用賀のバーバーショップ『The Class Tokyo』で美しいフェードのクロップスタイルにしてもらった

〈2021.09.15 追記〉

こちらのお店、現在閉店してしまいました。記録のために記事は残しておきますが、ご了承ください。

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2020年11月に用賀にオープンしたバーバーショップ『The Class Tokyo Barber shop(ザ クラス トーキョー バーバー ショップ)』で髪を切ってもらいました。

Barber shop(バーバーショップ)とは?

直訳すると理容室ですが“今風のカッコイイスタイルにしてくれる理容室”という感じです。

私が好きなラッパーの舐達麻やRYKEYなどが、MR. BROTHERS CUT CLUBというバーバーショップでカットしているという事を知り、私もバーバーショップに興味を持ちました。

そんな矢先に用賀にもバーバーショップがオープン。

手入れが楽なかっこいい髪型にしたい
昔ながらの床屋ではセンスが不安
イマ流行りのガチガチのバーバーは少し入りづらい

https://the-class.tokyo/

というお店のコピーに惹かれ、昨年末に初めて利用してみました。

今日は2度目の訪問。前回同様、クロップスタイルにしてもらいました。

side
back

かなり満足な仕上がり!

店長の向濱さんは素晴らしい技術を持っていて、毎回美しいフェードカットを作ってくれます。

※フェードカット:刈り上げの長さをコントロールし、肌色〜グレー〜黒とグラデーションにすること

今回も良い感じの髪型にしてくれました。次回もぜひこちらでカットしたいと思います!

店舗情報

The Class Tokyo Barber shop
ザ クラス トーキョー バーバー ショップ
https://the-class.tokyo/

〒158-0097 東京都世田谷区用賀4丁目11−17 グリーンハウスNo.6 2F

※美容室 インセンス 用賀店の店舗内にあります。受付はインセンスと共通になっています。

私がブックデザインをする時に頻繁に見るデザイン参考書5選

私がブックデザインの仕事をする際に良く見るデザインの参考書を5冊、厳選してご紹介します。

1. 印刷用紙サンプルブック

印刷用紙サンプルブック

コート紙、微塗工紙、上質紙、など様々な印刷用紙の印刷サンプル集です。

主要な印刷用紙の現物が綴じられているので「この紙に印刷したらこう見える」ということが一目瞭然です。

用紙を指定する時に手元にあると大変参考になります。

印刷用紙サンプルBOOK 200種類以上の印刷用紙に、同絵柄・文字を刷って1冊に。

2. ブックデザイン365

ブックデザイン365

365冊(以上)の実際に販売されている本を例に使われている紙の仕様がデータとして記載されています。


本屋で販売されているものであれば、この本を参考に実物を見に行くこともできます。

また、様々なデザイン会社が手がけたものが一同に掲載されているので、よく使われる紙の傾向や流行をつかむことができます。

用紙だけでは無く、ニス引きや箔押しなど、印刷加工についてもデータが記載されています。

ブックデザイン365

3. 印刷発注のための紙の資料

印刷発注のための紙の資料

上記2冊に比べると地味な印象ですが、印刷発注に関する基本的な知識が載っています。

デザイナーとしては、この本に載っている内容は最低限把握しておかないと印刷会社や製本会社に失礼な指示を出してしまいそうです。そのくらい、大切な基本が載っています。

私も未だに悩むことの多い「紙取り」についても図版入りで書かれているのでわかりやすいです。

印刷発注のための紙の資料〈2018年版〉

4. デザイン解体新書

デザイン解体新書

この本は本当に良く読んだのでカバーを外した状態の写真となります。

装幀デザインやタイポグラフィで有名なグラフィックデザイナー・工藤強勝氏のデザインメソッドをまとめた本。

ブックデザインだけでなく、文字組みや色の話など、グラフィックデザイン全般のテクニックが紹介されているので、持っていて損の無い一冊と云えます。

ブックデザインとしては、工藤氏が使用するフォントや、実際の本の仕事でどのような紙を使ったか、加工などが詳細に紹介されています。

巻末付録に掲載されている、表紙や帯、カバーの基本的な版下サイズの計算方法が便利で、私もブックデザインの仕事で実際に活用しました。

デザイン解体新書

5. 文字組デザイン講座

文字組デザイン講座

こちらも工藤強勝氏によるデザイン本。より文字組(タイポグラフィ)にフォーカスした内容となっていますが、目次や索引など、ブックデザインで必ず発生する本文以外の付きものについて、デザインの考え方などが紹介されているのでとても役立ちました。

文字組デザイン講座

ブックデザインは実際に印刷してみるまで、紙の風合いやどのように印刷されるか、加工の仕上がりなどがなかなか想像がつきにくい部分があると思うので、今回ご紹介した本はそういった時に手助けをしてくれるものとなります。

Header: JayMantriによるPixabayからの画像

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【お知らせ】写真集製作に特化したInDesignワークショップで講師をします

2021年4月3日-4日の2日間に、東向島のReminders Photography Strongholdで開催される写真集製作向けのインデザインワークショップにて講師をつとめます。

2021年3月20日締め切りで参加者を募集しています。興味のある方は以下のURLをご覧下さい。

プロモーションムービー

翌週、4月10日-11日開催の製本ワークショップとも連動した内容になっているのであわせて受講するのがオススメです!!

2021年度ワークショップ第1弾としてインデザイン・製本ワークショップを開催いたします。
Reminders Photography Strongholdでは年に2回写真集制作ワークショップを開催しています。写真集制作ワークショップではプリントした写真素材等を使い、そこから編集し並びを作っていきます。
その次にインデザイン(アドビシステムズのDTPソフトウェア)を使って実際の仕上がりサイズを想定してレイアウト、出力、製本となり、更に内容やコンセプトを充実、発展させ、その作業を繰り返し、最終的に紙の選定や製本、完成まで、発展する内容との関係性を見極め詰めていきますが、より技術的な過程に興味があるという方も多々おられる様です。そういう反響を受け、今回はインデザインと製本のみに焦点をあてたワークショップを開催することとなりました。

インデザインも製本も、使い方や綴じ方の基礎を知っていれば自分の作品に応用させ、同じ道具と方法を使って完成形を独自のものにすることが可能になります。
今回は写真集制作に必要なインデザインを使った技術的な部分、そして最終工程である製本に特化したワークショップとなります。インデザインワークショップを受けられる方は、ご自身の写真素材をお持ちになって作業が行えます。
製本ワークショップも受けられるという方は、実際にインデザインから出力したものをそのまま製本ワークショップの製本にお使い頂くことが出来ます。

製本ワークショップのみ受講される方は、白紙で練習していきますので、今は作品がない、製本だけを学んでみたいという方でもご参加になれます。

写真集制作ワークショップやマスタークラスでも求められるスキルですので、将来的に参加を考えている方も是非ご検討下さい。

2021年:RPSインデザイン、製本実践的ワークショップ(応募締め切り3/20、先着順決定) | Reminders Project & Reminders Photography Stronghold

Reminders Project Stronghold
〒131-0032 東京都墨田区東向島2丁目38−5
map:https://goo.gl/maps/1KMX2EBEYXJnz3Pj9

2021.03.05.追記

定員に達したため申し込みは締め切りとなりました。

『未来へつなぐ千年桜』大沼英樹さんのフォトエッセイ集。ブックデザインしました

仙台在住の写真家・大沼 英樹さんによるフォトエッセイ集『未来へつなぐ千年桜』(玄光社刊)のブックデザインを担当しました!

大沼さんが震災から10年間撮り続けた東北の桜の写真と、復興に向かう人々のストーリーを綴った一冊です!

未来へつなぐ千年桜

本作り日誌:ナイロン樹脂へのサーフェイサースプレーがけ

3Dプリントした表紙のサンプルを白く塗り直す作業にトライ。

1.ナイロンプライマー

2.グレーのサーフェイサー

3.白のサーフェイサー

の順でスプレーしていく。

元の状態。このままだと素材感が強すぎた
グレーのサーフェイサーを数回かけたところ

プライマーが不十分だったのか、なかなかスプレーが乗らない…

白サーフェイサー(途中)

白いサーフェイサーは、スプレーして5分乾かし、またスプレー、という工程を6回くらい繰り返しましたが、まだ下地が見える。

調べたところ、白はファインサーフェイサーという仕上げ用のものだったようで、粒子が細かい分、ムラになりやすいとのこと。動画などを見るとモデルを手で持って、角度を変えながら吹いているのでそれを試してみようと思う。

サンドペーパーをかけたので明日さらに仕上げのスプレーをしようと思います。

2021.02.24追記

模型屋さんに聞いたところ、ムラが出たのは、グレーのサーフェイサーが不足しているから、との事。

まず、缶の振り方から教えてもらいました。

普通にシェイクするだけだと混ざらないらしく、天地を逆にして、さらに振るのが大事とのことです。

グレーのサーフェイサーを20〜15cm離してスプレー。

冬時期は一時間程度乾かして塗り重ねる方が良いそうです。

スーパーで魚を販売しているプラスチックトレーなどが質感が似ているので、それでテストしてみたらどうか?との事だったのでテストしてみたい。