高松旅行記、3日目です。
まず、丸亀に移動して、猪熊弦一郎美術館に行きました。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
企画展は、鷹野隆大、丹羽良徳、ミヤギフトシ、森村泰昌による『愛すべき世界』(http://www.mimoca.org/ja/exhibitions/2015/12/20/1429/)という展示が開催されていました。4人の作家がそれぞれ、社会的な課題に対するアンサーを表現した作品を展示したものです。
森村泰昌がヒトラーに扮した『なにものかへのレクイエム(独裁者を笑え/スキゾフレニック)』という作品がとても面白かったです。
丹羽良徳による小学校の「先生と生徒」の役割を入れ替えるワークショップを提案、実現するまでの過程を記録した映像作品も面白かったです。展覧会期間中の実現に向けた企画ということで、映像を見た限りでは結構難航していた感じだったので、実際に実現したかが気になります。
なタ書
https://www.facebook.com/なタ書-229290777128383/
瓦町に戻り、初日にBOOK MARUTEさんに教えて頂いた完全予約制の本屋、なタ書に行ってみました。
屋根裏部屋の様なスペースの至る所に本が積まれていて(当然、全て売り物)正に、本好きの少年の秘密基地といった装い。
基本的には古本屋で、デザインや写真の本も多く、掘り出し物がたくさんありそうでワクワクします。
店主の藤井佳之さんは香川を中心に、ブックコーディネーターのような仕事もされているようで、近隣で選書に関わられた『SETOUCHI BOOK HOTEL』というお店も紹介して頂きました。
完全予約制ですが、店主の藤井さんのTwitterをフォローすると、お店を開けている時間を知ることが出来ます。
https://twitter.com/KikinoNatasyo
今回、店内の写真を撮らなかったので、店内の写真が載っている記事をいくつかご紹介します。
▶高松・なぞの古本屋さん – デイリーポータルZ:@nifty
http://portal.nifty.com/kiji/120702156257_1.htm
▶まさかの完全予約制?高松のユニーク本屋「なタ書」の世界観がスゴい | RETRIP[リトリップ]
https://retrip.jp/articles/2393/
▶物語を届けるしごと » 完全予約制の古本屋「なタ書」 – The used book shop “Natasho”
http://yousakana.jp/natasho/
SETOUCHI BOOK HOTEL
瓦町と栗林の間、花園町の森ビル3Fにある『ごはんとぱん』というカフェに併設されているブックショップ。
なタ書の藤井さんセレクトの本が並びます。カフェで飲食をしながら、本を読むことも出来ます。ここでお茶をしたのですが、立派なソファーが置いてあり、かなり優雅な気分を味わうことが出来ました。
本屋も、決しておまけという訳ではなく、デザインや建築関係の本を中心にたくさんの本が置いてあります。
なタ書店主の藤井さんから聞いたのですが、「なタ書の方がスペースがキツくなってきたので、今後はこちらを倉庫代わりに本を増やしていきたい」との事でした。
2Fにある『IKUNAS』は、香川県の伝統工芸品や調味料を扱うセレクトショップで、同名の雑誌も発行しています。こちらのショップも面白かったです。
まちのシューレ963
再び『まちのシューレ』に。併設のカフェで夜ご飯を食べました。
まちのシューレのカフェは、ご飯が美味しいのは勿論のこと、スタッフの方々がとても気が効いていて、高松最後の夜をとても心地よく過ごすことが出来ました。
是非、また伺いたいお店です。
4日目に続く