【竹尾】写真とファインペーパーの出会い ー 神保町『紙の光 光のしるし』展レポート【写真展】

神保町の竹尾見本帖本店で開催されていた「紙の光 光のしるし」展に行ってきました。石田真澄、熊谷聖司、野口里佳、濱田祐史、山元彩香という5人の写真家による作品が展示されている写真展です。

竹尾のファインペーパーに印刷された写真

この展示の特徴は、従来の写真プリント用紙ではなく、竹尾のファインペーパーに写真が印刷されている点です。

当初、写真プリント用紙に印刷した方が仕上がりが綺麗だろうと先入観がありましたが、実際に展示を見て、ファインペーパーでの印刷がとても美しく感じられ驚きました。

写真用紙ではないが、竹尾のファインペーパーに印刷された写真は非常に美しかった

パール調の紙で表現する銀塩写真風のきらめき

また、あえてパール調の紙に印刷した作品は、写真がきらめき、ある意味で銀塩写真のような質感も表現されていて、とても魅力的でした。

こちらの作品はパール調の用紙に印刷されていた

木の什器が彩る多様な展示方法

会場の什器も木の質感が美しく、壁や格子状のグリッドを使った多様な展示方法も勉強になりました。

斬新な什器!

写真と紙が好きな方におすすめ

写真や紙に興味がある方にぜひおすすめしたい展覧会です。

展覧会情報

「紙の光 光のしるし」展
2024年9月30日(月)―11月22日(金)
竹尾 見本帖本店 会場
11:00-18:00 土日祝/休
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20240930.html

TAKEO PAPER SHOW 2023を観に行きました。イベントの雰囲気を写真でご紹介します!

紙の専門商社 竹尾が主催する紙の展示会、

TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」

を観に行きました。

ロナ禍で開催ができない年が続いていたため数年ぶりの展示会。
内容も非常に充実しており、お客さんも大盛況でした。
開場の雰囲気を写真でご紹介します。

展示写真

メイン会場となる神田スクエア
様々な企業の商品パッケージの展示
ユーモラスなものが多いです
カッコイイですね
懐かしの写ルンです型パッケージ

今回、森林認証紙やリサイクルなど、サスティナビリティにまつわる展示コーナーが非常に充実していました。

紙の循環についてのパネル。勉強になります

クリエイターによる紙を使った作品展示コーナー

こちらの「塗紙」という企画が非常に面白かったです。和紙の原料をそのまま日本酒の瓶に刷毛で塗り、乾くとそのままパッケージになるという内容です。

グラフィックデザイナー、三澤遥さんの作品。非常に繊細な表情で、紙を使ったアート作品のようでした。

竹尾の新商品サンプルをもらえるコーナー。

プラスチックの替わりに、紙を使ったスプーンやフォークなど、カトラリーに使えるノットプラペーパー、という商品もありました。

見本帳本店の2階も展示会場となっていました。

PEPETという紙を使ったおもちゃの商品が非常にかわいかったです。

紙の可能性を感じさせるとても勉強になる展示会でした。

カタログ

カタログも紙のオブジェのように美しくきれいな造本でした。

TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING—機能と笑い」