効果的なポスターデザインを制作する際に気をつけたい16個のポイント

効果的なポスター デザインを作成するには、視覚的な魅力、明瞭さ、コミュニケーションの組み合わせが必要です。

ポスターをデザインする際に留意すべき重要な点を16項目でまとめてみました。

目的を定義する

ポスターの目的を明確に理解します。 それは広告、情報、プロモーション、啓発、など、何のために作るのかを考えます。

ターゲットを知る

誰がポスターを見るのかを考慮します。 対象ユーザーの興味や好みにアピールするようにデザインを調整します。

情報の重要度を階層化する

情報を明確な重要度が伝わるように階層化します。

重要な詳細は目立つようにして読みやすくする必要がありますが、二次的な情報は小さくするか、それほど強調しないようにします。

シンプルさが大切

一般的には、乱雑な状態を避けた方が良いです。

デザインはシンプルにして、メインメッセージに焦点を当てるようにします。 情報が多すぎたり、要素が多すぎたりすると、鑑賞者が圧倒されてしまう可能性があります。

コントラストと可読性

読みやすさを維持するために、テキストと背景の間に十分なコントラストがあることを確認します。 遠くからでも読みやすいフォントを使用します。

配色

視覚的に魅力的で、メッセージやブランドと一致する配色を選択します。 色彩心理学と文化的な連想にも配慮します。

写真とグラフィックス

メッセージを強化する高品質の写真やグラフィックを使用します。 ビジュアルが関連性があり、全体的なテーマに沿っていることを確認します。

一貫したブランディング

ポスターがブランドに関連付けられている場合は、色、フォント、および全体的なブランド要素に関して一貫性を維持します。

空白(ホワイトスペース)

ホワイトスペースを取り入れて、デザインに余裕を与えます。 これにより、視覚的な混乱を防ぎ、鑑賞者が重要な要素に集中できるようになります。

タイポグラフィ

読みやすく、メッセージに適したフォントを選択します。 見た目をすっきりさせるには、最大 2 つ、または 3 つのフォントを使用することを検討します。

配置とグリッド

ポスター全体で一貫した配置を維持します。 グリッド システムを使用して要素を整理し、構造感を作成します。

行動喚起

該当する場合は、明確な行動喚起を入れます。 ポスターを見た人に何をしてもらいたいのかがわかりやすくなります。

サイズとスケール

ポスターの大きさと見る距離を考慮します。 読みやすくするために、テキストとグラフィックが適切に拡大縮小されていることを確認します。

印刷品質

ポスターを印刷する場合は、画像の解像度と品質が意図したサイズに適していることを確認します。 紙やインクなどの印刷仕様と、カラープロファイルにも注意が必要です。

校正

すべてのテキストにスペルや文法上の誤りがないか再確認します。 優れたデザインのポスターもタイプミスによって台無しになる可能性があります。

フィードバック

デザインを完成させる前に他の人からフィードバックを得ます。 新鮮な視点は、改善すべき箇所を特定するのに役立ちます。

ポスターの目的はメッセージを迅速かつ効果的に伝えることです。

デザインの明瞭さと視覚的なインパクトを優先してください。

関連書籍

1枚デザインの構図とレイアウト

Header: PexelsによるPixabayからの画像

TAKEO PAPER SHOW 2023を観に行きました。イベントの雰囲気を写真でご紹介します!

紙の専門商社 竹尾が主催する紙の展示会、

TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」

を観に行きました。

ロナ禍で開催ができない年が続いていたため数年ぶりの展示会。
内容も非常に充実しており、お客さんも大盛況でした。
開場の雰囲気を写真でご紹介します。

展示写真

メイン会場となる神田スクエア
様々な企業の商品パッケージの展示
ユーモラスなものが多いです
カッコイイですね
懐かしの写ルンです型パッケージ

今回、森林認証紙やリサイクルなど、サスティナビリティにまつわる展示コーナーが非常に充実していました。

紙の循環についてのパネル。勉強になります

クリエイターによる紙を使った作品展示コーナー

こちらの「塗紙」という企画が非常に面白かったです。和紙の原料をそのまま日本酒の瓶に刷毛で塗り、乾くとそのままパッケージになるという内容です。

グラフィックデザイナー、三澤遥さんの作品。非常に繊細な表情で、紙を使ったアート作品のようでした。

竹尾の新商品サンプルをもらえるコーナー。

プラスチックの替わりに、紙を使ったスプーンやフォークなど、カトラリーに使えるノットプラペーパー、という商品もありました。

見本帳本店の2階も展示会場となっていました。

PEPETという紙を使ったおもちゃの商品が非常にかわいかったです。

紙の可能性を感じさせるとても勉強になる展示会でした。

カタログ

カタログも紙のオブジェのように美しくきれいな造本でした。

TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING—機能と笑い」

これまでのグラフィックデザイナー人生において、私が非常に影響を受けた3冊の本

今回の記事ではこちらのお題に答えます。

影響を受けた本を3冊挙げてください。 なぜですか ?

私のこれまでのグラフィックデザイナー人生において、非常に影響を受けた3冊の本をご紹介します。

1.構成的ポスターの研究―バウハウスからスイス派の巨匠へ

構成的ポスターの研究―バウハウスからスイス派の巨匠へ ※書影はAmazonより引用
ポスター共同研究会(著/文), ポスター共同研究会・多摩美術大学(著/文), 多摩美術大学ポスター共同研究会(著/文)
ISBN: 978-4-8055-0413-0 283頁
発行: 中央公論美術
奥付の初版発行年月: 2001-11

美術大学を目指して浪人している時に買ったポスターデザインの作品集です。

受験の勉強のためという事もありましたが、物事を抽象化して表現するする、とはこういうことなのか、と刺激を受けました。

ただ作品を掲載しているだけでなく、構成(コンポジション)やモチーフ、色などについても指針を作って分類、研究している本なので、ポスターデザインについて論理的に学ぶことができました。

当時の私にとっては金額的にかなり背伸びして買った本ですが、印刷も非常に美しく、今でも大切にしています。

その後の自分の好きなグラフィックデザインの傾向にかなり影響を与えた本です。

2.RE DESIGN―日常の21世紀

RE DESIGN―日常の21世紀 ※書影はAmazonより引用
RE DESIGN―日常の21世紀

RE DESIGN―日常の21世紀

Amazonの情報を掲載しています
竹尾【編】/原 研哉/日本デザインセンター原デザイン研究所【企画・構成】
朝日新聞出版(2000/04発売)
サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 23cm
商品コード 9784022574954

紙の商社、竹尾が主催するイベント『竹尾ペーパーショー』の展示をまとめた本です。

グラフィックデザイナー・アートディレクターの原研哉さんディレクションによる『RE DESIGN』という企画展。

トイレットペーパーやゴキブリホイホイ、マッチや出入国スタンプなど、私たちの生活の中で見慣れたプロダクトが、一流デザイナーの手によってリ・デザインされる企画。

まず、リ・デザインという考え方が衝撃的でした。さらに姿を変えたそれぞれのプロダクトは斬新なアイデアと美しさに満ちており、非常にインスパイアを受けました。

特に印象に残っているのは、プロダクトデザイナー、深澤直人氏による、まるでフルーツの表皮のようなジュースのパッケージデザインです。

また、造本のデザインも非常に美しいです。

写真をふんだんに使い、グリッドシステムによってレイアウトされた誌面は、平面の中にレイヤーを感じさせるデザインでした。綺麗に見える写真の撮り方も非常に参考になります。

そして、ブックデザインは、紙でできているにも関わらず、彫刻の様な存在感がありました。

本というのは立体のオブジェクトなのだと、この本のデザインで気づかされました。

プロジェクトのまとめ方の参考書として、今見ても非常に多くの発見があります。

3.デザイン解体新書

デザイン解体新書
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工藤 強勝(監修)
ISBN: 978-4-948759-91-6   271頁
発行: ワークスコーポレーション
奥付の初版発行年月: 2006-03

本ブログでも何度が触れていますが、私が勤めていたデザイン事務所「デザイン実験室」の工藤強勝さんの著書。

工藤さんはご自身ではパソコンを使わず、写植の時代から使われていた「指定紙」というデザインの指示書を作成し、それを私達スタッフがデジタル化する、というデザインの方法を取っていました。

工藤さんのデザインのエッセンスが詰まった指定紙を惜しみなく公開し、本人による解説が書かれた贅沢な本。エディトリアルデザインやブックデザインをする方に取っては必読と言っても過言ではない本だと思います。

私は、工藤さんの事務所に勤める前からこの本を持っていたのですが、入社してから、先輩についていこうと必死でこの本を読みました。なので、家にある本書はカバーも無いですし、線を引いたりページを折ったりして使い込まれた感じになっています。

それでも耐久性が出るようにと、のデザイン設計により本書は糸かがり綴じ(糊ではなく糸での製本)になっているため、ページが取れたりすることはありません。

恐らく私が人生で一番集中して読んだデザインの本です。

まとめ

今回ご紹介した3冊の本は、掲載されているデザインが素晴らしいことに加えて、時代が変わっても色褪せない普遍的なデザインの考え方が書かれています。

読んで損はない本なので、気になった方はぜひ読んでみてください。

私がアイコンデザインをする際に意識している5つのポイント

私がアイコンをデザインする際に気をつけている5つのポイントについてご紹介します。

目的を明確にする

まずは、アイコンが何を表しているかが明確でなければなりません。

デザインの前に、アイコンの目的を決めておくことが大切です。

FirmbeeによるPixabayからの画像

シンプルであること

アイコンは小さいサイズでも読み取りやすくする必要があります。そのため、シンプルであることが重要です。

PixelkultによるPixabayからの画像

意味やデザインコンセプトを反映すること

アイコンが表すコンテンツや機能、コンセプトを反映するデザインにすることが望ましいです。

色の使い方

カラフルすぎると視認性が低下し、モノクロにしすぎるとインパクトが弱くなります。適切な色の使い方が必要です。

Yanis LadjouziによるPixabayからの画像

サイズ

アイコンのサイズは、使用するデバイスの解像度や画面サイズに合わせて調整することが望ましいです。

FirmbeeによるPixabayからの画像

これらのポイントに留意することで、より使いやすく効果的なアイコンをデザインできます。

アイコンをデザインされる際には参考にしてみてください。

ICONISM 世界のアイコン・ピクトグラムのデザイン

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Header: Biljana JovanovicによるPixabayからの画像

InDesignのオブジェクト(イラストや文字)をIllustratorにコピー&ペーストする方法

InDesign上で作成したオブジェクト(イラストや文字など)をIllustratorにコピー&ペーストする方法をご紹介します。

通常の、編集>コピー&ペーストではコピーできなかったのですが、今回、荒業を発見しました。

1.InDesignとIllustratorのウインドウを並べる

左がIllustratorのウインドウ、右がInDesignのウインドウです。赤い円をコピー&ペーストします

2.InDesignでコピー&ペーストしたいオブジェクトを選択

赤い円を選択します

3.そのままIllustratorのウィンドウに勢い良くドラッグ

赤い円を、隣のIllustratorウインドウまで勢い良くドラッグ!

4.InDesignのオブジェクトがIllustratorにコピーされました

Illustratorにコピー&ペーストされました

かなりの荒業ですが、ちゃんとコピー&ペーストできたので、初めは笑ってしまいました。

InDesign上で作成したテキストオブジェクトも、テキスト情報のまま(アウトライン化などされずに)Illustratorにコピーできました。

長い文章だとうまくいくかはわかりませんが、、、。

InDesignのオブジェクトをIllustratorにコピー&ペーストしたい方は試してみて下さい。