最近読んだジェンダーやフェミニズムにまつわる本をご紹介します。
韓国の小説が面白くてハマりそうです。
失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
よく観ているAbemaPrimeニュースで特集されていて気になったので購入しました。
新聞社に勤める方々がまとめた大手メディアによるジェンダー表現の注意点と良くない事例集。
ネットニュースなどでPVを稼ぐためにつけられる見出しを、傾向別に分類・分析していて、その細かさにさすが新聞社の方が書いているだけあるな、と感じました。
読み応えがあります。
僕の狂ったフェミ彼女
僕の狂ったフェミ彼女
最近話題になっている韓国の小説。タイトルと内容を簡単に説明すると、男性視点の物語で、彼女がフェミニストになったストーリーです。
文体が軽いのでライトノベルの様にサクサク読めますが、内容はかなりシリアスです。
韓国では実写ドラマ化の話も進んでいる本作品。Netflixでドラマ配信されたら是非観たいです!!!
82年生まれ、キム・ジヨン
韓国でベストセラーとなり、日本でも大ヒットしているフェミニズム小説。
女性が社会で働くというのはこれほど様々な壁があるのか、と、自分の知識の無さを実感させられる内容。
女性が主人公の話ですが、第三者視点で描かれており、韓国の歴史や制度の話も丁寧に織り込んでいるのでドキュメンタリー性も高いです。
韓国では本書を読んだ男性が衝撃を受けて、同じ男性に勧める事例も多いとか。非常気持ちがわかります。
働く男性にも特に読んで欲しい1冊!
こういったフェミニズムやジェンダーの本を読む度に、自分が今まで努力して評価されてきた、と思っていたことの多くが、男性優位社会で自分が男性である、という努力以外の部分が大きいのではないかと、認識が変化してきました。