タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで始まった、村越としやさんの写真展『沈黙の中身はすべて言葉だった』を観てきました。
自身の故郷である福島の風景を素直に捉えたランドスケープ。今回は初の、パノラマサイズの作品のみで構成した展覧会。
この展示、素晴らしく良かったです。
村越さんの静謐でありながらも秘めたるメッセージを感じるような作風と、パノラマという表現がものすごくマッチしていました。
大きく引き伸ばされたパノラマ写真の実在感。
映像では無く写真という媒体であるにも関わらず、そこに写る木々の葉が風で揺れている事を感じるような、海の音が聴こえてくるようなリアリティがありました。
2月13日の会期終了までに、是非もう一度観に行きたいです。
村越としや 「沈黙の中身はすべて言葉だった」 会期: 2016年1月9日(土) – 2月13日(土) 会場: タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム http://www.takaishiigallery.com/jp/archives/13888