【Webサイトや資料に】「無断転載禁止」のための汎用性の高いコピーライト表記を考えた【著作権】

ワークショップや授業など教える仕事が増えるにつれて、授業で使う資料(書類)を作り込むことも増えてきました。
そこで、それらの資料に掲載できるような、使い回しがしやすいコピーライト表記を考えてみました。

今回考えたのは以下のようなものです。

本書類に掲載の図版および文章について、転載、複製、改変等は禁止させていただきます。
Reproduction is prohibited. 禁止私自转载、加工。
© 2024 Shu Watanabe.

最後の©の後は、掲載する年号、著作者の名前に応じて変えます。

いくつかのサイトを参考にさせていただいて反映したのは以下のポイントです。

  • 「無断」転載禁止。と書くと許可取りの連絡が来たり、断ったから(OKしていなくても)掲載して良いだろうと判断される場合がある
    →「無断」は入れずにシンプルに「転載禁止」としました
  • 日本語圏外の方の為に他の言語でも表記する
    →「転載禁止」を意味する英語と中国語を入れました

実際にはこのような表記をしなくとも、著作権は制作者にあるということですが、より強い意思表示の効果はあると思うので、今後制作する資料には掲載していこうと思います。

このコピーライトの雛形は自由に使っていただいて構いませんので、参考にしてください。

参考にさせていただいたサイト

「無断転載禁止」という注意書きは逆効果なのかも…効果的な文面とは? | ばしでざ
https://bashideza.com/reproduction-prohibited-text/

コピーライトとは?法的な必要性や書き方、意味について解説
https://www.unprinted.design/articles/copyright/

#1 日本語以外の複製、転載禁止文章【9ヵ国語版】 | 日本語以外の注意書き – 祭屋暦@規約改定ゆるく – pixiv
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7928138

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