神楽坂にあるフラスコというギャラリーで開催していたomotoさんの個展『omotoの身のまわり展 -わたしの村を考える。-』。
会期中に行われたフードユニット「つむぎや」さんによる週末限定のランチイベント『omoto村の寄り合いご飯』というごはん会に参加してきました。
つむぎやさんは男性2人組のフードユニット。
金子健一とマツーラユタカからなる野郎2人組フードユニット。
「食を通して、人と人とを、満ち足りたココロをつむいでいく」をモットーに、和食ベースのオリジナル料理を、雑誌やイベント、料理教室、ケータリングなどを通して提案している。
つむぎやとは | つむぎや http://www.tsumugiya.com/about/
私は以前、世田谷の『夏椿』で器の作家さんとコラボレーションしたランチイベントに参加したことがあり、その時に頂いた創作和食がとても美味しかったので、今回も期待して参加しました。
今回は「寄り合い」という事で、参加した人がおかずを持ち寄って良いという方式だったので、様々な料理が食卓を彩りました。
写真と共にご紹介します。
今回のごはん会は手巻き寿司スタイル。写真中央のおひつに入っているのは、酢飯ではなく、ごま油と塩で味付けされたご飯。のりに大葉とご飯を乗せてそこに様々なおかずを乗せて楽しむ「創作手巻き」。
私は酢飯がそんなに得意では無いので、このごま油の風味のご飯は、食べやすくてとても良かったです。ご飯そのままでも美味しい上に、色々なおかずと組み合わせても、おかずの味を邪魔しません。
つむぎやさんは勿論のこと、他の方の持ち寄りのおかずも美味しいものばかり、とても色鮮やかな食卓になりました。(私は持ち込み料理を作れなかったのですが…。)
使われている器も素敵でした。
手前のお皿は、ひじきと切り干し大根の、カレー風味の和え物。
菜の花のおひたしは持ち寄りのおかず。とても美味しかったです。
お麩の唐揚げ。衣には小麦粉ではなく、米粉を使っているそうです。衣をカリッと噛むと中はとてもジューシーで、それでいて油っこくなくて、とても食べやすかったです。
シメのイチゴと白ワインのスープ。とても爽やかな飲み心地でした。
手巻きというスタイルは、誰でも参加できるのは元より、お客さん同士が、「このおかずを組み合わせると美味しいよ」と話したりして盛り上がれるので、とても良かったです。
参加した方は、主婦や会社員の方、料理雑誌の編集をされていた方や、フードコーディネーターの方など、食に強い関心を持っている方ばかりで、持ち寄りのおかずもとても素敵でした。
またこのようなイベントがあれば、今度は是非私も持ち寄りのおかずを作って参加したいです。