久しぶりにNetflixに加入して、またドラマなどを見始めました。最近ハマったのがこちら
です。
建築家になることを夢見るムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)は高校時代にいじめが問題になっても、相談相手が誰一人もいないことから、自主退学に追い込まれる。退学後、彼女の夢は復讐を果たすことへと変わり、高校退学後の人生を全て”復讐”に命を捧げ続けた。16年ぶりにドンウンと再会する加害者メンバーらは、自信に満ちたドンウンに恐怖を抱く[2]。ドンウンはいじめグループのリーダー格で現在はお天気キャスターのパク・ヨンジン(イム・ジヨン)への復讐から開始する。
ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜 – Wikipedia, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC_%E3%80%9C%E8%BC%9D%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%8D%E5%BE%A9%E8%AE%90%E3%80%9C, 2023/07/05アクセス
ものすごく面白くて、普段は規則正しく寝ている私が睡眠時間を削ってまで見続けてしまいました。
面白かったポイント
復讐モノ
「キル・ビル」や「梨泰院クラス」など、復讐モノのドラマや映画が好きなので、まさに復讐をテーマ―にしているこの作品はハマりました。
主人公のムン・ドンウンは非常にクレバーですが、あくまでも女性なので、暴力を使うとか、アニメの様に特殊能力がある、というわけではありません。頭を使い、人脈を作りながらジワジワといじめグループを追い詰めていく様子が非常に惹き込まれます。
悪役の魅力
このドラマで私が特に魅力に感じたのは、復習される側、いじめグループの魅力です。
それはもう、清々しいほどに、劇中の言葉を借りるならクズばかりなのです。
いじめを主導した資産家のお天気キャスター、キャスターと不倫をしているゴルフ場経営者、その運転手のチンピラ、ドラッグ中毒の画家、グループ内で下っ端扱いながらいじめに加担したCAなど、様々な属性が盛りに盛られているのですが、彼らによる凄惨ないじめのシーンや普段の横暴な振る舞いがこれでもかというほど描かれます。
主人公のドンウンの計画にハマる中で、いじめグループは見苦しく慌てふためき、仲間すらも疑っていきます。悪役をしっかり描いているからこそ、復讐が達成された時のカタルシスが大きいです。
とりわけ、リーダーのパク・ヨンジンの演技と悪役ぶりが素晴らしく、主人公と対峙するシーンは毎回とてもハラハラします。ある意味、主人公以上に主人公していると感じました。
韓国ドラマならではのハードな描写
「梨泰院クラス」などを見ていても感じましたが、韓国のドラマは暴力シーンが結構過激です。
苦手な人には辛いと思いますが、あくまでもフィクションなのでこれらのハードな描写があることで物語の緊張感が増します。
セレブ描写
こちらも韓国のドラマでよく見られるのですが、セレブが良く登場します。本作ではいじめグループリーダーのパク・ヨンジンの周りが資産家の設定です。
韓国ドラマのセレブ描写は服からバッグなどの小物まで、本当にゴージャスで、服装を見るだけでも面白いです。
謎解き要素
現在と過去のエピソードがカットされて混ざるスタイルは、タランティーノの「パルプ・フィクション」を彷彿とさせます。
突然入る過去のシーンに「ここは何の意味があるのだろうか?」と初めは思うのですが、後半になるとその謎が解けていくので「なるほど!」という感じになります。
まとめ
「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」はNetflixを久々に契約した私がものすごくハマってしまった超オススメの作品です!
後半になるにつれて、謎が解けていくことが非常に面白いのですが、同時にドラマが終わりに向かっていく寂しさもありました。登場人物、特に敵が本当に魅力的なので、ぜひシーズン2をやって欲しいと思っているのですが、今のところストーリーは綺麗に終わっている感じですね。
今回の記事を読んで興味を持たれた方は是非観てみてください。
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