの文字などはコードを直接書き換えれば変更できます。

私はHTMLやJavascriptを一から書くことは苦手ですが、このように、Chat GPTを使って雛形を作ればそこから編集することはできます。

WordPressでこういった計算を実現するプラグインもありますが、この程度の簡単な内容であれば、プラグイン無しで実装したほうがシンプルで気軽です。

Webサイトに簡単な計算フォームを作りたい方には、Chat GPTを使うのはおすすめです。

よろしければ参考にしてください。

Illustratorの生成AI機能を使って色々なアイコンやピクトグラムを生成してみた/トイレ、車、人、地球、など

Illustrator 2024(ver.28)から搭載された生成AI機能。

テキストを入力するとベクターイラストを生成してくれます。

今回は実験として、アイコンやピクトグラムを生成してみました。

基本的な設定

プロパティパネルの「テキストからベクター生成(Beta)」のパネルを展開し、

「種類」の箇所を今回は「アイコン」にします。

そして「プロンプト」のところに生成するベクターの説明(テキスト)を入力します。

長方形ツールなどで、範囲を設定してから生成するのが良いみたいです。

トイレのピクトグラム

プロンプト:Toilet pictogram

プロンプトは英語で入れています。

3種類表示されるなかで、自分が気に入ったものを掲載しています。

なかなか良いのでは無いでしょうか。

次はモノクロで生成してみます。

プロンプト:Toilet pictogram monochrome

怪しいクオリティですね、、、、。

車のピクトグラム

プロンプト:Car pictogram front

正面向きのものから。

車には見えますが、もう少し手直しした方が良さそうです。

モノクロになっているのは前の設定を引き継いでいるのでしょうか。

プロンプト:Car pictogram side

人間のピクトグラム

まずは男性のピクトグラムを生成してみます。

プロンプト:Male pictogram

ネクタイやスーツ、髪型の部分があいまいですね。

プロンプト:Female pictogram

突然カラーになりました。モノクロにしてみます。

顔だけになりました

龍(ドラゴン)

2024年は辰年なので、龍を生成してみます。

プロンプト:Dragon pictogram

中華っぽいデザインですね。

3Dプリンター

プロンプト:3D printer pictogram

3Dプリンターを持っていないので正解がわからないのですが、どうでしょうか?

スニーカー

プロンプト:Sneakers pictogram

一部、線が消えていますが、クオリティは高いです。

ペットボトル

ビルのアイソメトリックアイコン

プロンプト:Plastic bottle pictogram

3D風で描かれたアイソメトリックアイコンを作ってみます

プロンプト:Building icon isometric

謎の欠けている部分がありますが、クオリティは高いです。

地球のアイコン

プロンプト:Earth icon color

よく見ると怪しいですが、パッと見はいい感じです。

木のアイコン

プロンプト:Tree icon

カラフルなアイコンができました。

まとめ

プロンプトの言葉を工夫すればもう少し思い通りにイラストを生成できるかもしれません。

引き続き、色々試してみたいと思います。