早見和真さんによる、書店員のドタバタを描いた小説「店長がバカすぎて」の続編「新!店長がバカすぎて」が、Audibleに来ていたので聴きました。
前作を読んでみて、作品内で展開されるキャラクター同士の軽快なやり取りが気持ちよく、気軽に読める小説だったので、続編となる今作も読んでみました。
感想
基本的には、前作の延長線上にあるストーリーなので、前作が気に入った方には楽しめると思います。
私がこの作品が好きだと思うポイントは、やはり本屋さんを描いているところです。
自分も子供の頃から本や、本屋さんが好きでした。
ただ、本屋さんでバイトをしたり、就職の候補として検討したことは無かったので、この小説を読むと今更ながら、本屋さんへの憧れが生まれます。(作品にはその大変さも描かれていますが…..。)
前作で、本屋さんという職業の特性はかなり描いたからなのか、続編となる本作「新!店長がバカすぎて」では個々のキャラクターにより焦点が当たっている印象です。
十分面白いのですが、もう少し書店員というお仕事自体を描く割合が多い方が個人的には嬉しいかも、と思いました。
好みが分かれそうな点
また、好みが分かれそうな点として、前作も同様なのですが、タイトルや各章のタイトルにかならず、「〇〇がバカすぎて」という言葉が入ります。
どうしても、何かをバカにするフォーマットになるので、そこが引っかかる方もいるかも、とは思いました。
Audibleのナレーションは、作品の楽しさが伝わってくるので合っていると思います。
世界観などは好きなので、次回作も出たら読んでみたいと思います。
満足度:78点/100点
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話題の本を料金内で何冊も読めるのは非常にお得だと思います。
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