先日、とある企画をプレゼンテーションする機会がありました。

私はデザイナーという職業柄、作ったものをプレゼンする機会は多いのですが、企画のプレゼンはあまりやったことがなかったので、動画や、本を見てやり方を勉強しました。

その際に私が参考になったものをご紹介します。

まずはTEDの動画。

TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、カナダのバンクーバー(過去には米カリフォルニア州ロングビーチ、モントレー)で、毎年大規模な世界的講演会を主催している非営利団体のこと。

TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった。

TED (カンファレンス) – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/TED_(%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9)

TEDの動画は、プレゼンテーションの参考になる事は勿論のこと、自分の知らない世界について知ることができるので、聴いているだけでも面白いです。

その中で、私が特に参考になった日本人のプレゼンテーション動画を4つご紹介します。

1.植松 努『思うは招く』

北海道の町工場から宇宙開発に携わる、植松電機の専務取締役、植松努さん。

子供の頃に教師に言われた「どーせ無理」という言葉。全ての可能性を閉じてしまうこの言葉を無くしたい、という熱い想いが込められています。

2.高橋 晋平『新しいアイデアのつくり方』

株式会社バンダイでカプセル玩具の企画開発をしている高橋晋平さん。

誰にでもできるような、新しいアイデアを生み出す方法を紹介しています。玩具だけでなく、デザインの仕事でも応用出来そうな発想法だと感じました。

3.佐藤 卓『あ moment』

グラフィックデザイナーである佐藤卓さんによるスピーチ。

アイデアのきっかけを見逃さない様に、というメッセージを明快なプレゼンテーションで伝えています。

4.三好大助『自信』

バングラディシュで学生向けキャリアマガジンの出版事業をスタートアップした三好大助さん。

「自分に自信をつけるためには?」という誰もが抱く悩みに対して、三好さん自身の経験を元に伝えています。

プレゼンテーションの構成が非常に上手くて、抽象的なテーマでありながら、結論をズバッと出していて、納得させられました。


書籍は、本屋さんに行くと、プレゼンテーションの本がたくさん並んでいて迷いますが、まずは以下の本を読んで、より詳しく知りたい項目が出たら、それを掘り下げている本を買うのが良いと思います。

プレゼンテーションの教科書[第3版]:脇山 真治

DSCF0353

日経デザインの「教科書シリーズ」。

もちろん、この本だけでもプレゼンテーションの技術を構築できるような構成になっています。

第3版なので、上に挙げたTEDや、東京オリンピックの招致プレゼンに関してもその技術を解析して、考察しています。

上手い人がどうやってプレゼンテーションをしているのかを見る事はとても勉強になりました。

また、参考になるものがあったら追加していこうと思っています。

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