東京都台東区にある「したまちミュージアム」を先日訪れました。元々「下町風俗資料館」として親しまれていたこの施設は、上野公園内・不忍池の脇に位置し、改装工事を経て2025年3月に「したまちミュージアム」としてリニューアルオープンしました。


魅力的だった点
- 下町の歴史に触れる展示
下町由来の資料や、生活道具、玩具の実物が展示され、当時の生活様式が感じられました。 - 昭和30年代の下町再現
館内では昭和30年代の東京・下町の街並みが再現され、まるでその時代にタイムスリップしたかのような体験ができました。 - 実際に体験できる住宅模型
住宅模型に実際に入って、当時の住環境を肌で感じられるのは特に印象的でした。 - 大型スクリーンによる映像展示
大型スクリーンを使った映像展示が、視覚的に下町の歴史を豊かに伝えてくれました。 - 美しくリニューアルされた館内
改装により館内はとてもきれいになり、展示品が一層引き立っていました。 - 昔ながらの遊びの体験
けん玉など、懐かしい昔の遊びを実際に体験できるコーナーもあり、子どもから大人まで楽しめる工夫が感じられました。
改善を望む点
- 外国人観光客向けの案内表示の不足
多くの海外からの観光客も訪れていましたが、案内表示が日本語のみの箇所が散見され、外国人にとっては分かりにくい部分があったように感じました。多言語対応が進むと、より多くの方に楽しんでもらえるのではないかと思います。
それでは、館内の雰囲気を感じられる写真をご紹介します。
館内写真
1階
1階には昭和30年代の東京下町の街並みが模型で再現されています。








































2階
2階には歴史を学べる展示のようになっています。




















3階





3階には昔の玩具で遊べるコーナーもありました。


まとめ
今回のリニューアルで新たな魅力を手に入れた「したまちミュージアム」は、下町の歴史と文化を体験できる貴重なスポットです。
下町の風情を感じながら、懐かしさと新しさが共存する魅力的な空間をぜひ体験してみてください。
施設情報
- 開館時間:9時30分から16時30分(入館は16時00まで)
- 休館日:月曜日(祝休日と重なる場合は翌平日)、12月29日から1月3日、特別整理期間等 ※詳細はWebページをご確認ください(https://www.taitogeibun.net/shitamachi/)
- 入館料:一般300円(200円)、小・中・高校生100円(50円) ※入館料( )は20名以上の団体料金