韓国ドラマ『梨泰院クラス』にはまり、辛ラーメンを食べる

Netflixでドラマ『梨泰院クラス』を見始めて、そのあまりの面白さに韓国ドラマにはまりました。

『梨泰院クラス』公式予告編 – Netflix

韓国ドラマはこれまで食わず嫌いだったのですが、製本作業の合間にイカゲームを観てみたら、日本ドラマではあまり見られ無い人間の本質的なダークさなどを描いていて韓国の文化を含めて興味がでました。

『イカゲーム』予告編 – Netflix

作業中にながら見するので、字幕では無く日本語吹き替えで観る様にしたので純粋に内容に入り込めたのかもしれません。

イカゲームの後、以前話題になっていた梨泰院クラスを観てみたところ、あまりの面白さに止まらなくなりました。

まず、タランティーノ作品が大好きな私としては復讐物、というだけで興味深いです。
残酷さや熱さなど、視聴者の感情を大きくゆさぶるシナリオ。どの登場人物にも憎めない人間的な魅力があります。

そして、主人公チームが成り上がるにつれてゴージャスになっていくファッション!
特に主人公パク・セロイとヒロインのチョ・イソの衣装はシーンが変わる毎にファッションショーの様に切り替わり、楽しませてくれます。
このように衣装でも魅せてくれるというのは、以前観ていた女流チェス物語、クイーンズギャンビットにも通じるものがあります。

チェスでは誰にも負けたくない | クイーンズ・ギャンビット | Netflix Japan

この記事を書いている現在、第14話まで見終わりました。残りは2話。毎回衝撃的な出来事が起こる作品ですが、物語がどのような結末を迎えるのか、とても楽しみです。

梨泰院クラスは料理の物語でもあるので、物語内に美味しそうな韓国料理がたくさん登場します。
私もそれで影響を受け、初めてインスタントの辛ラーメンを買って食べてみました。

農心 辛ラーメン120g 20袋(5袋入×4)セット


調理方法は商品の袋に書いているとおりなのですが、お湯で麺、スープ、肉を茹で、野菜はレンジで蒸した物を乗せて食べるスタイルにしました。

辛ラーメン

辛いけど美味い!唐辛子のカプサイシンによって身体中の毛穴が開いたかの様に汗が出ます。
寒い時期には身体が暖まるのでなおさら良いですね。
ひとしきり、麺と具を食べたら、最後は残ったスープにご飯を入れておじやの様にして食べます。なかなか罪深さを感じる食べ方ですが最高に美味い!

まだ、なかなか韓国には旅行に行けないので韓国料理を食べて文化を味わいたいと思います。

Header image: Carla JankowskiによるPixabayからの画像 

Netflix『今際の国のアリス』B級感が面白いスナックムービー

最近Netflixで見ているドラマはこちらです。

『今際の国のアリス』

漫然と生きていたゲーマーが、友人2人と迷い込んだ異次元の東京。そこで次から次へと理不尽なゲームを突きつけられた彼らは、生きるか死ぬかの戦いを強いられる。

https://www.netflix.com

分かりやすく説明すると、『バトルロワイヤル』と『SAW』を足して2で割ったような内容。

残酷な描写も多いので、上記2作品がダメな人は見ない方が良いと思いますが、私はどちらも好きなのでこのドラマも結構楽しめています。

マンガ原作という事もあり、展開やキャラクターの個性の付け方など、マンガっぽさもあります。

素晴らしいメッセージや、社会性をはらんだ作品化と言われると、私が今見ている5話までの段階では(?)がつきますが、何も考えずに見られるのでスナックムービーとしてはとても良いです。

『キル・ビル』や『グラインドハウス:デス・プルーフ』などのタランティーノ作品が好きな人も、共通するB級感があるので楽しめると思います。

B級モノが好きな方はこの年末年始に見てみてはいかがでしょうか?

原作マンガ

今際の国のアリス(1) (少年サンデーコミックス) Kindle版

Header Image by Hermann Traub from Pixabay

関連記事

社会運動へと繋がるイギリスの実話ドラマ『ヨークシャー・リッパー: 猟奇殺人事件の真相』

ネトフリで大人気のチェスドラマ『クイーンズ・ギャンビット』が最高だった!

社会運動へと繋がるイギリスの実話ドラマ『ヨークシャー・リッパー: 猟奇殺人事件の真相』

Netflixでまた短編の海外ドラマを観ました。

ヨークシャー・リッパー: 猟奇殺人事件の真相(原題:The Ripper)

『リッパー』は、ジェシー・バイルとエレーナ・ウッドが監督を務めたイギリスの実話犯罪ドキュメンタリー。1975年から1980年にかけて、ウェスト・ヨークシャーとマンチェスターで起きた13人の女性の殺人事件を、ヨークシャー・リッパーとして知られる連続殺人犯によって再現した4部構成のミニシリーズである。このシリーズは、捜査官、ジャーナリスト、生存者、被害者の家族へのインタビューを通して語られている。

同シリーズは2020年12月16日にNetflixで公開された。

The Ripper (TV series):https://en.wikipedia.org/wiki/The_Ripper_(TV_series)

以下、軽いネタバレを含みます。

タイトルから、露悪的な話かと思ったのですが、そこはさすがのNETFLIX。良い意味で私の期待を裏切ってくれました。

クライムサスペンスと見せかけて、実はこの事件がフェミニズム運動の隆盛に火をつけるきっかけとなるようで、その展開が一番はっとさせられました。

近年の #me too のデモを彷彿とさせるシーンもありました。

全4話なので、ストーリー展開のお手本のような流れになっています。

  • 第1話:事件発生
  • 第2話:事件継続、捜査スタート
  • 第3話:犯人がヒートアップ、捜査が難航
  • 第4話:犯人逮捕。事件の詳細解明

誰が犯人なのか気になって一気に観てしまいました。

見終えた後に調べていて気づいたのですが、このドキュメンタリーの犯人が今年、コロナウィルスが原因で亡くなっていたそうです。

ドラマの方が先行して撮影していたのかもしれませんが、タイムリーなニュースです。

13人殺害の服役囚死亡 「ヨークシャーの切り裂き魔」―英(JIJI.com)

Header Image by Tim Hill from Pixabay

ネトフリで大人気のチェスドラマ『クイーンズ・ギャンビット』が最高だった!

Netflixで大人気の海外ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』を観ました。
この作品、もの凄く面白かったです!
概要はこちら

『クイーンズ・ギャンビット』(原題: The Queen’s Gambit)は、アメリカの配信ドラマである。冷戦期を舞台にチェスの天才少女を描く。

https://ja.wikipedia.org/wiki/クイーンズ・ギャンビット_(ドラマ)

面白かったポイント

絵作り:青みがかった映像がまずとても美しいです。

主役の演技:主役を演じるアニャ・テイラー=ジョイの演技、特に対局の時の眼差しにとても魅入られます。

チェスの緊張感:対局シーンではコマを動かす「カツン」という音だけが聞こえるのですが、それによって緊張感がとても伝わります

登場人物のファッション:60年代のファッションやインテリアが高いクオリティで再現されているので見応えがあります。
特にアニャが演じる主人公のハーモンがチェスの大会で勝つにつれて服装がゴージャスになっていくのでファッションショーの用に様々なファッションが楽しめます。

ブルックリン美術館では本作の衣装を解説と共に観られるVR展示を開催しています。

The Queen and The Crown: A Virtual Exhibition of Costumes from “The Queen’s Gambit” and “The Crown”
https://www.thequeenandthecrown.com/view

7話で完結するストーリー:1シーズン7話で原作小説の最終回まで展開して、ちゃんと終わるのでモヤッとする部分が無くて気持ち良いです。

アメリカでは、このドラマの影響でチェスセットの売り上げが上がったそうです。

年末年始に是非見て頂きたい作品です!

Header Image by PIRO4D from Pixabay