調布市郷土博物館を訪ねて|調布の歴史と文化を学ぶ

東京都調布市にある「調布市郷土博物館」へ行ってきました。
地元の歴史や文化に触れることができる、静かで落ち着いた学びのスポットです。

アクセス:京王多摩川駅から徒歩約7分

調布市郷土博物館は、京王線「京王多摩川駅」から歩いて約7分ほどの場所にあります。
駅からの道のりは平坦でわかりやすく、気軽に立ち寄れる立地です。

調布市郷土博物館
調布市郷土博物館

入館無料、撮影は申請制

うれしいことに、入館は無料。
展示を見て回るだけであれば予約なども不要です。
ただし、館内で写真撮影を希望する場合は、受付で申込書の記入が必要になります。撮影をしたい方は、入館時に申請をお忘れなく。

1階には新選組の近藤勇像が!

展示構成:1階は企画展、2階は常設展

館内は2フロア構成になっており、1階には企画展、2階には常設展が設けられています。
時期によって異なるテーマで開催される企画展は、訪れるたびに新しい発見があります。
常設展では、調布の地形・歴史・民俗などに関する資料が系統立てて展示されており、地域の成り立ちや人々の暮らしを学ぶことができます。

映画の街、調布ならでは。昔の映写機

小さいけれど、学びの詰まった空間

館内の広さは決して大きくありませんが、その分展示がコンパクトにまとめられており、とても見やすい印象です。
ゆったりとした雰囲気の中で、じっくりと調布の歴史に触れることができました。

館内のようす

以下に、館内の写真をいくつか掲載いたします。
(※撮影は許可を得て行っています)

昔のおもちゃの展示
昔のおもちゃの展示
昔のおもちゃの展示
多摩川の砂利を運ぶ道具
多摩川の砂利を運ぶ道具
多摩川の砂利を運ぶ道具
多摩川の砂利を運ぶ船

おわりに:地域を知るきっかけとしておすすめ

調布市郷土博物館は、地元に住んでいる方はもちろん、歴史や民俗に興味のある方にもおすすめの施設です。
静かな空間の中で、地域に息づく文化や人々の暮らしに思いを馳せるひととき。
調布というまちをより身近に感じられる、素敵な時間を過ごせました。

お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

情報と地図

郷土博物館 | 調布市
https://www.city.chofu.lg.jp/100200/p073000.html

【赤羽岩淵】「荒川知水資料館アモア」レポート|川に関する珍しい資料が満載!一方で惜しい部分も【博物館】

赤羽岩淵にある「荒川知水資料館アモア」へ行ってきました。感想を写真と共にご紹介します。

荒川知水資料館 amoa
https://www.ara-amoa.com/

荒川知水資料館アモア

行って良かった点

荒川の歴史がわかる

川に特化した資料館は珍しく、荒川の成り立ちを知ることができる点がとても興味深かったです。

入場無料の施設とは思えないほど展示が充実している

特に2階の展示パネルやジオラマのクオリティが高く、無料の施設であることが信じられないほど充実していました。

時代ごとの荒川の地形図がアクリル板にプリントされている。重ね合わせることで変化がわかる展示
ジオラマのクオリティがすごい!

図書室がある

3階には川にまつわる資料を集めた図書室があります。また、1階にも本棚がいくつかあり、ここでも川に関する資料を読むことができました。他では見かけない珍しい本が多く、楽しめました。

残念だった点

朝鮮人労働者についての記載が少ない

私は関東大震災時に起きた朝鮮人虐殺事件についてリサーチしています。

他の資料では、荒川放水路の工事に朝鮮人労働者が多く関わっていたと記載されています。そのため、アモアでもこの点について詳しく知ることができるかと期待していましたが、館内では朝鮮人労働者に関する記載がほとんど見られなかったのが残念でした。

館内や周囲の写真

荒川のすぐ脇にあります
荒川の景観

展示パネル
ジオラマ
ジオラマ

屋上にある模型
屋上からの景色。青い建物が現在使用されている水門
屋上からの景色
雨を測定する機械

全体的に、ユニークな資料館だと感じました。また、荒川について調べる際には再訪したいと思います。

住所と地図

荒川知水資料館アモア

〒115-0042 東京都北区志茂5丁目41−1