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読書感想|凍りのくじら/辻村深月

一見普通そうでありながら、心のなかで関わる人を見下してしまう主人公の理帆子が、不思議な青年と出会うことで展開されていく物語。登場人物の繊細な心理描写、それが大きな事件に繋がっていく展開が、まさに辻村さんの作品!という感じで大好きです。ドラえ...
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読書感想|最後の祈り/薬丸岳

自分の娘を殺した死刑囚と向き合う教誨師の物語。壮絶な内容ですが、「罪」や「許し」というテーマは非常に興味深く、一気に読み進めてしまいました。一番良かったところは主人公がただ死刑囚を断罪するだけの正義マンではなく、彼自身もとても深い、許されな...
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小説『紙の月』感想|女性主人公が巨額の金を横領する金融サスペンス!

角田光代さんによる小説「紙の月」を読みました。とても面白かったので感想をご紹介します。小説『紙の月』のあらすじわかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅澤梨花41歳。25歳で結婚し専業主婦となったが、子どもには恵まれず、銀行でパー...
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『森に眠る魚』感想|ママ友たちの暗い森に潜むもの

角田光代さんによる小説『森に眠る魚』を読みました。本作は、都内の文教地区に暮らすママ友たちの人間関係を描いた物語です。とても面白かったので、思わず二度読みしてしまいました。移り変わる人間関係二度目を読み終えると、前半でママ友たちが仲良くなっ...
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小説『宙わたる教室』感想|多様性×成長を描く定時制科学部の挑戦

伊与原 新さんの小説『宙わたる教室』を読みました。感想をご紹介します。本作は定時制高校の科学部に集う生徒を描いたオムニバス物語です。あらすじ東京・新宿にある都立高校の定時制。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラル...