最近聴いているメタル曲:The Crown、Defleshed、Angelcorpse〈2022/05/27〉

最近、作業中にSpotifyで聴いて「良い!」と思ったメタルの曲をご紹介します。

In Bitterness and Sorrow/The Crown

The Crownの初期のアルバム「Eternal Desth」に収録されている曲。

Tht Crownは最近の曲も格好いいのですが初期の曲は良い具合で粗さがあり、それが逆に勢いにつながっているように感じます。

At The Gatesの「Slaughter of Soul」をさらに荒々しくしたような、これぞメロディックデスラッシュという曲!

同アルバムからは、こちらのThe Serpent Gardenという曲も良かったです。

Fleshless and Wild/Defleshed

こちらはメロディックさがほぼ無い、スウェーデンのデスラッシュメタルバンドDefleshedの16年振りの音源!

活動休止期間が長いと、音楽性が変わるバンドも多いですがDefleshedの場合はそんなことは全くなく、メロディーって何?というくらいの硬派なデスラッシュを展開してくれます。

しかし、メロディーが0という訳ではなく、リフの集積がメロディーに聞こえてくるので、曲毎の色はしっかり出ているというのがこのバンドの特徴では無いでしょうか。

2曲入りのEPのようなので、もう一曲もとても良いです。

アルバムも是非期待したい!

Stormgods Unbound/Angelcorpse

フロリダを中心に活動していたデスメタルバンドの1999年リリースのアルバムに収録されている曲。

名前は知りつつもこれまでしっかり聴いていなかったバンドです。改めて聴くとすごく格好良いです!

Morbid Angelのようなデスメタル特有の邪悪さは残しつつも、スラッシュメタルのようなスピードとノリの良さがあり、聴いていてテンションが上がります。

オーソドックスなデスメタルとブルータルデスメタル、そしてスラッシュメタルの良いところを取った様なバンド。

このアルバムを最後に解散してしまっているので新曲は望めませんが、改めて聴いていきたいと思いました。

やはり疾走感のあるデスメタルは最高ですね!

初期のデスメタル性が復活!Internal Bleeding “Corrupting Influence”

今週Spotifyで何度も聴いたアルバムはこちらです。

Internal Bleeding『Corrupting Influence』

どんなアルバム?

ニューヨークの伝説的なデスメタルバンドInternal Bleedingが2018年の10月にUnique Leader Recordsからリリースした6枚目のフルアルバム。

先行配信されていた8曲目の『FInal Justice』を聴いた時から「これは…!」と期待していたのですが、今回のアルバムは私の期待を圧倒的に超える素晴らしい内容でした!

『Onward to Mecca』から前作『Imperium』辺りまでは、ややハードコア寄りのカラッとした音になっていたのですが、今回のアルバムでは、初期を連想させるグルーヴィーなスラミングデスメタルスタイルが復活しています。

執拗に繰り返されるビートダウンリフにネットリとしたグロウルが絡みつき、頭を振らずにはいられません!

1曲目の『Compelled to Consume』からIB節全快で、初期の名作『Voracious Contempt』や『The Extinction of Benevolence』を連想させるようなリフが登場して、ファンとしてはニヤッとします。

こんな人にオススメ!

  • SUFFOCATIONPYREXIAなど、ニューヨークスタイルのデスメタルが好きな人
  • Internal Bleedingの初期作が好きな人
  • ビートダウンやグロウルボイスが好きな人
  • 曲を聴いてとにかく首を振りたい人

CD版はAmazonでも購入可能です。

Corrupting Influence

過去作も名作ばかりなので是非!

伝説の1st『Voracious Contempt』

名作の2nd『The Extinction of Benevolence』