千葉の「国立歴史民俗博物館」へ!縄文から現代まで、日本の歴史をハイクオリティな模型とダイナミックな展示で学べるオススメスポット!

千葉県の佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」へ行ってきました。

リアリティのある精巧な模型や、広い空間をいっぱいに使ったダイナミックな展示で、日本の歴史や文化を学べる素晴らしい施設でした。

展示の様子を写真でご紹介します。

I recently visited the National Museum of Japanese History in Sakura City, Chiba Prefecture.
It was a wonderful facility where I could learn about Japanese history and culture with realistic, intricate models and dynamic exhibits that made full use of the large space.
I’d like to show you some photos of the exhibits.

国立歴史民俗博物館とは?

日本の歴史と文化について総合的に研究、展示をしている博物館です。

古代から現代にかけて日本の歴史を追うように、様々な展示がされています。

2024年5月現在の注意点

現在、第5展示室[近代]がリニューアル工事のため、クローズしています。再オープンは2026年3月を予定しているとのこと。

明治、大正、昭和(戦前)を特に見たかったので、閉まっているのはショックでした。

また、リニューアル後に行ってみたいと思います。

展示会場の写真

とにかく会場が広く、模型のクオリティやダイナミックな展示はインパクトがあり、見ごたえがありました。

この日は中学生?が授業の一環として見学に来ていました

先史・古代

現代人と縄文人の共通点をまとめたパネル
縄文時代の人々の模型
模型が非常にリアルです
埴輪と縄文土器
トーテムポールのような彫刻
縄文時代の食事
道具
集落の模型。こちらも精巧です
家の巨大な模型
武器
戦闘の様子
弥生時代の女性。原寸大。現在の女性よりもかなり身長が低かったです
展示の空間デザインも素晴らしい
弥生時代の土偶
古墳など
古代の建築の模型
中の構造まで再現

中世

恐らく次の写真辺りからが中世のコーナーでした。

町並みの模型

文字や本、印刷などにまつわる展示もあり(期間限定でしょうか?)個人的に非常に興味深かったです。

古の版下。のようなもの

活字ができる前は、全ての文章を組んだ状態で木の板に彫刻し、印刷用の版を作っていたようです。

すごい職人技ですね。。。これと比較すると、後に導入される活版印刷がいかに効率的かを実感します。

こちらも版。この辺りで活版印刷が導入されたので、この版は活字を組んでいます。

石の版

戦国時代のあたり。

武将の軍を示す旗のデザインが、モダンで格好良かったです。

甲冑
火縄銃などの鉄砲。実物は迫力がありました
火薬とそれを込める道具

武将だけでなく、庶民の暮らしも詳しく紹介されていました。

稲作の姿
市場の様子
硬貨
地球儀
漫画に登場しそうな宝箱!
昆布のかたまり
屏風

近世

この辺りからが近世(江戸時代)のゾーンでした。

庶民が楽しめる娯楽など文化的な内容が充実していました。

町並み

貝や魚の干物など、を組み合わせて、山や風景に見立てた立体物。

こういったものは見たことが無かったので非常にインパクトがありました。

貝の身に人の顔が彫られています
孔雀

旅にまつわるエリア。

江戸時代の人の旅の持ち物
原寸の家。中に入れます
アサガオの栽培

趣味のエリア。

人体の構造を学べる人形

この人体模型は、なかなか精巧な作りでした。

機械仕掛けのお茶くみ人形
柱時計

民俗

地域ごとのお祭りや妖怪、葬儀など民俗文化を紹介するエリア。こちらも見応えがありました。

神輿
こちらの龍の迫力がすごい!
獅子舞
カッパ伝説について
カッパの模型。リアル系だと凶暴そうに見える
天狗
キツネのお麺
森の守り神のようなもの
某呪術漫画を思い起こさせます
だるま
招き猫
商売の神様ビリケン
結婚や出産にまつわるコーナー

葬儀にまつわるコーナーもありました。個人的にも興味を引かれました。

骨を入れて運ぶ神輿のようなもの
祭壇
祭壇
現代のお墓について

ここからは、仕事にまつわるコーナー。

壁ごとに様々な職業を展示しています
大工道具
漁師
漁師
釣り道具
銛などが原寸で展示されている
海苔を干している様子
漁に出る船
魚の模型。リアル!
蚕の繭

国立歴史民俗博物館の建築

博物館の建築も素敵でした。

建築家は芦原義信という、銀座ソニービルや東京芸術劇場などを手掛けた方によるものでした。

中庭
とにかくこの中庭が光が入って気持ちよかったです
エントランス階の椅子
入り口前の模型展示
受付と展示入り口

カフェ・レストラン

館内にはカフェ・レストラン的なお食事どころがあります。

イメージとしては市役所や免許センターなど、公的な施設に入っているレストランという感じです。

せっかくなので私も食事をしました。

五穀米ハヤシライスセット(900円くらい)
ランチドリンクのアイスコーヒー(300円くらい)

お昼時でしたが待たずに座れて、ご飯もリーズナブルで美味しかったです。

まとめ

国立歴史民俗博物館は見ごたえがあり、展示のクオリティも高くて非常に面白かったです。

年齢にかかわらず、また、日本在住の方だけでなく、海外から来た方も楽しめる場所だと思いますのでオススメです!

近代のコーナーがリニューアルしたら私もまた行ってみたいと思います。

Webサイト

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 | 国立歴史民俗博物館https://www.rekihaku.ac.jp/

撮影機材

今回ブログに投稿した写真は大半はこちらのカメラとレンズで撮影しました。

PENTAX K-5 II s

【中古】【1年保証】【美品】TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di LD ペンタックス A09P

博物館の外観写真はiPhone 13 miniで撮影しています。

オランダのミッフィーミュージアム(Nijntje Museum)へ行きました

2018年の12月にオランダへ1週間ほど旅行に行ってきました。観に行った場所などを随時投稿していこうと思います。

まずは、ユトレヒト(Utrecht)にあるミッフィー・ミュージアム(Nijntje Museum)

オランダ第4の都市、ユトレヒトは日本でも大人気のミッフィーちゃんの生みの親、ディック・ブルーナ(Dick Bruna)さんの故郷です。

ミッフィーは英語圏の国や日本で用いられている別称で、正式にはナインチェ(Nijntje)と言います。

館内は家族連れで賑わっていて、体験型の展示が多く、子供達が元気に遊んでいました。

美術館の雰囲気を、写真と共にご紹介します。

こちらが入り口。ミッフィーのシルエットを象った看板が素敵です。冬の時期だったので入り口前にいるミッフィーもあたたかそうな帽子をかぶっていました。

入り口からのぞくミッフィーが可愛い

館内に入ると様々な場所にミッフィーや友達のキャラクターが描かれています。

また、この日も子供達がたくさん入っていて、保育園の様な賑やかさ。

壁面に大きく描かれたイラスト
上を見上げると飛行機が
窓には雪のイラストが。細かい部分までこだわられています
キャラクター達が階段の上に導いてくれます
階段は1段毎に数字が振ってあって、数の勉強にもなります
階段踊り場の仲間たち
消防車
ひつじと牛のパネルの身体に何か付いています
他の動物達にも丸い部分が
よく見ると、ひつじの毛の手触りをイメージした布が。触覚を刺激しながら、動物について知る事ができます
ミッフィーの絵本に登場するキャラクター達が着ている服。こちらも、子供達が実際に触って体験できます
中に入れる積み木のようなオブジェ
道路標識
人形劇の様な舞台。動かして劇のように遊ぶことができます
交通のコーナー。信号や横断歩道など、楽しみながら交通ルールを学べます
自動車は、子供が乗り込むことができます
親子で楽しそうに遊んでいる姿がそこかしこで見られます
ミッフィーのランプ!
こちらにも体験型の展示が盛りだくさん
絵合わせの様な積み木
ディックブルーナさんが影響を受けたアーティストについて学ぶ事ができるゲーム
天使がかわいいですね
柔らかい素材でできている本のオブジェ
ブルーナさんのキャラクター『ブラック・ベア』
ブルーナさんの作品が額装されています
身体を使う絵合わせ
色使いが綺麗です
天使のオブジェと光の入り方がバッチリで、雰囲気が出ていました
巨大な積み木
この帽子は外の立体ミッキーにかぶせられる様になっているのかもしれません
こちらの部屋の地面にはユトレヒトの地図が描かれています
うさこちゃんの本が天井からつるされて飾られています。ダイナミック!シリーズの数に圧倒されます
こちらのタンスは何でしょうか?
開けると中に展示物が!
こちらのドアにも
子供が楽しめる仕掛けですね
本屋フィギュアが並ぶ
壁紙までミッフィー
こちらは病院の様なコーナー
子供サイズのベッド。実際に寝ている子供がいました
レトロな体重計。こちらも、子供は実際に乗って測れます
ダイアルで回す絵合わせ
立体的な絵合わせ
ディックブルーナさん。とても優しそうな表情です

子供向けですが、展示のディスプレイなどがダイナミックなので、大人が行ってもとても楽しめます。

ユトレヒトの街の雰囲気も素敵で、またぜひゆっくり回ってみたいです。

Information

公式サイト(英語ページ):https://nijntjemuseum.nl/?lang=en

営業時間;10:00―17:00 火曜日―日曜日(月曜休館)
クリスマス、元旦、国王の日は休業

チケット料金(eチケット ※webサイトより)
2歳未満および博物館カード:無料
2―12歳:€9
12歳以上:€5
ファミリーチケット(大人2名と子供2名で有効):€22.50

チケット料金(現地購入)
2歳未満および博物館カード:無料
2〜12:€10
12歳以上:€6
ファミリーチケット(大人2名と子供2名で有効)

私は先に向かいのユトレヒト中央美術館の展示を見たのでそこで入館料を払った人は、ミッフィーミュージアムも込で見ることが出来ます。

ただし、ミッフィーミュージアム用のチケットを中央美術館のチケットカウンターで貰わないと入れません。

ユトレヒト中央駅からミッフィーミュージアムまでの経路の例はこちら↓
https://goo.gl/maps/rjVmKYv4Whv

関連書籍

2才からのうさこちゃんの絵本セット 1(全4冊)



お茶の体験ミュージアム、「お茶のいろは by Namacha」に行ってきました / “Ocha no Iroha by Namacha” museum

原宿に期間限定(2018年5月中旬まで)でオープンしている生茶によるお茶の体験ミュージアム、「お茶のいろは by Namacha」に行ってきました。

I went to “Ocha no Iroha by Namacha”, an experienced museum of tea by Namacha opened in Harajuku for a limited time (until mid May 2018).

入り口は建物の右側にあります。スタッフの方に聞いた所「体験型の展示になるので全部回るのに40〜50分かかります。」とのこと。
了承して、自分の番が来るまで10分程度、外で待ったのち、中に入れました。

The entrance is on the right side of the building. I heard the staff, “It will take 40 to 50 minutes to turn all around because it will be an experience type exhibit.”
I approved and waited outside for about 10 minutes until my turn came and then I got inside.

注)これ以降の記事、体験内容のネタバレ要素を含みます。

Note) Includes the following article, the spoiler element of the experience contents.

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